パラグラフテキスト |
今回の統一地方選挙はプロジェクトとして初めての市議選。そこで候補者に独自のインタビューを行い、有権者に人柄などを伝えることに。動画はインターネットで公開。9割の候補者が撮影に応じた。候補者には、街とのつながりを感じづらい“若い世代“が投票へ行く意義も尋ねた。候補者から集めたメッセージはSNSに投稿。選挙に行くきっかけの1つにしてほしいと考えている。国政選挙に比べ、投票の判断材料が少ないと言われる市議選。そこで市議会で行われた一般質問をデータベース化し、議員の活動実績を可視化する取り組みを行った。4年間の質問1000件以上を手分けして入力。一般質問の発言をキーワードで検索でき、全ての議員の質問項目が表示される。質疑内容も表示でき、各議員の取り組みの違いを比較できる。公平を期すため、新人候補の場合は代わりに重点政策を掲載し公開。そして迎えた投票日。サイトの閲覧数は16000を超えた。掲載された情報をもとに投票に行ったという人も。そんな国分寺市議選の投票率は49.29%と前回比より1.5ポイント上昇した。鈴木さんは「普段から地域全体で選挙や政治について、気軽に話せる環境をつくることが必要」と話している。 |