パラグラフテキスト |
東京・品川区の青果店で発生した窃盗事件。今月20日午前1時頃、カギがかけられた店内の裏口のドアに異変が。ドアノブの下辺りに外から穴が開けられ黒い手が侵入。内側からカギに手を伸ばしドアを解錠。グレーのダウン姿で手にリュックを持ち店内に侵入した男。現金などを盗んだ疑いで昨日逮捕された職業不詳の野口勇樹容疑者。侵入後、店の金庫から現金17万円とキャッシュカードなどを盗んだとみられる。店長は「簡単に開けて入ってきたんでプロの泥棒なのかなという感じ。本当にやめてもらいたい。荒らされたのはお金が置いてあった金庫の中だけ」と話した。防犯カメラを見ても画面左側のレジには目もくれず右側の金庫がある場所へ向かう姿が捉えられていた。従業員は野口容疑者が下調べに来ていた可能性があるという。犯行現場の商店街から約8.5km離れた場所に住んでいた野口容疑者。近隣住民は「土地勘とか知り合いがいないと品川区中延に行くってことはないと思う」と話す。野口容疑者は調べに「記憶にありません」と容疑を否認。同じ品川区内では事件の3日後に寿司店で強盗致傷事件が発生。店に男が押し入り80代店主がナタのようなもので頭を切りつけられ店主は頭の骨を折るなど全治1カ月以上の重傷を負っている。寿司店と青果店の距離は約260m。警視庁は関連を調べている。 |