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記録的大雨から今日で1週間。茨城県では、住宅の浸水被害が1100棟を超え、住宅に流れ込んだ泥や水に濡れた家具などの片付けが進んでいないことが大きな課題になっている。記録的大雨の影響で、県内では男性2人が死亡したほか、2人がけがをしている。住宅の浸水被害は1100棟を超え、床上まで水に浸かった住宅は510棟。北茨城市が265棟、高萩市が162棟、日立市が74棟となった。日立市を中心に調査が進むにつれ、今後も被害が増える可能性がある。3つの市の災害ボランティアセンターなどによると、浸水被害で泥のかき出しや、家具を外に出してほしいという相談が相次いでいるとのこと。一方、派遣されるボランティアは、3市とも50人程度の日が多く、相談件数の増加にボランティア人数が追いついていないのが現状。また、ボランティアを頼んだ方がよい浸水被害でも、遠慮して申請をためらう住民も多いという。災害ボランティアセンターでは、潜在的なニーズがまだあるとみている。茨城県の各市では、明日からの3連休でボランティアが集まり、復旧作業が進むことに期待をしていて、件が水戸市と北茨城市や高萩市を結ぶ災害ボランティアバスを運行するなど、受け入れ体勢を強化することにしている。 |