パラグラフテキスト |
埼玉県の県営プールで開催予定だった6つの水着撮影会に対し、施設監理団体が中止を要請した。中止を要請した理由は、利用予定の事業者が過去のイベントで違反をしたからだという。大野知事は、監督権限がある県として、施設を管理・運営する埼玉県公園緑地協会に中止要請の説明を求め、違反が認められていない団体にも中止を要請し、明確なルールがない施設もあったことから、問題がない乗車への中止要請は撤回すべきだと協会に指導した。今回中止になった「フレッシュ撮影会」は、中止要請に抗議し、撤回を求める署名運動を起こしていた。水着撮影会では、アイドルなどを囲んで撮影が行われる。参加費は、1~3万円前後だ。フレッシュ撮影会では、中止により、損害がキャンセル費用を含め800~1000万円にのぼる見込みだという。しらこばと水上公園では、服装やポーズなどに関して基準が設けられ、最終的な判断は職員に委ねられて、従わない場合にはイベントを中止するとしていた。大野知事は、公園緑地協会に対し、水着撮影会のあり方について、専門家を交え検討するよう依頼したとしている。松田は、プール開きの前に、施設を貸し出すことで、自治体にとって収益をあげる一つの機会であったと思うが、今後、ルールづくりをして、県民の理解が得られる範囲で、事業を行っていくことは重要だなどと話した。 |