番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240307 > エピソード: 1702101

エピソード情報

放送局 NHK総合
プログラム名 空旅中国 英雄が駆けた道
エピソード名 「明の長城」
カテゴリ 一般実用
放送時間 2024-03-07 14:45:00 〜 2024-03-07 15:00:00
WireActionデータ更新時刻 2024-03-07 15:36:00

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=15015161]
オープニング [topic=22267676] 詳細
[ 14:45:00 - 14:45:30 ] 30秒 詳細
オープニング映像。

(空旅中国 英雄が駆けた道) [corner=15015162]
明の長城 [topic=22267678] 詳細
[ 14:45:30 - 14:51:03 ] 333秒 詳細
万里の長城はレンガ造りの壁が尾根に沿って続く。明の時代にお城の姿になった。元は長いシンプルな壁だった。傑作とされるのが長城が川をまたぐつくり。唯一の水門の長城となっている。大修復を担ったひとりとされる明の戚継光の人生は波乱に満ちたものだった。山東省の海辺の街に生まれた。東シナ海で暴れていた倭寇討伐の名を受け、倭寇を撃退し英雄となった。そんな継光は北方の遊牧民の討伐も任された。長城は荒れ果ててほとんど役目を果たしていなかったため、長城の大修復を決意したとされる。
[ 14:51:03 - 14:59:55 ] 532秒 詳細
明の長城修復にあたり、敵を見張る台に屋根付きの小屋を建てるなど工夫を凝らした。内部には巨大なスペースがあり、兵士が住み込みで働けるようにした。この見張り台を、明王朝は場所によって数百メートルおきにつくり、応援に駆けつけられるようにした。2002年、この村で行われた発掘調査で明の時代に長城のレンガを焼いたとされる釜がいくつも見つかった。発掘調査に参加した許国華さんは、明の長城を頑丈なものにしたモルタルを発見した。もち米を潰して石灰に混ぜていた。許さんの先祖は、戚継光とともに海賊集団の倭寇と戦ったとみられる。年々風化していく長城の姿を見かねた許さんは、地元政府に支援を願い修復に乗り出した。10万個ものレンガをもち米入のレンガでくっつけた。戚継光の最期は、輝かしい功績を妬む者によって左遷され失脚した。寝返りにより長城は突破され、その後北方民族の統治する時代となり、長城がただの壁となった。