番組詳細

[ 04:15:00 - 04:15:33 ] 33秒 詳細
きょうから、国連本部で首脳演説が始まる。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、イスラエルとハマスの衝突は、終わる兆しが見えない。真価が問われている国連に対する批判と期待を現地から伝える。

[ 04:15:33 - 04:15:43 ] 10秒 詳細
オープニング映像が流れ、酒井美帆キャスターらが挨拶した。

[ 04:15:43 - 04:15:50 ] 7秒 詳細
「24日も攻撃の応酬続く」などのラインナップが流れた。

[ 04:15:50 - 04:18:40 ] 170秒 詳細
イスラエル軍によるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対する大規模な空爆。23日以降の空爆による死者は500人以上にのぼっている。国連総会では日本時間の今夜各国の首脳らによる一般討論演説が始まっている。23日、レバノン南部で撮影された映像には住宅地から白い煙が上がっている。23日の正午ごろから住宅地でも空爆が始まり町は突然の攻撃で混乱しているという。イスラエル軍は23日ヒズボラの標的を約1600か所空爆。レバノン保健省によると23日以降の空爆による死者は女性94人子ども50人を含む558人。24時間のうちにイスラエルは、1100回以上の攻撃を行った。イスラエルは、ヒズボラの拠点とされる北側の高原も攻撃すると発表した。イスラエル軍の報道官は、多数の死者が出た原因について、空爆でヒズボラが民家に隠したミサイルやロケット弾が誘爆を起こしたためとして、責任はヒズボラにあると主張した。現地では24日も、イスラエル軍がヒズボラへの空爆を続ける一方、ヒズボラは、イスラエル北部の軍事施設に向けてロケット弾を発射し、攻撃の応酬が続いている。

[ 04:18:40 - 04:20:42 ] 122秒 詳細
日本時間今夜10時から、各国の首脳らによる国連総会の一般討論演説が始まる。初日は、イスラエルの同盟国アメリカとヒズボラの後ろ盾となっているイランの双方首脳が演説する予定だ。イランのペゼシュキアン大統領は記者会見で、イランは戦争は望んでいない、仕掛けているのはイスラエルだと述べた。7月に、イランを訪問中だったハマスの最高幹部が殺害されたことについては、報いを受けずには済まされないなどとし、イスラエルに報復する考えを改めて示した。アメリカ国務省の高官は23日、イスラエル軍がレバノンへの地上作戦を行う可能性について、イスラエルの準備を誰もが深刻に受け止める必要がある、地上作戦が地域の緊張を緩め、暴力の連鎖を止めるものになるとは思わないなどとし、イスラエルに自制を求めた。フランスは、今週中にも国連安保理の緊急会合を開催するよう要請したことを明らかにした。

[ 04:20:42 - 04:23:05 ] 143秒 詳細
イスラエル軍が大規模な空爆を始めたことで、攻撃の応酬がさらに激しさを増し、本格的な紛争に発展する可能性もあるという。現地では、イスラエル軍がレバノンに地上侵攻するという見方もある。イスラエルは、必要なら何でも行うという立場を示している。地元メディアは、激しい攻撃を加えることで、ヒズボラに、攻撃を控えさせる狙いがあると伝えている。ヒズボラは、いまのところ、標的はイスラエル軍の軍事施設にとどめているが、攻撃の回数を増やしている。イスラエルは、一連の大規模な空爆について、ヒズボラによる攻撃の兆候があったとして、自衛のためのものだったと主張している。ヒズボラが民間住宅などに兵器を隠していて、そうした建物への攻撃はやむを得ないとする一方、事前に住民に退避を通告するなど、民間人の犠牲を減らす努力もしていると国連の場で改めてアピールすることになる。田村は、同様の主張は、ガザ地区での軍事作戦でも行っていて、国際社会の懸念を払拭するには至っておらず、イスラエルとしてはヒズボラの脅威を徹底的に排除するとして、今回の作戦を強硬に進めるものとみられるなどと話した。

