番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20231118 > エピソード: 1679507

エピソード情報

放送局 NHK総合
プログラム名 チコちゃんに叱られる!
エピソード名 ▽人間の赤ちゃん▽キャラクター▽エスカレーター
カテゴリ クイズ・ゲーム
放送時間 2023-11-18 08:15:00 〜 2023-11-18 09:00:00
WireActionデータ更新時刻 2023-11-18 09:32:46

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=14763452]
オープニングトーク [topic=21887400] 詳細
[ 08:15:00 - 08:16:20 ] 80秒 詳細
チコちゃんが挨拶をした。ゲストは漬け物にハマっているYOUさんと釣りに行って穴に落ちたミキ・亜生さん。

(チコちゃんに叱られる!) [corner=14763453]
人間の赤ちゃんが産まれてすぐ歩けないのはなぜ? [topic=21887401] 詳細
[ 08:16:20 - 08:28:04 ] 704秒 詳細
チコちゃんが「人間の赤ちゃんが産まれてすぐ歩けないのはなぜ?」と聞いてスタジオで答えを予想した。正解はお母さんを守るため。たんぽぽ白鳥夫妻にもわかるように山形県立保健医療大学の安保寛明教授が解説。スイスの生物学者アドルフ・ポルトマンは人間とほかの哺乳類の赤ちゃんがどれだけおなかの中にいるのかを平均寿命と比較した。馬は寿命に対して4%が母親のおなかの中にいる。人間はたった1%。馬の赤ちゃんがすぐ歩けるのは外敵から身を守るため。人間は二足歩行で骨盤の形が変わったため産道が狭くなった。そのためおなかの中で赤ちゃんが歩けるほど成長すると産道を通れなくなるほか圧迫してダメージを与えるため赤ちゃんは未熟な状態で産まれてくる。最近の研究では「お母さん限界説」という新しい説も登場。お母さんの脳が赤ちゃんの大きさに肉体的な限界を察知しオキシトシンを出した結果赤ちゃんが産まれてくるという。一緒に物や人を見て注意を向ける「共同注視」は人間独特の行動で脳がほかの動物より成長する理由の一つだという。赤ちゃんはお母さんの声かけと視線で目と耳から覚えていく。歩けない期間があるからこそ親たちからの働きかけで興味がわいたり学んだりし人間の脳はほかの動物よりも発達すると考えられる。未熟な状態で産まれるからこそ支え合って生きていく力を身につけていけるようになる。

(オープニング) [corner=14763454]
オープニング [topic=21887402] 詳細
[ 08:28:04 - 08:28:25 ] 21秒 詳細
オープニング映像。

(チコちゃんに叱られる!) [corner=14763455]
日本にキャラクターがいっぱいいるのはなぜ? [topic=21887403] 詳細
[ 08:28:25 - 08:41:14 ] 769秒 詳細
チコちゃんが「日本にキャラクターがいっぱいいるのはなぜ?」と聞いてスタジオで答えを予想した。2021年度の調査によると全国地域キャラクターの数は1,500体以上。正解は八百万の神様がいるから。法政大学の青木貞茂教授の解説。日本人は八百万の神様を信じていたのでキャラクターを受け入れやすい。ご神木やおいなりさんの狐など神様が宿るものとして崇め讃えられその後扇子や茶釜など月日の経った道具にも魂が宿ると信じられるようになった。道具に魂が宿る考えは世界でも非常に珍しく、キリスト教やイスラム教のような1つの絶対的な神様を信じる宗教ではなかなか受け入れ難い考え方です。また妖怪も信じることで様々な架空の存在が生まれ地震・洪水など自然の恐ろしさは妖怪のしわざだと信じられてきた。神様と妖怪を畏れ敬う考えが日本人の様々なキャラクターを生み出す力を育んだ。江戸時代後半には土木工事の技術が進み人間が自然をコントロールできるようになり妖怪への恐れもなくなり娯楽の対象となっていった。江戸時代の「画図百鬼夜行」では天狗やぬっぺっぽうなどが恐れられていた妖怪がユーモアのあるキャラクターになった。妖怪は一大ブームになりすごろくやかるたも登場しこれが日本のキャラクタービジネスの原型だという。葛飾北斎を始めとする多くの絵師が妖怪を漫画的に描き現在の漫画表現の元ネタとなった。「ゲゲゲの鬼太郎」や「妖怪ウォッチ」など今でも受け継がれている。明治になるとキャラクターが商品のパッケージを飾るようになり戦後、洋菓子店や薬局に店頭キャラクターが並びその後キャラクターそのものが商品となる。「ひこにゃん」「くまモン」などご当地キャラが誕生しゆるキャラと呼ばれている。ゆるキャラの名付け親・みうらじゅんさんの推しキャラ3選を紹介。1つ目は所在なさげに立っていて哀愁があったという鳥取のトリピー。デザインしたのが美大の同級生だったためゆるキャラ呼ばわりして叱られた思い出もあるという。2つ目は奈良・斑鳩町のパゴちゃん。パゴダ(仏塔)と柿を合体したキャラ。3つ目は広島のブンカッキー。紅葉と牡蠣のキャラで日本人は目と口がつけば魂が宿ると思うという。
休憩中のコーナー [topic=21887404] 詳細
[ 08:41:14 - 08:43:44 ] 150秒 詳細
ミキ・亜生さんは車から見える看板など見えたものをすぐ口に出してしまう癖があると話した。またエレベーターの沈黙に耐えられない、ロケバスでウクレレを弾こうと思っていると話した。基本静かだという岡村隆史からのアドバイスは「スイッチを完全に切る」と話した。
にらめっこ [topic=21887405] 詳細
[ 08:43:44 - 08:43:53 ] 9秒 詳細
チコちゃんがにらめっこをした。
止まっているエスカレーターをのぼると変な感じがするのはなぜ? [topic=21887406] 詳細
[ 08:43:53 - 08:55:38 ] 705秒 詳細
チコちゃんが「止まっているエスカレーターをのぼると変な感じがするのはなぜ?」と聞いてスタジオで答えを予想した。正解は考えない脳があるから。脳の情報処理のメカニズムを研究している五味裕章さんの解説。専門的には「壊れたエスカレーター現象」と呼ばれる。歩くときや自転車に乗るときは考えない脳が無意識にコントロールしている。止まっているエスカレーターを歩くとき、考える脳がエスカレーターが止まっていることを認識するが考えない脳がエスカレーターだから重心を前に倒そうと体を勝手に動かすことで変な風に体が動いてしまう。予想した階段の高さと実際の高さが違うため足がガクッと空振りする。一方で違和感がない人もいるがそれは止まっているエスカレーターの動きをよく学習している人たち。ヨーロッパでは止まっているエスカレーターが多いのでのぼるのに慣れると違和感がなくなるという。五味さんの研究によればエスカレーターと同じ高さの階段と手すりとステップを隠したエスカレーターをのぼった場合、違和感はないそうです。違和感の有無はエスカレーターに見えるか見えないかが重要。考えない脳を体感できるのがVRゴーグル。人の歩きに連動するチェック柄の壁の速度を速い映像に変えると歩行速度は遅くなり、歩く距離も短くなる。遅い映像を見ると歩行速度が速くなる。いつもと違う風景の流れを見ると考えない脳が歩行速度を調整するため。考えない脳があるからこそ人はスムーズに体を動かし生活することができる。五味さんのお気に入りはベルギー・アントワープの聖アンナトンネル内にある木製のエスカレーターで1933年に設置され観光客にも人気。