| パラグラフテキスト |
吉本新喜劇の西川忠志さんが訪ねたのは大阪環状線玉造駅のほど近く。店を切り盛りするのは今回のキンゴジン光山加織さん。光山さんのお店で出しているのはフィッシュバーガー。なんと客がその日に入った魚からバーガーの種類を選べる。西川さんはタラのバーガー、アナゴのバーガーをいただいた。実は光山さんは20歳で歌手デビューした経歴の持ち主。実家は祖父が鮮魚店、父が割烹料理店を営む。歌手になりたいという光山さんに父はその道を目指せと応援。18歳で歌手を目指して頑張るが、25歳で自ら引退を決意。久しぶりに手伝った実家料理店。市場を歩いていて気付いたのは魚の豊富さ。そして売れ残ってしまう魚の多さ。まだ食べられるのにもったいないと光山さんはその活用法を考案。売れ残りは鮮度が落ちてしまうことが悩み。そんなときに思い出したのが父の口癖。魚は鮮度を見分けおつくり、焼き、煮つけ、蒸し、揚げの順に調理すればかならずうまいという。そこでフィッシュバーガーが誕生した。光山さんの金言は「魚でみんなHAPPY」。今日も出物の魚を探して市場めぐり、魚の魅力を広めたいと去年から始めたのが市場での買い物ツアー。これまでに26回開催し140人ほどが参加している。さらに子ども食堂で魚をだすことに。この日はタイめしとタラのシューマイ弁当。光山さんは持ち前のバイタリティーで魚を広める活動をしている。光山さんはいま父の提案でいわしのつみれバーガーを開発中なのだそう。 |