パラグラフテキスト |
東さんは京都・宇治市の岩井製菓にお邪魔している。いまあめをねっている作業をしている。水飴と砂糖を合わせたものを一度160度まで温めて、そこにイチゴの香料を混ぜて職人さんが練り上げている。あめはスピードと温度管理が命だそうで、ちょっとでも遅くなるとひび割れたりあめのツヤがなくなったりする大変習得が難しい工程。練っているあめは100℃を越え、ものすごく熱いそう。重たさもあり力仕事でもあるという。温度計を使わずに職人さんが見た目・手の感覚で全てタイミングをはかっているという。手作業てつくる飴を岩井製菓さんはやっていて3000種類以上の飴を作っている。例えば宇治抹茶の飴を作って欲しいというお願いに対しても手作業で抹茶を使い作る。次に今回はいちごみるく飴を作っているのでミルクとクエン酸を混ぜていく。この飴から約3700個~3800個の飴が完成するという。職人さんが飴を練ると少しずつ色が変わってきた。味見をさせてもらった東さんは「あっつい。口の中で固まっていく。飴のほうが温度が高いので口の中で固くなる。でもすごく美味しい。」とコメント。次は飴を引き伸ばす工程に入る。飴を引き伸ばす工程では中に空気を含むことにより口溶けがまろやかになり、色合いもクリーミィなパステルカラーに変わっていくそう。 |