パラグラフテキスト |
ビッグモーターの和泉伸二新社長は国交省を訪れ、保険金の不正請求について法令違反にあたらないかどう聞きとり調査を行った。ビッグモーターの社内では社長の交代をうけてはやくも変化が起きている。今日取材に応じた現役の店長は給料に生活ができる基準にするため補填を入れることになったという。給料が営業成績大きく左右する仕組みのビッグモーターだが、売上の減少が見込まれる中で待遇面の不安を払拭する狙いがあるという。さらに昨日和泉社長が全社員に送ったメールでは社内の連絡手段だったLINEの使用を停止するとし、退会を指示した。憶測に現役の店長は、社内でとどまるはずの情報が出ているので証拠を消すためだということが分かるという。社長は社員の負担軽減が目的だとした上でLINEを消そうという意図はないと断言した。また新たな疑惑には去年ビッグモーターが行った内部調査で従業員から上がった証言では損害保険に送った調査報告書で上司の指示による不正請求との文言を多額の請求は従業員のミスによるものに変更されていたという。国交省は今後ビッグモーターに立入検査を検討し、法令違反があれば工場の業務停止などの行政処分をするという。 |