パラグラフテキスト |
この週末に行われた内閣支持率の調査では、「支持しない」が59%と上昇、「指示する」が下がっている。橋下さんは「日本国民の皆さんは賢明だと思う。政治家が『減税』というだけでは支持率は上がらない。まずこれが何のための減税なのかという目的がハッキリしていない。国民のみなさんが苦しんでいる理由は物価が上がって賃金が上がらないから。物価対策というのは物価で困っている人にサポートするのが物価対策。全員に一律、お金のあるところにもばらまくので、こんな事をすると国が間違ってしまう。あとは国がやらないといけないのは現役世代の負担軽減。少子化対策をずっと言っていた。大学まで全部無償化にしても3兆円くらいのお金でできるんですよ。そしたらそれだけ余裕があるならみんなに配るんじゃなくて教育大国を目指して国が全部面倒を見るっていうの、いまやろうと思えばできるんです。今回の減税は5兆円だから、国が2.5兆円、地方で2.5兆円で折半すればいける。それくらいのことを打ち出せば支持率は戻る」などと話した。石井さんは「今後も支持率が上がる見込みがないと言う人もいますがどう思いますか?」と聞くと橋下さんは「このままだと上がらないと思う。だからといって野党も上がる気配がない。なぜかと言うと増税と減税という言葉だけを捉えて矛盾って言うが、増税と減税って別に並んでも構わない。問題はこれだけのお金があるんだったら教育費を全部無償化に、高齢者にいっている何兆円という保険料をもう一度若者の方に戻しますよっていうくらいのメッセージを出せば高齢者からは支持を失うかもしれないが、現役世代をなんとかサポートするのが支持率回復の柱だと思う」などと話した。 |