番組詳細

[ 14:50:00 - 14:54:06 ] 246秒 詳細
13年前の3月11日、東京・渋谷は東日本大震災で不安な夜を過ごした。しかし時間が経ち、あのころの恐ろしさを忘れてしまっていたかのように新年を祝う私たちに再び地震が起きた。1月1日、石川県能登半島で最大震度5強を観測した地震。その後最大震度7を観測する地震が発生した。東日本大震災以来となる大津波警報も発表され、土砂災害も発生した。石川県内では7万棟以上の建物被害があり、死者は241人となった。地震発生時に記録されたドライブレコーダーの影像が各地の被害を記録していた。

[ 14:54:06 - 14:55:57 ] 111秒 詳細
これまで13年にわたり各地の津波を検証。13年の歳月で社会環境は大きく変わった。その1つが普及率が50％を超えたドライブレコーダー。そこに収められた津波との闘い、そして東日本大震災の経験がどう受け止められたのかさえ映し撮られている。

[ 14:55:57 - 14:56:17 ] 20秒 詳細
オープニング影像。

[ 14:56:17 - 14:58:36 ] 139秒 詳細
石川県珠洲市・宝立町で地震発生時に撮影されたドライブレコーダーの映像を紹介。40秒の間に4棟が倒壊した。

[ 15:01:36 - 15:05:31 ] 235秒 詳細
デイサービスの送迎車が遭遇した地震発生の瞬間のドライブレコーダーの映像を紹介。送迎車を運転していた稲川久美子さんは「一気に来たような感じだった」などと話した。倒壊した家とがれきなどで、車での避難は絶望的だったという。現場が海から180mほどの場所だったため、稲川さんは利用者を車から降ろす決断をした。倒壊家屋が避難を阻む中、東日本大震災の記憶が人々に避難を促した。午後4時47分ごろに津波が到達したが、全員が高台に避難して無事だったという。

[ 15:05:31 - 15:09:03 ] 212秒 詳細
今回東日本大震災以来となった大津波警報。被害が集中したのが半島東側の飯田湾周辺。能登半島の東沖で発生した津波は浅瀬を通じて飯田湾に集中して、沿岸に近づくと先端のスピードが遅くなることで後続の津波に追いつかれ、高さを増していく。沿岸部では津波が繰り返し押し寄せたという。繰り返し押し寄せる津波は半島の先端の町でも記録されていた。ドライブレコーダーに記録されていた第2波の映像を紹介した。午後4時41分ごろに到達した津波の高さは約4.3mと推定されている。なかでも能登町白丸では約4.7mと今回では最も高い痕跡高が記録された。その地域に向かうと海が近づくにつれ倒壊した家屋が増えていった。津波の直後には火災も発生して被害は甚大だった。白丸は住民の7割近くが高齢者だが、津波の犠牲者は1人もいない。

[ 15:09:03 - 15:09:33 ] 30秒 詳細
ネプリーグ、呼び出し先生タナカ、君が心をくれたからの番組宣伝。

[ 15:12:03 - 15:19:07 ] 424秒 詳細
最も高い津波を計測した白丸では、犠牲者を1人も出さなかった。その理由は住民の人たちが近所の家に避難を呼びかけていたからだった。白丸では東日本大震災をきっかけに自主的に避難訓練を行っていた。住民たちが避難した高台は海抜10m以上の高台だった。地震発生の2カ月前にも避難訓練をしたばかりだったという。また道を歩いていた女性を車に乗せたことにより、後から濁流が押し寄せてきた場所から逃げ出すことができた。ほぼ同時刻に津波に巻き込まれた家族もいた。佐藤さん一家は大量のがれきが流れ着いた自宅の前で巻き込まれたという。寒さから孫たちを守るため車に避難させていたが、その車が押し寄せた津波によって押し上げられた。その当時の映像がドライブレコーダーに記録されていた。

[ 15:22:07 - 15:26:11 ] 244秒 詳細
長女の夫・利文さんが海の様子を見ていたとき、佐藤さんは不安そうな子どもを諭し、道路の安全を確認しに行った。すると突然川の水位が上昇。母子を乗せた車は流された。孫3人が乗っていた車は納屋の天井に押し付けられた。津波到達から2分、波は引き波に。利文さんは納屋の隙間に入り込めたことで津波やがれきから身を守ることができた。

[ 15:28:26 - 15:28:41 ] 15秒 詳細
「ネプリーグ」の番組宣伝。

[ 15:28:41 - 15:28:56 ] 15秒 詳細
「呼び出し先生タナカ」の番組宣伝。

[ 15:28:56 - 15:29:11 ] 15秒 詳細
「君が心をくれたから」の番組宣伝。

[ 15:29:11 - 15:29:26 ] 15秒 詳細
「春になったら」の番組宣伝。

[ 15:29:26 - 15:34:55 ] 329秒 詳細
津波が押し寄せた直後、利文さんの呼びかけに車を飛び出していた子どもたちは逃げ場を探し納屋の奥に身を隠すが、津波が窓ガラスを破り納屋の中に入った。この場面を最後に映像は午後4時40分8秒で途切れた。地震の後近所の人が避難を呼びかけに来ていたが、車での避難に時間を要し間に合わなかった。長女は子どもとともに車ごと流され、横転しながら庭の奥まで流され、長女と子どもは衝撃で開いた後ろのドアから脱出した。3人の孫らは佐藤さんと一緒に納屋の隅にある物置に逃げ込んでいた。佐藤さんは溺れて意識をなくしていた女の子を抱え上げ人工呼吸をして意識を取り戻させ、その後割れた窓から納屋を出て4人は避難した。佐藤さん一家は家族全員が助かった。

[ 15:34:55 - 15:35:34 ] 39秒 詳細
珠洲市宝立町の鵜飼漁港では津波痕跡高約2.7mを観測し、津波による死者が3人出た。

[ 15:38:34 - 15:38:49 ] 15秒 詳細
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