パラグラフテキスト |
千葉県・長生村議会の東間永次議長が4月7日に村職員に対して暴行を加えた疑いで5月16日に逮捕された。その後略式命令で罰金20万円が課され、今月20日に議会で議員辞職しない意向を示している。東間議長は当選回数9回・議員歴33年のベテランで、事件当時歓送迎会の帰りに車を運転していた女性職員に対して左腕を殴る・シートベルトで首を絞めるなどの暴行を加えて怪我を負わせた。東間議長は逮捕当初容疑を否認していたが、検察から暴行時の音声データを聞かされ一転して容疑を認めた。長生村議会は5月30日に東間議長に対する辞職勧告決議を全会一致で可決し、一昨日は逮捕後初めて議会に出席した東間議長に対し2回目の辞職勧告決議が賛成多数で可決された。東間議長は議員活動の継続について議会冒頭に謝罪した上で「後援会と支援者に相談したところ、信用を得るために議員活動を務めるようにアドバイスされた」と説明し、罪状認否について一転して認めたことについては「酒によって記憶にないが、状況的に自分しか暴行していないので認めた」と説明している。また議員活動継続にあたって被害者と役場で鉢合わせになる可能性があると指摘されると「建物内では極力下を向きながらその人と出会わないように移動する」などと説明し、役場側は「女性職員には鉢合わせを避けるために庁舎外の施設で業務にあたってもらう可能性もある」と被害者に負担を強いる方法を説明していた。 |