パラグラフテキスト |
演劇界のセクハラ防止や福島第一原発事故訴訟に取り組んでいた馬奈木厳太郎弁護士からセクハラを受けたとして、舞台俳優の知乃さん(25)は、1100万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。知乃さんは、生涯弁護士として活動しないことを求めたい、私は悲しんでいるとかはありません、非常に怒ってしますとコメントした。知乃さんは2018年、演劇界などのセクハラ・パワハラをなくす会を設立し、馬奈木弁護士が顧問を務めていた。知乃さんは、弁護士業務の継続と引き換えに性的関係を求められたと主張。これまでセクハラ撲滅を訴えていた馬奈木弁護士は、過去に「被害を被った人たちが声もあげられない 声を上げた結果として再び被害を受けることは看過できないという思い」などと発言していた。馬奈木弁護士はおととい、自身がセクハラを行っていたとウェブサイトで告発して謝罪していた。馬奈木弁護士について、知乃さんは、「演劇界でビッグネームと言うか権威を持っていたこと、私は上昇欲求を持っていたこと 演劇界で絶対に売れたいと当時思っていた それを利用された、利用してやろうと思ったんだろうなと」話した。弁護団は依頼人と関係を持つことはあるまじき行為だとして今後法廷で責任を問うことだとしている。 |