パラグラフテキスト |
職業によって年金の制度が違うので結果的に受け取る額が違うという。22歳~59歳まで働き平均的な年収を得ていたと仮定すると会社員や公務員は年間約163万円もらえているが自営業やフリーランスなどは年間約76万円になる。違いは自営業などは国民年金で月1万6500円ほどを固定で納めて今だと月6万6000円ほど受給できる。一方サラリーマンの場合は年収に比例して納める保険料が変わってくるので沢山稼いだ人は沢山納めてその分沢山もらえる。国民年金基金は国民年金に厚生年金と同じように上乗せ出来る制度だという。国民年金基金の加入は任意だが、加入すると国民年金にプラスして厚生年金のように+αが貰える。掛け金の支払い額によって将来受け取る金額が変わり掛け金は自分で決められるが月の上限は6万8000円となる。加谷さんいわく日本の年金制度は現役世代が支払う保険料で高齢者の生活を支える仕組みで制度が破綻することはないとのこと。20年ほど前に40代で年収が約400万円の方は現在月に約15万円ほど年金をもらえているが今40代で約400万の年収だと将来の年収は約13万円に減る予想。年金には積立金があり給付に回す前に余っているお金は運用しているという。昔は安全第一で債権中心だったが安倍政権のときに株式の運用に転換しているとのこと。運用総額は219兆ほどあるという。現在、年金の運用はGPIFが行っているとのこと。 |