| パラグラフテキスト |
DZHフィナンシャルリサーチの東野さんの日経平均予想レンジは27550円～27800円。東野さんは「米株上昇による安堵感、円安で景気敏感株中心に買い優勢のスタートが予想される」などと述べた。注目ポイントは「3月相場への期待と不安」。東野さんは「2月のISM製造業景気指数は低調だったが中国の製造業PMIは改善して10年ぶりの水準と対象的な動きとなった。日経平均が下げる場面では上海総合指数が下値を支えてきた。中国頼みが伺える。PBR1倍割れの企業を含む業種が上位に目立つ。1倍を上回る業種でも機械や電気といった中国の景況感と関係が深い業種が入っていて、年初から中国の景況感改善を織り込む動きが続いている。中国の景況感改善は期待となる。アメリカの金利動向に株式市場がかく乱させられる不安はある。アメリカの長期金利がこれ以上上がると株価の上値をおさえる不安はある。10年債利回りは12月の水準を上回っていて4％台にのせる。相対力指数は12月の水準を上回れずピークアウトの兆候。相対力指数が先にピークをうつ先行サインとなった経緯がある。3月は低下する局面入りを予想できる。過去、日経平均は高値と安値の幅が大きくなりやすい、株価は以外と上昇する局面もある」などと述べた。 |