番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20231027 > エピソード: 1674958

エピソード情報

放送局 NHK総合
プログラム名 チコちゃんに叱られる!
エピソード名 ▽漢字の書き順▽コーヒーの不思議▽布団のナゾ
カテゴリ クイズ・ゲーム
放送時間 2023-10-27 19:57:00 〜 2023-10-27 20:42:00
WireActionデータ更新時刻 2023-10-27 21:29:57

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=14712479]
オープニングトーク [topic=21810990] 詳細
[ 19:57:00 - 19:58:22 ] 82秒 詳細
チコちゃんが挨拶をした。ゲストは豊川悦司さんと本田望結さん。

(チコちゃんに叱られる!) [corner=14712967]
なぜ漢字に書き順がある? [topic=21811751] 詳細
[ 19:58:22 - 20:13:13 ] 891秒 詳細
チコちゃんが「なぜ漢字に書き順がある?」と聞いてゲストが答えを予想した。正解は先生が教えやすいから。広島大学の松本仁志教授によると漢字の書き順は昭和33年に当時の文部省が決めた。 日本初の公式の漢字の書き順が載っている「筆順指導の手びき」には書きやすさ・読みやすさ・覚えやすさを基準に881文字の書き順を掲載。江戸時代には書き順について書かれた書物があった。筆の流れに従えば自ずと書き順が決まったということもあったが明治時代になると鉛筆が普及し筆の流れを気にせずに書くようになったため書き順はバラバラになっていった。また本によって書き順はバラバラだった。当時の文部省に勤めていた沖山光は元小学校教師だった経験をいかし学年別漢字配当表を作った。沖山のもとへ「生徒によって書き順が違うため混乱している」と相談が入ったことがきっかけで書き順を決めることに。沖山は専門家を集めて委員会を開いた。しかし自分の書き順に信念を持った人たちの会議は毎回大揉めしある書道家は「私の流派の書き順を認めないなら切腹をする」という騒ぎにまで発展した。そこで同僚の江守賢治が書く順番を上から下、左から右など原則を決めたらどうかとアドバイスした。沖山はこのアドバイスをもとに筆順十の原則を考案。頑固だった専門家たちもルールを決めたことで理解も深まり最後はスムーズに書き順を決められた。漢字881文字は期間2年、会議約80回の末に完成した。「筆順指導の手びき」によると決まった書き順以外で書いても間違いではなく目的は先生が教えやすく子どもが書きやすいこと。松本先生によると書き順のテストで間違っても書き順は絶対的なものではないので怒らないでほしいとのこと。

(オープニング) [corner=14712979]
オープニング [topic=21811766] 詳細
[ 20:13:13 - 20:13:34 ] 21秒 詳細
オープニング映像。

(チコちゃんに叱られる!) [corner=14712981]
なぜコーヒーを飲むと目が覚める? [topic=21811767] 詳細
[ 20:13:34 - 20:25:40 ] 726秒 詳細
チコちゃんが「なぜコーヒーを飲むと目が覚める?」と聞いてゲストが答えを予想した。正解はカフェインが偽物の鍵になって眠気の鍵穴を埋めてしまうから。大東文化大学の福島洋一教授によると眠くなるのはアデノシンという物質が関係している。脳が疲れを感じるとアデノシンが生まれアデノシン受容体とくっつくことで眠くなる。カフェインはアデノシンと形がよく似ていてアデノシン受容体とくっついてしまう。するとアデノシンが入らなくなり眠気スイッチが入らなくなりその結果眠気が起きにくくなる。カフェインは眠気や疲れを一時的に感じにくくさせるが回復はしないためカフェインをとっても疲れはたまるので昼間は効果的だが夜にはおすすめできない。カフェインはとりすぎるとめまい・吐き気など引き起こす恐れがあるため1日の摂取量は成人400mgまで。18歳未満は体重1kgあたり3mgまで。カフェインが含まれる飲み物で最も多いのが玉露でカフェインが多く出て苦味が強くなる。ドイツの文豪ゲーテはコーヒーが大好きで化学者のルンゲにコーヒー豆の成分を調べるように依頼したところ1819年にカフェインが発見された。発見以前にも人々はカフェインの存在に気付きいろいろな方法で活用していた。6世紀頃のエチオピアでコーヒーの赤い実を食べ夜も眠らず跳びはねるヤギを見たヤギ飼いのカルディが試しに実を食べたところ力がみなぎりヤギと一緒に踊りだしたという伝説が残っている。17世紀ヨーロッパでコーヒーハウスが誕生し政治家や作家が議論を交わし商談などもコーヒー片手に行われた。保険や郵便の仕組みもコーヒーハウスで誕生した。福島先生が世界の変わり種コーヒーを紹介。「マザグラン」はポルトガルで親しまれるレモン入りコーヒー。「カイザーメランジェ」はオーストリアの皇帝が好んで飲んだ卵コーヒー。「カフェオスト」はフィンランド・カイヌー地域のチーズ入りコーヒー。
休憩中のコーナー [topic=21811781] 詳細
[ 20:25:40 - 20:27:52 ] 132秒 詳細
豊川悦司さんは吉本新喜劇が大好きだが関東の人は知らない人が多い、どうしたら全国区になりますか?と話した。チコちゃんは「豊川さんが広告塔になって広めて」と話した。豊川さんは新座長のアキさんの「いぃよぉ〜」というギャグを現場で使うと話した。
なぜ眠るときに布団をかける? [topic=21811784] 詳細
[ 20:27:52 - 20:37:09 ] 557秒 詳細
チコちゃんが「なぜ眠るときに布団をかける?」と聞いてゲストが答えを予想した。正解は巣穴に入ると安心するから。日本睡眠改善協議会の白川修一郎さんによると布団をかける理由の1つは睡眠中の体の周りの温度を保つこと。布団をかけないと体温を上げるためにエネルギーを使って眠りが浅くなる。2つ目は人間も動物として巣穴に入ると安心するから。巣穴に入るのは外敵から身を守る目的もある。寝ているときは動けず無防備になるが布団をかけることによって無意識のうちに身を守られている安心感がある。日本では布団が生まれる前からわらやイグサで体に巻き付けて寝ていた。平安時代、身分の高い人は「ふすま」と呼ばれる着物を羽織って寝るようになる。室町時代に外国からわたが伝わり「夜着」という着物の形をした現代の布団に近いものが誕生。江戸時代までほとんどの庶民はむしろやわらを身にまとって寝ていた。明治時代に外国の安いわたが流通し庶民にも布団が広まり畳の上に布団を敷く日本人スタイルが誕生。戦後になるまではワラなどで寝る人も多く現代の布団が広まったのは戦後。最近は重さで安心感を高めるウエイトブランケットが登場。寝付けない子どものためにスウェーデンで医療用に開発された。宇宙服の技術を詰め込んだオールシーズン快適な温度を保つ布団も。ドライアイスを置いても温度が下がらないエアロゲルの入った布団も。子どもが布団から出てしまうのは大人よりも基礎代謝・体温が高く暑いためで冬でもおなかを冷やさないようにすれば布団をかけ直す必要はない。