番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240530 > エピソード: 1719637

エピソード情報

放送局 テレビ東京
プログラム名 カンブリア宮殿
エピソード名 【寂れた公園を活性化 公園再生事業を手掛ける気鋭の飲食店】
カテゴリ 教育教養
放送時間 2024-05-30 23:06:00 〜 2024-05-30 23:55:00
WireActionデータ更新時刻 2024-05-31 01:32:19

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=15209631]
オープニング [topic=22565023] 詳細
[ 23:06:00 - 23:06:05 ] 5秒 詳細
オープニング映像。

客を呼ぶ!公演再生ビジネスの最前線 [corner=15209632]
ここはどこ!?半年先まで予約のハワイアン風ウエディング [topic=22565025] 詳細
[ 23:06:05 - 23:11:00 ] 295秒 詳細
東京・江戸川区の葛西臨海公園はハワイアン風ウエディングの撮影が出来ると人気になっている。さらに、撮影だけでなく公園のど真ん中で結婚式も。挙式のあとは公園のテラスで披露宴を行う。バーベキュー料理やアンガス牛のリブロースなどの自分たちで焼くスタイル。この結婚式と披露宴は一日一組限定。料金は60人招待で150万円から。首都圏での平均相場はホテルでは400万円。レストランなら278万円。葛西臨海公園がこんな結婚式のサービスを始めたのは2019年。東京都が東京湾沿いに葛西臨海公園をオープンさせたのは平成元年のこと。東京ドーム20個分という、広大な敷地と南国を思わせる景観を売りにした。しかし2000年年代に入ると、施設の老朽化もあり入園者数は低迷。それが再び人の集まる人気スポットに変化した。その理由は公園ウエディングだけではなく、公園の中心部にあった昔ながらの食堂は、ポップなレストランに変身。南国気分のあがるハワイ料理のロコモコや、ガーリックシュリンプなどがあり、週末ともなれば賑わう。また以前は休憩所だったスペースは家族連れで賑わうカフェに変貌。ここで人気となっているのはピクニックセット。サンドイッチとドリンク2人前とレジャーシートがついて2000円。
[ 23:11:00 - 23:15:23 ] 263秒 詳細
長年使用されていなかった場所は手ぶらで来てOKのバーベキュー広場に。特注のガスグリルを完備し、信州安曇野産の豚肉などこだわりのメニューが楽しめる。2000円をプラスすればアルコールが飲み放題に。家族連れを中心に多くの客を呼び込んでいる。葛西臨海公園を人気スポットの変化させたのは渋谷にある民間企業のゼットン。本業は飲食で、東京やハワイを中心に80店舗近くを運営。売り上げは100億円を超える。代表ブランドは代官山や中目黒にあるアロハテーブル。ハワイ産の希少な蜂蜜をかけて食べるパンケーキなどハワイ体験にこだわっている。ゼットンが公園の事業に乗り出すきっかけとなったのは2017年の法改正。収益を還元することで民間企業が公園で自由なビジネスをしやすくなった。この制度を利用してゼットンは各地に進出。九州国立博物館に隣接した庭園には、眺めの良いカフェを作り、評判に。大阪の中之島公園には、リバーサイドのビアガーデンを運営し平日、休日ともに大盛況。公園事業は、まだはじめて4年だが売上は2倍以上に。湘南にある鵠沼海浜公園もゼットンが動き出す。そのゼットンの社長は鈴木伸典。ここにはゆ夕景を眺めながら食事ができるテラス付きのカフェを作るという。さらに海野通路を設けて自由に出入りができるようにするというがサーフスポットの鵠沼は海から直接あがってもらいその出入り口を作る。こうした公園の中に店を作る時に鈴木はあるポリシーを貫いている。
[ 23:15:23 - 23:18:47 ] 204秒 詳細
