番組パラグラフ詳細
TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240525 > エピソード: 1718484 > コーナー:xxx > トピック:xxxx > パラグラフ: 22341549
パラグラフ
パラグラフID | 22341549 |
---|---|
コンテキストID | 19546735 |
放送時刻From | 2024-05-25 18:26:43 |
放送時刻To | 2024-05-25 18:32:16 |
WireAction更新時刻 | 2024-05-26 00:41:54 |
非表示フラグ | 0 |
パラグラフテキスト | 警視庁公安部のずさんな捜査も判明。逮捕から8か月後、内部告発の手紙が会社に送られてきた。手紙には、捜査の問題点を知っているある捜査員を法廷で証言させるべきだと書かれていた。大川原化工機・大川原正明社長は「非常にありがたい言葉。裁判を戦っていく中で、後ろで支えてくれる人がいる」と語った。社長らが国などに賠償を求めた裁判では、捜査を担当した警察官が法廷に立ち「まあ捏造」、別の警察官は「捜査幹部がマイナス証拠をすべて取り上げない姿勢があった」と異例の証言をした。輸出規制を所管する経済産業省が省令の不備を認め、捜査に消極的だったことが警視庁のメモから明らかになった。経産省担当者の発言「この省令には欠陥があるとしか言いようがない。警察が都合の良い事実のみ伝えているのではないかと感じることが多々あった」。だが経産省は、急に強制捜査を容認する姿勢に転じた。公安部・捜査関係者「あれが強制捜査に至るきっかけだった、経産省がお墨付きを与えてくれた。明確な根拠もないのにガサをすべきではなかった」。大川原化工機・元取締役の取り調べていた捜査員が調書を廃棄していた。この捜査員が部内の報告書に調書を誤って廃棄したなどと記したことについて、別の捜査員が「完全なる虚偽報告。どっちが犯罪者か分からん」と書き加えた。去年12月、裁判所は国などに約1億6000万円の賠償を命じた。しかし国などは判決を不服として控訴。警視庁のコメント「起訴が取り消しになったこと自体は真摯に受け止めている」。だがある捜査関係者は私たちの取材に対し「大川原は昔から中国とズブズブで真っ黒な会社。別の切り口から犯罪を立証できたかもしれない」と述べた。一方で、別の捜査関係者は「責任を感じている。正しい情報を把握できていれば捜査の中止も検討すべきだった」と本音を吐露した。良心のかしゃくにさいなまれていた捜査関係者もいた。捜査関係者「特定の捜査員が間違ったことをやり続けた。誰も声を上げることができなかった。被害者に本当に申し訳ない」と述べた。判決後の会見で大川原化工機・大川原正明社長は「自分たちは名誉回復できたからいいが、そうではない人がたくさんいると思う。謝罪がないと検証もない。何とかされるまでは言い続けたい」と述べた。 |
タグ
id | paragraph_id | kind | name | name_company | m_word_name |
---|---|---|---|---|---|
64656015 | 22341549 | company | 警視庁 | ||
64656017 | 22341549 | company | 大川原化工機 | ||
64656021 | 22341549 | company | 経済産業省 | ||
64656033 | 22341549 | company | 東京地裁 | ||
64656051 | 22341549 | name | 島田順司 | 大川原化工機 | 島田順司 |
CloudSearch格納データ
scene_bodyに記載の文字がキーワード検索の対象id | wa22341549 |
---|---|
episode_id | 1718484 |
article_title | 報道特集 / (特集) / “人質司法” 犠牲者の訴え |
scene_body | (特集) # “人質司法” 犠牲者の訴え # 警視庁公安部のずさんな捜査も判明。逮捕から8か月後、内部告発の手紙が会社に送られてきた。手紙には、捜査の問題点を知っているある捜査員を法廷で証言させるべきだと書かれていた。大川原化工機・大川原正明社長は「非常にありがたい言葉。裁判を戦っていく中で、後ろで支えてくれる人がいる」と語った。社長らが国などに賠償を求めた裁判では、捜査を担当した警察官が法廷に立ち「まあ捏造」、別の警察官は「捜査幹部がマイナス証拠をすべて取り上げない姿勢があった」と異例の証言をした。輸出規制を所管する経済産業省が省令の不備を認め、捜査に消極的だったことが警視庁のメモから明らかになった。経産省担当者の発言「この省令には欠陥があるとしか言いようがない。警察が都合の良い事実のみ伝えているのではないかと感じることが多々あった」。だが経産省は、急に強制捜査を容認する姿勢に転じた。公安部・捜査関係者「あれが強制捜査に至るきっかけだった、経産省がお墨付きを与えてくれた。明確な根拠もないのにガサをすべきではなかった」。大川原化工機・元取締役の取り調べていた捜査員が調書を廃棄していた。この捜査員が部内の報告書に調書を誤って廃棄したなどと記したことについて、別の捜査員が「完全なる虚偽報告。どっちが犯罪者か分からん」と書き加えた。去年12月、裁判所は国などに約1億6000万円の賠償を命じた。しかし国などは判決を不服として控訴。警視庁のコメント「起訴が取り消しになったこと自体は真摯に受け止めている」。だがある捜査関係者は私たちの取材に対し「大川原は昔から中国とズブズブで真っ黒な会社。別の切り口から犯罪を立証できたかもしれない」と述べた。一方で、別の捜査関係者は「責任を感じている。正しい情報を把握できていれば捜査の中止も検討すべきだった」と本音を吐露した。良心のかしゃくにさいなまれていた捜査関係者もいた。捜査関係者「特定の捜査員が間違ったことをやり続けた。誰も声を上げることができなかった。被害者に本当に申し訳ない」と述べた。判決後の会見で大川原化工機・大川原正明社長は「自分たちは名誉回復できたからいいが、そうではない人がたくさんいると思う。謝罪がないと検証もない。何とかされるまでは言い続けたい」と述べた。 # 警視庁 大川原化工機 経済産業省 東京地裁 # 村瀬健介(TBSテレビ), 山本恵里伽(TBSテレビ), 日下部正樹(TBSテレビ), 金平茂紀(TBSテレビ), 大川原正明(大川原化工機), 相嶋一登 |
publish_start_date | 1716625800 (2024/05/25 17:30:00) |
local_name | kanto |