[ 04:23:05 - 04:30:59 ] 474秒 詳細
（中継）ニューヨーク・国連前。ウクライナやガザで戦闘が長期化し混迷を極める世界、こうした中今存在意義あ問われているのが国連。間もなく国連総会で各国首脳による演説が行われる。きょうはブラジル・ルーラ大統領、米国・バイデン大統領、トルコ・エルドアン大統領、イラン・ペゼシュキアン大統領が演説予定。問われているのが国連の憲法ともいえる「国連憲章」。ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの衝突はこの国連憲章を踏みにじっていると指摘されている。3か月前までOCHA（国連人道問題調整事務所）のトップを務めたマーティングリフィス前国連事務次長は退任時の記者会見で“国連憲章がまもられていない”と世界の首脳達に苦言を呈した。OCHAは先月、「人道のために行動を」と題した世界の首脳に呼びかける動画を公開。政治権力者が約束を守っていないと批判した。グリフィス氏は動画の背景には人道支援の現場で戦争を止められない世界の首脳たちに強い不満があると指摘。グリフィス氏は国連加盟国の首脳たちの責任を指摘。指導力・対話の欠如によって国際社会は分断され、国連の安全保障理事会は機能不全に陥っていると批判していた。

[ 04:30:59 - 04:36:34 ] 335秒 詳細
常任理事国が拒否権を行使した場合10日以内に国連総会を開き説明を要求する拒否権イニシアチブが、総会の総意として採択された。リヒテンシュタインのウェナウェザー国連大使は、国連改革のし掛け人として知らない人はいない。大使はこの決議で国連総会の力が強くなったという。今月には、パレスチナの国連加盟についてアメリカが拒否権を行使したのに対し、国連総会は加盟支持の決議を賛成多数で採択した。その結果、パレスチナ代表の席が加盟国と同列の扱いになった。ウェナウェザー大使は、拒否権の行使に対抗し国連総会は独自の決定にも踏み込むべきだと考えている。ことし4月、北朝鮮に対する制裁実施状況を調査してきた安保理の専門家パネルがロシアの拒否権で活動停止となった。大使は、安保理に代わり国連総会が専門家パネルを設置すべきだという。拒否権イニシアチブが採択された後も、拒否権の行使はこの2年余りで10回を超えていて、乱発を止める決定打にはなっていない。

[ 04:36:34 - 04:39:46 ] 192秒 詳細
国連総会の決議そのものには法的な拘束力はない。先週パレスチナがイスラエルによる占領政策に終結を求める決議を提出した。国際司法裁判所が占領政策が違法だとする意見を出したのを受けて、国連総会が賛成多数で決議された。これまでと違うのは、裁判所の決定に基づく決議だということ。これからも総会に訴える動きが増えていく可能性がある。紛争当事国が投票を棄権すると同時に、安保理の決定は常任理事国の同意投票が必要となる。ロシアは同意が必要だと解釈されている。おととしには、これを拒否権の濫用だという共同声明を50カ国が出している。国連は来年80周年を迎える。

[ 04:39:46 - 04:41:05 ] 79秒 詳細
ゼレンスキー大統領は国連総会への出席やバイデン大統領との会談のため米国を訪問している。ABCテレビのインタビューに応え自ら策定の勝利計画について「戦争の終結に近付いている」などと述べ米とその同盟国に支援を強化するよう訴えた。

[ 04:41:05 - 04:41:46 ] 41秒 詳細
ウクライナの首都キーウでは移動手段を支援するために日本が供与の医療機材の引き渡し式が行われた。医療機材はMRI・手術用顕微鏡など高度な医療に必要なもので、東部・南部の基幹病院など30か所に送られる。

[ 04:41:46 - 04:43:16 ] 90秒 詳細
ウクライナ公共放送は負傷した兵士にメンタルケアを行う取り組みを紹介している。

[ 04:43:16 - 04:43:56 ] 40秒 詳細
米国中西部の道路でおぼつかない動きを見せる車にパトカーが接近。並んで走りながら助手席の保安官代理が窓から飛び込んだ。助け出された運転手は無事、保安官代理の迅速かつ大胆な行動に称賛の声。

[ 04:43:56 - 04:44:44 ] 48秒 詳細
米国東部の病院で活躍するセラピードッグのハリソン。採用から1年、今やハリソンは病院のアイドル。そしてこの度取締役に就任した。

