番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240128 > エピソード: 1693998

エピソード情報

放送局 NHK総合
プログラム名 NHKスペシャル
エピソード名 衝突の根源に何が〜記者が見たイスラエルとパレスチナ〜
カテゴリ 教育教養
放送時間 2024-01-28 21:00:00 〜 2024-01-28 21:50:00
WireActionデータ更新時刻 2024-01-29 05:33:35

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=14925681]
オープニング [topic=22132257] 詳細
[ 21:00:00 - 21:00:05 ] 5秒 詳細
オープニング映像。
衝突の根源に何が〜記者が見たイスラエルとパレスチナ〜 [topic=22133348] 詳細
[ 21:00:05 - 21:03:10 ] 185秒 詳細
去年12月、テルアビブの街中ではガザでの戦闘に加わる兵士がイスラエルの国歌を演奏していた。翌日、兵士は再びガザでの戦闘に戻っていった。ガザ地区の犠牲者は約2万6000人でその数は今も増え続けている。鴨志田記者はガザ地区とヨルダン川西岸地区で政治指導者から市民に至るまで取材をした。

衝突の根源に何が〜記者が見たイスラエルとパレスチナ〜 [corner=14926530]
止まらない苛烈な攻撃 ガザで広がる犠牲 [topic=22133351] 詳細
[ 21:03:10 - 21:06:49 ] 219秒 詳細
ガザ地区のアルアクサ病院で看護師をしているマフムードさんが、ガザで起きているのは戦争ではなくジェノサイドだと語った。アルアクサ病院には、体を切断された死者や負傷者がひっきりなしに運ばれてくる。ガザ地区では子どもの犠牲者が1万人を超え、孤児は1000人を超えている。イスラエルでは1200人以上が死亡し、240人以上が人質となっている。ガザ地区での死者は、26000人を超えた。
なぜ苛烈な攻撃続けるのか ユダヤ人迫害の記憶 [topic=22133356] 詳細
[ 21:06:49 - 21:15:15 ] 506秒 詳細
イスラエルの国民らにインタビューしたところ、ガザ地区で多くの死傷者が出てもハマスを壊滅するためには仕方ないと語った。イスラエルで行われた世論調査では、軍事作戦においてガザの住民の苦痛に配慮するしなくてよいと答えた人が8割を超えた。ナチスは、ユダヤ人600万人を虐殺した。イスラエルは1948年に建国され、多くのユダヤ人が移殖した。
ガザの住民 命がけの避難 繰り返される”苦難の歴史” [topic=22133372] 詳細
[ 21:15:15 - 21:21:05 ] 350秒 詳細
ガザ地区南部のラファに逃れたディア・アルディンマディさん(20)にテレビ電話でインタビュー。背後では爆撃音が聞こえていた。寒さと砲撃で寝られない日々が続いているという。ガザ市で暮らしていたディアさんは攻撃から逃れるため、南部ハンユニスにある祖母の家に避難したが、激しい空爆で祖母の家も破壊されてしまった。避難を繰り返してたどり着いたのがガザ地区南端のラファだった。100万人以上が殺到し、食糧の確保も難しくなっている。ディアさんは祖父母が経験したナクバ(大惨事)と自らを重ね合わせていた。1948年のイスラエル建国によって70万人以上が住んでいた土地を追われて難民となり、1万人以上が亡くなったと言われる。ガザ地区で育ったディアさんも苦難の生活を送ってきたという。これまでも繰り返しイスラエルの攻撃で危険にさらされてきた。友人たちは海を渡ってガザから逃れようとしたが命を落としたという。
緊張高まる聖地 エルサレムでいま何が [topic=22133375] 詳細
[ 21:21:05 - 21:24:04 ] 179秒 詳細
イスラエルとパレスチナの衝突はエルサレムの聖地をめぐって繰り返されてきた。イスラム教の聖地「岩のドーム」に隣接して、ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」がある。聖地がある旧市街は今もイスラエルの占領下に置かれている。現在は多くのイスラエル兵が警備にあたり、パレスチナ人の立ち入りを厳しく制限していた。路上では聖地に入れないパレスチナ人たちが礼拝を行う姿が見られた。
対立激化はなぜ 和平めぐる期待と失望 [topic=22133384] 詳細
[ 21:24:04 - 21:29:57 ] 353秒 詳細
イスラエルの諜報機関出身で、首相特別顧問を務めた経験もあるヨシ・アルファ氏に話を聞いた。1993年のオスロ合意が和平に導いてくれると期待したという。それまで対立してきたイスラエルのラビン首相とパレスチナのアラファト議長が握手をする姿を見て世界中に希望があふれた。オスロ合意では1967年からイスラエルが占領していたガザ地区とヨルダン川西岸地区の一部でパレスチナ暫定自治を認め、段階的に軍を撤退させると約束した。当時交渉に参加したパレスチナ暫定自治政府の閣僚だったガッサン・ハティブ氏もオスロ合意に期待したが、イスラエルは入植地を拡大して占領を継続した。パレスチナ過激派はイスラエルで激しいテロを繰り返した。この時期に支持を広げたのがハマスだった。アルファ氏は双方に不信感が広がるのを目の当たりにしたという。ハティブ氏は和平への挫折が昨年の衝突に繋がったと語った。
入植地拡大で強まる抑圧 ヨルダン川西岸でも広がる犠牲 [topic=22133388] 詳細
[ 21:29:57 - 21:39:19 ] 562秒 詳細
ヨルダン川西岸では国際法違反とされるユダヤ人の入植が進み、パレスチナ人への抑圧が広がっている。ユダヤ人の入植者はイスラエルが占領を開始した1967年以降に急増。オスロ合意の後も続き、入植者は46万人を超えた。至る所に検問所が設置されてパレスチナ人の移動を制限している。パレスチナ人が住むウムサファ村の周りには大小6つの入植地が取り囲むように建設された。主要な収入源となっているオリーブ畑の一部も入植者が占拠し、村の存続が脅かされているという。去年6月には入植者が村を襲撃する事件が起きた。抗議デモに参加した住民の男性はイスラエル軍に撃たれたという。傷口を見せてくれた。去年10月以降、住民が殺害されるケースが急増し、350人以上が亡くなったという。人権団体「ベツェレム」のハダトさんは殺害された住民の遺族を訪ねて証拠や証言を集め、被害の実態を告発している。自らも入植地に暮らすイスラエルの右派「宗教シオニスト党」の議員はヨルダン川西岸はイスラエルの領土だと主張した。入植者による暴力は認めようとしなかった。
対立する指導者たち 歩み寄る余地は [topic=22133399] 詳細
[ 21:39:19 - 21:42:58 ] 219秒 詳細
イスラエル・パレスチナ情勢について、ネタニヤフ政権 の閣僚でパレスチナ強硬派のバルカト経産相にインタビュー。「ハマスが降伏すればすぐに戦争は終わる」「イスラエルはいかなる土地も占領していない」「ここは唯一のユダヤ人国家」など語った。パレスチナ解放機構のラジューブ事務総長は、現政権が存続する限り2国家共存は不可能だと主張。
出口の見えない衝突 悲劇の行方は [topic=22133401] 詳細
[ 21:42:58 - 21:48:04 ] 306秒 詳細
ハマスとイスラエルの衝突が始まってから4カ月。人質の多くは解放されていない中、戦況の悪化を受けてイスラエル国民からもネタニヤフ政権を批判する声が。

(エンディング) [corner=14926564]
エンディング [topic=22133402] 詳細
[ 21:48:04 - 21:49:00 ] 56秒 詳細
エンディング映像。