番組パラグラフ詳細
TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240530 > エピソード: 1321125 > コーナー:xxx > トピック:xxxx > パラグラフ: 18350865
パラグラフ
パラグラフID | 18350865 |
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コンテキストID | 17394542 |
放送時刻From | 2024-05-30 07:22:03 |
放送時刻To | 2024-05-30 07:27:54 |
WireAction更新時刻 | 2024-05-30 13:32:06 |
非表示フラグ | 0 |
パラグラフテキスト | ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナでは、戦闘の長期化が妊婦や赤ちゃんに深刻な影響を与えている。キーウにある周産期センターではハイリスク出産の母親などを中心に受け入れている。軍事侵攻が始まって以来、母親が受けるストレスなどの影響で低体重児が増加しているという。侵攻前に比べ、去年の出生数は約3割減り、低体重児は約4000人増えた。キーウ州周産期センター・ナタリアヘインツ医長は「早産のほとんどがストレスによるもの。地下シェルターに長時間避難し緊張を強いられるなど要因はいくつかある」と話す。先月男児を出産した女性は8年間の不妊治療の末、侵攻下に妊娠し低体重児を出産した。女性は爆発音や防空警報が鳴るたびに恐怖を感じたという。赤ちゃんは通常よりも2か月以上も早く31周目で生まれたという。出産環境をいかに整えるかも課題。今年1月までに攻撃を受けた医療機関は1700ヵ所以上で、十分な医療を受けられない妊婦も少なくない。こうしたことからキーウ州周産期センターには安全な出産場所を求め各地から妊婦が集まってくる。ハイリスクな出産を控えるスベトラーナ。イェロチコさんは自宅がある北部チェルニヒウでは十分な医療設備が整わずセンターに来たのだという。取材の翌日スベトラーナさんは手術の末に男児を無事出産。その同じ日、チェルニヒウの中心部をロシア軍がミサイル攻撃。スベトラーナさんが3日前まで通っていた病院にも大きな被害が出た。こうしたセンターの活動を支えているのはUNFPA(国連人口基金)による支援。日本などが拠出した資金で医療品や低体重児を守る保育器などを提供している。移動式クリニックも各地に配備し、医師や医療機関が不在の地域に出向いてより多くの妊婦を支えようとしている。国連人口基金ウクライナ事務所・本田綾里は「たった一人で不安と孤独を抱えながら出産している女性たちも多くいる。そうした中でも“前を向いて家族を持ちたい”“みんなで生きていきたい”という希望を持って生きている」と話す。 |
タグ
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CloudSearch格納データ
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episode_id | 1321125 |
article_title | NHKニュース おはよう日本 / (ニュース) / 戦時下の出産 低体重の赤ちゃん増加 |
scene_body | (ニュース) # 戦時下の出産 低体重の赤ちゃん増加 # ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナでは、戦闘の長期化が妊婦や赤ちゃんに深刻な影響を与えている。キーウにある周産期センターではハイリスク出産の母親などを中心に受け入れている。軍事侵攻が始まって以来、母親が受けるストレスなどの影響で低体重児が増加しているという。侵攻前に比べ、去年の出生数は約3割減り、低体重児は約4000人増えた。キーウ州周産期センター・ナタリアヘインツ医長は「早産のほとんどがストレスによるもの。地下シェルターに長時間避難し緊張を強いられるなど要因はいくつかある」と話す。先月男児を出産した女性は8年間の不妊治療の末、侵攻下に妊娠し低体重児を出産した。女性は爆発音や防空警報が鳴るたびに恐怖を感じたという。赤ちゃんは通常よりも2か月以上も早く31周目で生まれたという。出産環境をいかに整えるかも課題。今年1月までに攻撃を受けた医療機関は1700ヵ所以上で、十分な医療を受けられない妊婦も少なくない。こうしたことからキーウ州周産期センターには安全な出産場所を求め各地から妊婦が集まってくる。ハイリスクな出産を控えるスベトラーナ。イェロチコさんは自宅がある北部チェルニヒウでは十分な医療設備が整わずセンターに来たのだという。取材の翌日スベトラーナさんは手術の末に男児を無事出産。その同じ日、チェルニヒウの中心部をロシア軍がミサイル攻撃。スベトラーナさんが3日前まで通っていた病院にも大きな被害が出た。こうしたセンターの活動を支えているのはUNFPA(国連人口基金)による支援。日本などが拠出した資金で医療品や低体重児を守る保育器などを提供している。移動式クリニックも各地に配備し、医師や医療機関が不在の地域に出向いてより多くの妊婦を支えようとしている。国連人口基金ウクライナ事務所・本田綾里は「たった一人で不安と孤独を抱えながら出産している女性たちも多くいる。そうした中でも“前を向いて家族を持ちたい”“みんなで生きていきたい”という希望を持って生きている」と話す。 # キーウ州周産期センター 国際連合人口基金 ロシア軍 # 三條雅幸(日本放送協会), 首藤奈知子(日本放送協会), 海老塚恵(日本放送協会), ナタリア・ヘインツ(キーウ州周産期センター), カテリーナ・レフチェニャ, スベトラーナ・イェロチコ, 本田綾里(国際連合人口基金) |
publish_start_date | 1717020000 (2024/05/30 07:00:00) |
local_name | kansai |