[ 04:44:44 - 04:49:57 ] 313秒 詳細
この100年で最悪と言われるアフリカ南部の干ばつについて。国連の推計では約2700万人が飢餓や飢餓に近い状態に追い込まれ5つの国が非常事態を宣言している。このうちの1つナミビアを取材。ナミビア・オマヘケ州では干ばつによる栄養失調で26人が死亡。この村では雨季の雨が極端に少なかったため、乾季に入ると草が枯れ、19頭の牛が餓死した。100頭以上の牛を飼うエドワードウアンダラさんはここまでひどい干ばつは初めてだと話す。飢餓の恐れは住民にも及んでいる。ナミビア政府は今年5月に非常事態を宣言し、住民に食料や水を配給した。更に食料にあてるため、絶滅危惧種のアフリカゾウなど、約700頭の野生動物を保護することを決めた。WFPは飢餓や飢餓に近い状態の人はアフリカ南部に広がっていると警告している。今回の干ばつの背景として専門家が挙げているのが「エルニーニョ現象」。世界的な気温上昇でより極端な干ばつが起きたとみている。

[ 04:49:57 - 04:52:52 ] 175秒 詳細
国際協力機構の星野さんは「村では3月以来雨が一滴も降っておらず、例年8月に降る雨もなく、干ばつが起きています。家畜がガリガリになっている状況に、衝撃を覚えました。今、ここで末端農家に家畜の餌を与えなくては、家畜は死に絶え、地域の中核産業に影響が及ぶと危機感を抱いています。現在、政府により干ばつ地域の困窮住民に食料支援が行われています。今後雨が降るとみられるのは12月頃で、穀物が収穫できるのは4月です。今後、困窮層が徐々に増えるのではないかとみられています」などと話した。

[ 04:52:52 - 04:54:09 ] 77秒 詳細
上川外相は、訪問先のニューヨークで中国の王毅外相と会談した。上川外相は中国・深センの日本人学校に通う男子児童が刃物で刺され死亡した事件について、事実解明・再発防止・安全確保の徹底を求めた。これに対し、王毅外相は“今回起きたことは偶発的な個別事案であり、法律にのっとり処理していく”と述べた。

[ 04:54:09 - 04:55:12 ] 63秒 詳細
23日、米国国家情報長官室が、米国大統領選挙の投票日が近付きロシアやイランなどが生成AIで作った偽情報を拡散し選挙に影響を与えようという情報工作を活発化させているとする分析結果を公表した。

[ 04:55:12 - 04:56:16 ] 64秒 詳細
今日、中国人民中央銀行の潘功勝総裁は、金融緩和に踏み切る方針を示した。中国人民銀行は金融機関に資金提供する際の7日ものの短期金利を1．7％から1．5％に引き下げる方針。これに伴い、住宅ローン金利・企業向け貸出金利も引き下げる見通しで、住宅の購入・企業の資金繰りを支援し、景気を下支えする狙いがあるという。

[ 04:56:16 - 04:57:21 ] 65秒 詳細
米国大統領選挙の投票日まで40日余となる中、共和党のトランプ前大統領が激戦州のペンシルベニア州で集会を開いた。ペンシルベニア州は7つの激戦州の中でも、選挙人の数が多くとりわけ重要な州と位置付けられている。ペンシルベニア州で行われた各種世論調査は、21日時点ハリス氏48．3％、トランプ氏47．6％と拮抗している。

[ 04:57:21 - 04:58:12 ] 51秒 詳細
「コネクテッドカー」について、米国のバイデン政権は、中国やロシアの技術を使ったソフトウェアや部品などを搭載した車両の輸入や販売を制限する規制案を発表した。

[ 04:58:12 - 04:58:30 ] 18秒 詳細
為替と株の値動きを伝えた。

[ 04:58:30 - 04:58:49 ] 19秒 詳細
明日の「国際報道」の番組宣伝。アフガニスタンの女性たちが、歌で抗議の声を挙げる。

[ 04:58:49 - 04:59:00 ] 11秒 詳細
エンディングの挨拶。