岐阜市にある岐阜公園では官民一体となった再整備が始まる。その事業者の一つにゼットンが選ばれた。必ず自分で時間かけて歩くことから始めるという鈴木はこうして探すのがこの場所にしかない宝。岐阜公園で見つけたのは金華山と庭園。この宝を最大限にいかす施設として景観一望のレストランを作る。さらにまたゼットンでは宝を生かした仕掛けを作ることにしている。横浜の山下公園に鈴木は去年カフェをオープンさせた。解放的な作りの店内と外のテラス席があり仕掛けは外にあるというが足湯を設けた。山下公園は独特の風情をもつ横浜港があり、その風情をじっくり味わえる場所を作った。さらに、カフェで提供するメニューにも、横浜の宝と言える物をくわえた。その一つは横浜のランドマークとなっているホテルのニューグランドで誕生したと言われるナポリタン。
提供 [topic=22565143] 詳細
開放的なウエディングに足湯も 公園の眠れる宝を「フル」活用 [topic=22565144] 詳細
[ 23:19:00 - 23:22:35 ] 215秒 詳細
横浜はビール産業発祥の街。ゼットンはこれを宝に見立て 、地元製造のクラフトビールを提供しているがこれを目当てにやってくる 客も多い。ゼットンのカフェのビールは横浜ビールが製造している。製造開始から25年が経過するがなかなか認知度が上がらずに悩んでいたという。しかしゼットンのカフェにおろしだすと、間口が広がったという。ゼットンの公園事業の責任者の野尻は山下公園のカフェ限定でオリジナルビールを出せないかと提案した。また横浜市の花のバラのビールも提案し、こうして地元の魅力的な企業を巻き込んでともに戦っていく。山下公園の店舗運営には多くの地元企業が入りゼットンが代表を務める。この日ゼットンの社員が足を運んだのは山下公園の近くにある洋菓子店。公園での清掃と行った社会活動にも周囲を巻き込んでいく。こうした取り組みでゼットンには全国の自治体や、企業から問い合わせが殺到している。
躍進する飲食業のゼットン 公園の「宝」を輝かせる [topic=22565166] 詳細
[ 23:22:35 - 23:25:55 ] 200秒 詳細
ゼットンの鈴木は公園再生事業については様々なビジネスやウエディングのプロデュースなど自分たちがチャレンジしていくことが出来ると気づいたのは2019年の葛西臨海公園での事業で生まれたという。また実際に公園を歩いてその場所に宝を探すというが必ず自分で歩いて確認するという。具体的には海や森や芝生と答え太陽の光も大事だという。また山下公園に足湯を設置した理由については歴史の横浜港を冬でも暖かくして座れる環境を作りたいという思いが最初だったという。またトライアスロンが趣味で、その仲間にこの公園があるからこの場所に住んだという声があり、公園は時間を過ごすなかにおいて癒やしや休憩など、なにか安らげる一つの場所として重要だと答えた。
毎日10キロを走る外食の異端児 大病を機に公園再生に挑む [topic=22565188] 詳細
[ 23:25:55 - 23:30:50 ] 295秒 詳細
鈴木の趣味はトライアスロンでランニングは日課。仕事を終えたあとに毎日10キロ走っている。走ってきた道は山あり谷ありだった。1971年に岐阜県山県市で生まれた。実家は家族で縫製工場を営む家。覚えている子どもの頃の日常は、夕食では工場の会議の場で売上の話などを聞いていたという。そんな環境からか将来、事業をやってみたいと思うようになった。しかし大学時代には、夜な夜な繁華街に繰り出す生活をしていた。バーテンダーのアルバイトを始め、ついには就職浪人をした。その頃バーテンダーの先輩が独立しウチで働かないかと誘いをうけた。それがゼットン1号店だった。入社した鈴木は店長を任され業績の悪かった店を建て直すとこの仕事に夢中になった。そして自分で事業をしようと思うと独立する必要があったが部下と離れることが悩ましかったが、ゼットンの社長になることを決断。その後ゼットンは東京に進出し鈴木が責任者を任され、3年後には売上を10億円にまで伸ばした。この実績から33歳で副社長になったが突然体調に異変が生じた。下腹部の違和感で調べると、軟骨芽細胞腫と診断された。しかし愛知県がんセンターの医師からは歩行困難になる可能性があると言われたという。幸い、手術は成功し、その後リハビリでランニングを始めた。街を走り出すとこれまでに見ていなかった景色に目が行くように。病が公園事業に興味をもつきっかけになった。2016年には事業継承し鈴木が社長に。その後、葛西臨海公園での飲食事業が公募され鈴木自ら現地を訪ねると葛西臨海公園の自然環境が宝だったという。しかし、社内会議では事業に反対する声があった。当時の葛西臨海公園は治安が悪かった。

