番組パラグラフ詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240702 > エピソード: 1328673 > コーナー:xxx > トピック:xxxx > パラグラフ: 18459095

パラグラフ

パラグラフID 18459095
コンテキストID 17510989
放送時刻From 2024-07-02 18:32:57
放送時刻To 2024-07-02 18:40:30
WireAction更新時刻 2024-07-03 09:50:40
非表示フラグ 0
パラグラフテキスト 旧優生保護法のもと、強制的に不妊手術をされた障害のある人たちが、国に損害賠償を求めている。最大の争点は除斥期間で、国は手術から20年以上経ったことを理由に、賠償を求める権利はないと争ってきた。大阪府に済む野村太朗さん(仮名・80代)と花子さん(仮名・70代)夫婦は、共に耳が聞こえず、不妊手術を受けたという。野村さん夫婦は1970年に結婚し、待望の第一子を妊娠したが、妊娠9ヶ月で赤ちゃんに異常があるとして帝王切開で出産し、赤ちゃんはその翌日に亡くなった。さらに、花子さんは帝王切開と同時に不妊手術をされたという。しかし、野村さん夫婦は長年その事実を知らされなかった。戦後最大の人権侵害と呼ばれる旧優生保護法のもと、不妊手術を受けた人は、約2万5000人いるとされている。2018年、他の被害者が提訴したが、そのときにはすでに手術から40年以上が経過していた。野村さん夫婦も国に賠償を求め提訴した。ただ、損害賠償請求権は不法行為から20年で消滅してしまうという除斥期間があり、それが最大の争点だった。一審の大阪地裁は敗訴だったが、二審の大阪高裁は「除斥期間をそのまま認めることは、著しく正義・公平に反する」として、全国で初めて国の賠償責任を認定した。しかし、国は判決を不服として、最高裁に上告した。そして、明日、最高裁の判決の日を迎えるが、野村さん夫婦は体力的に東京へ行くのは厳しいとして、大阪の報告集会で結果を聞くとしている。花子さんは「どんな判決が出たとしても、この苦しみは一生忘れられないと思います。1人目の子が亡くなったことも忘れられないし、この手術をさせられたことも一生悲しみ続けるんだと思います」などと話した。

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article_title newsランナー / (特集) / 最高裁があす統一判断 “戦後最大の人権侵害”の賠償責任
scene_body (特集) # 最高裁があす統一判断 “戦後最大の人権侵害”の賠償責任 # 旧優生保護法のもと、強制的に不妊手術をされた障害のある人たちが、国に損害賠償を求めている。最大の争点は除斥期間で、国は手術から20年以上経ったことを理由に、賠償を求める権利はないと争ってきた。大阪府に済む野村太朗さん(仮名・80代)と花子さん(仮名・70代)夫婦は、共に耳が聞こえず、不妊手術を受けたという。野村さん夫婦は1970年に結婚し、待望の第一子を妊娠したが、妊娠9ヶ月で赤ちゃんに異常があるとして帝王切開で出産し、赤ちゃんはその翌日に亡くなった。さらに、花子さんは帝王切開と同時に不妊手術をされたという。しかし、野村さん夫婦は長年その事実を知らされなかった。戦後最大の人権侵害と呼ばれる旧優生保護法のもと、不妊手術を受けた人は、約2万5000人いるとされている。2018年、他の被害者が提訴したが、そのときにはすでに手術から40年以上が経過していた。野村さん夫婦も国に賠償を求め提訴した。ただ、損害賠償請求権は不法行為から20年で消滅してしまうという除斥期間があり、それが最大の争点だった。一審の大阪地裁は敗訴だったが、二審の大阪高裁は「除斥期間をそのまま認めることは、著しく正義・公平に反する」として、全国で初めて国の賠償責任を認定した。しかし、国は判決を不服として、最高裁に上告した。そして、明日、最高裁の判決の日を迎えるが、野村さん夫婦は体力的に東京へ行くのは厳しいとして、大阪の報告集会で結果を聞くとしている。花子さんは「どんな判決が出たとしても、この苦しみは一生忘れられないと思います。1人目の子が亡くなったことも忘れられないし、この手術をさせられたことも一生悲しみ続けるんだと思います」などと話した。 # 最高裁 大阪地裁 大阪高裁 立命館大学 # 吉原功兼(関西テレビ放送), 竹上萌奈(関西テレビ放送), 犬山紙子, 神崎博(関西テレビ放送), 松原洋子(立命館大学)
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