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「ビッグモーター」店舗周辺の街路樹が枯れるなどしている問題の続報。今日、警視庁と神奈川県警の捜査員約40人が、東京・六本木ヒルズにあるビッグモーター本社に家宅捜索に入った。捜索は、店舗周辺の街路樹を枯らすなどした器物損壊の疑いで行われていて、警視庁などは本社も関与した可能性があるとみている。街路樹に関しては「環境整備点検」と呼ばれるものが問題になっている。チェック項目を見てみると、「店舗前の歩道10メートルは雑草がなく掃き清められているか?」「改善傾向が見られない場合が店長交代」などの記載があった。捜査関係者によると、警視庁が店舗幹部に事情聴取したところ、「本社からの具体的な指示はなかった」という指示の説明をしているとのことだが、警視庁は、この「環境整備点検」などから、本社の指示があった可能性もあるとみている。ビッグモーターに問い合わせると、「捜査中につき回答を控えます」とのことだった。警視庁は被害届の受理から10日後という早期の捜索を実施。その背景については、ビッグモーターが近々移転するという情報を把握したためではないかとみられている。ある捜査幹部は「証拠を隠滅するのではないかという懸念もあった」としている。 |