番組詳細
TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240526 > エピソード: 1718700
エピソード情報
放送局 | NHK総合 |
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プログラム名 | 小さな旅 |
エピソード名 | 「春 ふるさとの浜で 〜宮城県 石巻市雄勝町〜」 |
カテゴリ | 教育教養 |
放送時間 | 2024-05-26 08:00:00 〜 2024-05-26 08:25:00 |
WireActionデータ更新時刻 | 2024-05-29 03:31:26 |
コーナー・トピック・パラグラフ
(オープニング)
[corner=15199252]
オープニング
[topic=22548531]
詳細
[
08:00:00
-
08:01:15
]
75秒
詳細
オープニング映像。
オープニング映像。
(小さな旅)
[corner=15199256]
春 ふるさとの浜で〜宮城県石巻市雄勝町〜
[topic=22548536]
詳細
[
08:01:15
-
08:13:12
]
717秒
詳細
宮城県石巻市の雄勝町には小さな集落が点在し1000人ほどが生活している。漁業の町である雄勝町、4月は特産のワカメの出荷で賑わっていた。直売所には大漁旗が飾られている。栄養分豊富な海では漁だけでなく養殖も盛んに行われている。雄勝町で生まれ育ったという大和恵一郎さん、大学卒業後すぐに家業である漁業に従事したという。今の時期は春にやってくるイワシを狙った漁を準備をしているという。夜明け前に漁に出て、500mほど離れた場所に定置網を仕掛ける。この日の成果、一見多くの魚がかかっているように見えるが目当てのイワシではなくその多くがサバだった。毎日はいる魚が違うと語る大和さん、毎日が違うのが面白いという。ただ漁師になった頃には「いつまで続けるか」と考えていた。転機は東日本大震災、雄勝も甚大な被害を受け多くの人が地元を離れた。そんな中、大和さんは「誰かがいないとなくなってしまう」と考え、雄勝に残ったという。復興が進む中で、町は様変わりし、人口は4分の1程度になってしまったという。ある休日、大和さんは地元の道の駅を訪れる。家族と過ごす時間が何よりの楽しみだという大和さん。家に帰る途中に寄ったのは防潮堤、現在ここには見えなくなった景色が描かれている。
宮城県石巻市の雄勝町には小さな集落が点在し1000人ほどが生活している。漁業の町である雄勝町、4月は特産のワカメの出荷で賑わっていた。直売所には大漁旗が飾られている。栄養分豊富な海では漁だけでなく養殖も盛んに行われている。雄勝町で生まれ育ったという大和恵一郎さん、大学卒業後すぐに家業である漁業に従事したという。今の時期は春にやってくるイワシを狙った漁を準備をしているという。夜明け前に漁に出て、500mほど離れた場所に定置網を仕掛ける。この日の成果、一見多くの魚がかかっているように見えるが目当てのイワシではなくその多くがサバだった。毎日はいる魚が違うと語る大和さん、毎日が違うのが面白いという。ただ漁師になった頃には「いつまで続けるか」と考えていた。転機は東日本大震災、雄勝も甚大な被害を受け多くの人が地元を離れた。そんな中、大和さんは「誰かがいないとなくなってしまう」と考え、雄勝に残ったという。復興が進む中で、町は様変わりし、人口は4分の1程度になってしまったという。ある休日、大和さんは地元の道の駅を訪れる。家族と過ごす時間が何よりの楽しみだという大和さん。家に帰る途中に寄ったのは防潮堤、現在ここには見えなくなった景色が描かれている。
[
08:13:12
-
08:24:25
]
673秒
詳細
高台にある集落を訪れると、そこでは神楽の稽古が行われている。600年前から続けられているという「雄勝法印神楽」は春の祭りで奉納される。保存会の会長を務める千葉さんは、現在は若い人たちの指導を行っているという。高台にある千葉さんの家は高台にあり津波の被害は免れたものの、奥さんは出先で巻き込まれたのか現在も行方不明だという。千葉さんの手元には奥様が作ってくれた神楽の装束がある。始めてこの装束を身に着けたのは震災直後、多くの神楽の道具が震災により無くなる中、千葉さんは奥さんの作った衣装で神楽を舞ったという。また1度は地元を離れたという末永さんは神楽に参加するためにこの町に戻ってきたという。祭り当日、神楽の奉納を迎えると末永さんは地域が一つになる願いを込められた神楽を舞った。見る人達の顔には笑顔が見られた。同じ頃、大和さんは家族総出で漁の手伝いを行う。将来就く仕事などの選択肢は子供に任せるがと前置きしながら、大和さんは「生まれ育った町は好きであってほしい」と話してくれた。
高台にある集落を訪れると、そこでは神楽の稽古が行われている。600年前から続けられているという「雄勝法印神楽」は春の祭りで奉納される。保存会の会長を務める千葉さんは、現在は若い人たちの指導を行っているという。高台にある千葉さんの家は高台にあり津波の被害は免れたものの、奥さんは出先で巻き込まれたのか現在も行方不明だという。千葉さんの手元には奥様が作ってくれた神楽の装束がある。始めてこの装束を身に着けたのは震災直後、多くの神楽の道具が震災により無くなる中、千葉さんは奥さんの作った衣装で神楽を舞ったという。また1度は地元を離れたという末永さんは神楽に参加するためにこの町に戻ってきたという。祭り当日、神楽の奉納を迎えると末永さんは地域が一つになる願いを込められた神楽を舞った。見る人達の顔には笑顔が見られた。同じ頃、大和さんは家族総出で漁の手伝いを行う。将来就く仕事などの選択肢は子供に任せるがと前置きしながら、大和さんは「生まれ育った町は好きであってほしい」と話してくれた。