パラグラフテキスト |
今月2日、愛知県豊川市の緊急避難場所で、駐車場が冠水し、車から出られなくなった人もいたという。1階玄関部分には、水が入ってきたという。全国の指定避難場所約7万9000か所の内、2万4254か所は、浸水想定区域内にあるという。金井は、浸水想定区域外に避難所があると、区域内の住民は遠くに避難しなければならず、区域内に避難所があれば、すぐに避難所に到達することができるなどと話した。2日の雨では、全国計138の公立学校施設で、床上浸水などの被害が確認されたという。豊川市の避難所となった小学校では、前の道路が冠水し、複数の車が立ち往生した。学校入り口にある駐車スペースにあった避難者の車も冠水し、ブレーキをかけると異音がするようになったという。金井は、水害時には、車での避難は推奨されておらず、車で避難する場合は、早めに行動し、浸水が想定されていない場所まで持っていく必要があるなどと話した。避難所の体育館では、複数の雨漏りが発生していたという。金井は、垂直避難先としての一時的な避難であれば、多少の不便は我慢して利用する必要があるなどと話した。ハザードマップでは、河川が氾濫する外水氾濫を想定していて、内水氾濫の浸水想定は掲載されていない。自治体によっては、内水氾濫用のハザードマップを制作しているところもあるという。立岩は、水の中で浮く車など、水害時に、車が害にならないような移動手段の確保も必要ではないかなどと話した。金井は、車での移動が必要な人は限定的であり、早く逃げなければならない人が早く逃げられる仕組みづくりが必要だなどとはなした。 |