パラグラフテキスト |
馬奈木厳太郎弁護士は元々福島原発事故の被害者を救済する訴訟の事務局長を担当していたり、演劇・映画界のセクハラ撲滅運動の陣頭指揮をとっていた。ご自身も2018年にセクハラ撲滅への思いとして「告発して自分が不利益を受けることはないんだよと声をあげていんだという環境を整備したい」と言っていたが、舞台俳優の知乃さんにセクハラを働いた。知乃さんはある演出家によるセクハラ被害のことで訴訟の代理人で馬奈木弁護士がついていた。おととい馬奈木弁護士が公表した文書があり、その中で「依頼を受けていた裁判の対応にまで言及してその方を追い込み苦しめた」としている。実際に2人のLINEのやり取りが明かされた。馬奈木弁護士と夜会うことを避けようとしているが、それに対して、馬奈木弁護士は裁判の事を持ち出し断りづらくしていた。その後、意に反する性行為の強要をした。知乃さんは馬奈木氏に求めることは「生涯弁護士として活動しないということを求めたい。非常に怒ってます」とし、1100万円の損害賠償請求を行う。三輪さんは「この件に関していうと、認知の歪みというのが馬奈木さんの文言にも出てくるんですけど、その認知の歪みがどこから来るのかを本当真摯に反省して向き合って欲しいと思う。一方で、ここまで話題になるのはなぜ弁護士が、こういう活動してる人がなぜというところにあると思うんですけど、同じ業界にいる一個人としては私達の業界が決してクリーンではないというのを私個人としては感じてる。そういう私達の自分たちの業界が勉強して頭では分かってるけど、自分の身になってないというのを顧みないといけないと思ったし、ごめんなさいと言ったって被害者の心の傷はずっと残るわけですよ」などと話した。 |