パラグラフテキスト |
神奈川県横浜市・伊勢佐木町の7丁目商店街の祭りに出店する露天商を取材。夏祭りは月に4日ほど開かれ、約50の露店が並ぶ。親子3代でベビーカステラ屋台という店主に密着すると、他にもたこ焼き・せんべい・おもちゃなどの店を出すことがある、各地で店を出しており季節や客層によって変えていると述べた。ベビーカステラの生地作りは当日の昼に行い、大量の卵を夫婦で片手で割っていく。2月の休み以外は全国で祭りがあるという。各地の祭りの出店のために営業許可が必要で、警察などに出す書類は休みの日に準備している。露店のテントは午後3時から設営、午後5時に営業開始。母親も隣にテントを出し、プールに光る玉を浮かべた「宝石すくい」を営んでいた。当日は一時雨が降ったが、4時間近く盛況となった。他の店の店主たちからは、お客さんと触れ合うのが楽しくて続けている、物価が上がっても値段は上げず代わりにバイトをして工面しているといった声が聞かれた。午後9時に閉店、周囲の清掃は店主たちが共同で行っている。スタジオでは、ひとりの露天商がいろいろな店を出していることに驚いた、店を出さない日も準備をしていることに感心したなどと話した。 |