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TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240229 > エピソード: 1700644 > コーナー:xxx > トピック:xxxx > パラグラフ: 22044096

パラグラフ

パラグラフID 22044096
コンテキストID 19244553
放送時刻From 2024-02-29 17:04:49
放送時刻To 2024-02-29 17:10:07
WireAction更新時刻 2024-02-29 17:28:55
非表示フラグ 0
パラグラフテキスト 政治倫理審査会。梶原解説委員は「政治倫理審査会とは国会議員が政治倫理の問題で政治的・道義的に責任があるかどうかを審査するため1985年、国会に設けられた。当時は政界の実力者だった田中角栄元総理が旅客機の選定をめぐる汚職事件で逮捕起訴され裁判で実刑判決が出たことから国会では政治倫理の確立が大きな課題となっていた。衆議院によるとこの際、審査会は国会の自浄作用として疑惑をかけられた議員が国会に対して弁明を行うということで設けられたもの。規定では傍聴は認めない非公開が原則で公開する場合は本人の意向を尊重されることが定められている。これまで本人が出席した審査会8回ある。今回自民党は規定をもとに非公開を主張したのに対して野党側は全面公開を求めたため開催に向けての協議は難航。過去には2002年7月の田中真紀子氏の場合は初めてテレビ中継が認められた。審査では新しい事実を明らかにするなど疑惑に答えようなどの姿勢も示したが田中氏は結果として疑惑が晴れないという印象を国民に持たれたなどとして議員を辞職した。こうしたケースが今回審査会の公開をためらう背景になったのではとみられる。岸田首相はきのう出席することを決め、驚きをもって受けとめられた。背景には審査会を公開するかをめぐって与野党の協議が膠着状態に陥って自民党は真相解明に後ろ向きだとの批判が高まっていたことなどがある。岸田首相は局面打開に打って出たと見られている。ただ、首相が国会対策に直接乗り出すのは異例。政権の厳しい状況の裏返しとも言えそう。きょうの審査会には岸田首相と二階派の事務総長を務めていた武田元総務相が出席。岸田首相の審査では今後の対応について一定の踏み込んだ発言もあったと。政治資金規正法をめぐって会計責任者のみならず政治家本人も責任を負うという内容改正については今国会で実現するよう進めるとした。また、関係者の処分については政治責任について党として判断していくとした。ただ、一方でどのような経緯で還流が始まったのかということをめぐっては自民党が関係議員などへの聞き取りをおこなって今月公表した報告書の内容を超えるようなものは見受けられなかった。今後野党側からは実態解明が不十分だという批判を招くことも予想される。あすは安倍派の幹部4人の審査が行われる。野党側はいつからだれの指示で還流が始まったのかなどについて明らかになることが必要だとしている。展開によっては野党側から予算委員会への参考人招致などさらなる対応を求められる可能性もある。政治倫理要綱を議決している、この冒頭では政治倫理の確立は議会政治の根本であると述べられている」などコメント。

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63624250 22044096 name 田中角栄元総理 該当なし 田中角栄
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63624348 22044096 name 西村康稔前経済産業相 自由民主党 西村康稔
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63624353 22044096 name 塩谷元文部科学相 自由民主党 塩谷立
63624357 22044096 name 高木前国対委員長 自由民主党 高木毅
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