パラグラフテキスト |
ぼうさい探検隊の今年度の応募作品は1179点でうち1つを紹介する。埼玉県蓮田市の小学生が地元の洪水危険地帯を調べて大きな地図を作った。子供達がマップを作るのがどう防災に繋がるのか小学生2人の取り組みを見ていく。小学4年生の蕪木陸君と小野統陽君。統陽君のお母さんがぼうさい探検隊の取り組みを知り子供達に持ちかけた。中央を大きな元荒川が流れる蓮田市で、元荒川に流れ込む磯川周辺のエリアは洪水のリスクが高く何度も浸水被害が出ている。夏休みから初め製作期間は3か月この対策をどう作ったのか教えてもらった。まず市のハザードマップを調べどの場所が危険なのか地図に書き込んだ。地図に書いた危険箇所を現地調査した。磯川沿いを調査すると住宅街の間に謎の窪地を発見した。蓮田駅のほど近くには九分地がある中には謎のパイプがあり隣にはポンプがあった。蓮田市役所に向かい道路課で謎の窪地や機械について尋ねた。ポンプは小さな川から元荒川へ排水するポンプで、窪地は水を貯める調整池でこの施設は排水機場と呼ばれるもので、蓮田市の至るところで洪水を防いでることが分かった。そして現地調査や聞き取りで分かったことをマップに盛り込んで完成。謎の存在だったポンプや窪地の役割が地域を守る大切な装置だと発見した。審査員長の室崎益輝さんは子供達が子供達が自分で考え気がつくことが重要だと考えている。 |