CM [corner=15209765]

客を呼ぶ!公演再生ビジネスの最前線 [corner=15209766]
TVerで配信中! [topic=22565218] 詳細
[ 23:32:20 - 23:32:25 ] 5秒 詳細
番組はTVerで配信中!
毎日10キロを走る外食の異端児 大病を機に公園再生に挑む [topic=22565221] 詳細
[ 23:32:25 - 23:38:48 ] 383秒 詳細
葛西臨海公園での事業に大きな魅力を感じていた鈴木。しかし社内プレゼンをしたがその反応は否定的だったという。当時の葛西臨海公園はやんちゃな若者たちのたまり場になっていて住民の憩いの場とはかけ離れた場所になっていたという。それでも鈴木は反対を押し切って公園事業に乗り出す。以前ハワイでウエディングのプロデュースに成功。そのノウハウを葛西でもいかせるのではと思った。しかし自治体に提案してみたがその提案を疑問視されたが鈴木はこんなにこの公園のことをネガティブにとらえているのかと直で感じたという。それならばとファミリー層に使い勝手の良い公園に変えていこうと思いついた。まず子どもたちが楽しく遊べるキッズスペースを設置し親はそれを見守りながら食事がとれるようになった。さらに、ファミリー層に施設をしってもらうための様々なイベントをうっていく。バーベキューとセットの体操教室や、魚をさばける体験イベントを実施。そんなことを続けていくと公園の客層も少しずつ変化。今では劇的に変化した。鈴木はバーテンダーだった時代にはお客と1本の酒越しに客と話すと自分の気持ちが引き出されるという。それを受け止め返すというのがとてつもなく楽しかったという。また病気について手術では大腿骨を全部削り取る必要があったという。またその過程でトライアスロンをするようになり公園事業をするまでに至ったという鈴木。もしトライアスロンに出会っていなければこういう発想に向かなかったと思うと語った。また葛西臨海公園については当時治安が悪かったが葛西という場所自体荒い街だとは聞いていたという。しかしどんどんマンションが建設されるというのは聞いていて、そこに家族で使える公園を作れば集えると思ったという。公園を再生してからは、客層は不思議とだんだんとファミリー層に変化していったと答えた。
会社の部活動が仕事に活きる!ゼットン流 社員コミュ術 [topic=22565250] 詳細
[ 23:38:48 - 23:40:28 ] 100秒 詳細
神奈川県藤沢市の片瀬海岸は週末には、多くのサーファー達が波を求めてやってくる。そこにゼットンのサーフィン部の社員がいたがゼットンではこうした部活動が盛ん。普段働いている場所はバラバラで顔を合わせることは普段ないメンバー。しかしこうした部活動でコミュニケーションをはかり距離を縮めていく。

CM [corner=15209789]

客を呼ぶ!公演再生ビジネスの最前線 [corner=15209790]
テレ東BIZ、U-NEXT [topic=22565259] 詳細
[ 23:41:58 - 23:42:03 ] 5秒 詳細
テレ東BIZ、U-NEXTで配信のお知らせ。
会社の部活動が仕事に活きる!ゼットン流 社員コミュ術 [topic=22565258] 詳細
[ 23:42:03 - 23:44:33 ] 150秒 詳細
ゼットンの部活動は参加するかは自由だが会社でその活動費をフォローしている。この講習は、レッスン料一人5000円だが半分は会社が負担。他にも軽音部やランニング部などいくつの活動が継続している。この部活動は業務でもプラスの効果が現れている。社員同士がこうした活動でコミュニケーションをしているため、仕事の会議でもお互いの意見を言い合えるようになる。鈴木はこうした部活動の狙いにはスタッフが自分の好きなことに徹底的にハマって極めてもらいたいと語り、自分自身が趣味で助けられたことが背景にあるという。
提供 [topic=22565260] 詳細

CM [corner=15209817]

客を呼ぶ!公演再生ビジネスの最前線 [corner=15209818]
明治大学で学生にレクチャー 公園再生ビジネスの展望 [topic=22565277] 詳細
[ 23:46:48 - 23:47:23 ] 35秒 詳細
去年から鈴木は明治大学で講義を行っている。公園での事業をまちづくりにつなげようと、現場でやった取り組みを話新たなアイディアを学生たちとディスカッションしている。

(エンディング) [corner=15209830]
編集後記 [topic=22565287] 詳細
[ 23:47:23 - 23:49:00 ] 97秒 詳細
村上はきょうの総括に山下公園の足場はヒットだった。足湯だから、靴や靴下を脱がなければならない。それだけで開放的になる。眼前に広がるのは、日本でも有数の港町だ。鈴木さんは34歳のとき軟骨芽細胞腫という病にかかり、一生車いすの生活も覚悟した。幸い、手術は成功し、リハビリではじめた運動からトライアスロンに。公園でジョギングをするうち、公園をもっと長い時間を過ごせる居心地の良い場所にという気づきが生まれた。腕には年代物のロレックスが。創業者が、くれたものだ。友情の時計がいつも腕にある。とした。
次回予告 [topic=22565288] 詳細
[ 23:49:00 - 23:49:30 ] 30秒 詳細
カンブリア宮殿の次回予告。