パラグラフテキスト |
6月1日はウクライナでこどもの日とされている。ウクライナのキーウではロシア軍のミサイル攻撃で9歳の女児が死亡した。女児は避難の途中だったという。キーウ市当局はこどもの日関連行事をすべて中止した。子供の犠牲が増えているウクライナ侵攻。去年2月以降、子供484人が死亡、992人が死亡したと発表。激戦地などでは情報収集が困難なためさらに多くの数であるという。また精神的においつめられ苦しんでいる子どもたちもいる。国連はうつなどに直面している子どもたちは150万人ほどいると推計する。さらにウクライナはロシアによる子供の連れ去りがある。サマーキャンプとよばれるところに滞在したあとウクライナに戻れない子どもたちの数は16000人ほど。このうち政府が連れ戻せた子どもたちは300人あまりだ。もどってきた子どもたちは施設でロシア語などを学ばされたと証言している。この問題をめぐり、ICCは今年3月、戦争犯罪の疑いでプーチン大統領に逮捕状を出した。プーチン大統領はロシアでも”子供の日”いうことで子沢山の過程に賞をだしたという。ウクライナの子どもたちが苦しんでいる様子はプーチン大統領の目にどううつっているのか…。 |