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会見に関して“NGリスト”が存在していたことがメディアを騒がせている。6日、FTIコンサルティングがコメントを発表している。「一部記者に関する資料は限られた時間の中で会見を円滑にするために作ったもので、ジャニーズ事務所は関与していない」とのこと。会見の司会を担当した松本和也氏は、“NGリスト”が手元にあったことを明らかにした。しかし、リストはないものと思い、司会進行をしたとのこと。会見で一部の記者を指名しないということに関して法的に問題はないのか。菊池弁護士は、「会見の時間配分などは、基本的には主催者が決定権を握っている。会見で当てられなかった記者がいても法的には問題ない」としながらも「倫理的な面でいうと、ジャニーズ事務所は危機管理を問われているので、こういったやりかたは問題がある」と話した。NGリストについては、城島さんも「聞いたときに耳を疑った」とし、「透明化が必要とされているなかで、絶対にしてはいけないことだった」「人としても企業としてもまっすぐさを考えていかなければ新体制も未来もない」と話した。良純さんは「ジャニーズ事務所がジャニー喜多川氏の行為を隠蔽する態勢をとってきたのは明らかで、2004年の最高裁の棄却のときに判決を報じなかったメディアの内向きな態度にも問題がある。今回、被害者が恐れているのはこの問題がまたクローズになること。会見を重ねることで、ひとつひとつ積み重なっているのではないか」と話した。菊池弁護士は「いま大切なのは、開示すること、隠さないこと。なんでも答えるというまっすぐな姿勢が、その企業を守ることになる」とし、「今回、こういったことが露見してしまったということは、まだ内向きな体質が残っているのかもしれない」と話した。また、株式会社TOKIOに関して、城島さんは「代表取締役は自分が持っていて、原資も3人で持っている」とし、マネジメントについては「今後はエージェント会社を通すのかどうかはまだ決まっていない」と話した。ファンや視聴者へのコメントを求められると、城島さんは「感謝の思いしかない」と話し、「連日、報道でお騒がせして申し訳ないと思うのと同時に、所属タレントは自分たちに何ができるのかを考えている状況。今後ともよろしくお願いします」と頭を下げた。 |