番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20230409 > エピソード: 1633052

エピソード情報

放送局 NHK総合
プログラム名 Dearにっぽん
エピソード名 思い出つなぐ金継ぎの技〜石川・山中温泉〜
カテゴリ 一般実用
放送時間 2023-04-09 08:25:00 〜 2023-04-09 08:50:00
WireActionデータ更新時刻 2023-04-09 09:39:08

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=14244796]
オープニング [topic=21093696] 詳細
[ 08:25:00 - 08:27:13 ] 133秒 詳細
オープニング映像。今回は漆と金を使って器などを直す金継ぎ職人を特集する。

(Dearにっぽん) [corner=14244807]
思い出つなぐ金継ぎの技〜石川・山中温泉〜 [topic=21093705] 詳細
[ 08:27:13 - 08:34:18 ] 425秒 詳細
金継ぎ職人である八木茂樹さんの工房には、全国各地から壊れてしまった器が届く。八木さんは10年以上親子3人で仕事をこなしているという。集まる器は大きさや種類も様々だがたいていのものは直せるという。金継ぎにおいていちばん大切なのは接着剤の役割を果たす生漆。これを何度も塗っては乾かすという行程を繰り返し、金粉を施す。金継ぎは漆の行程が9割、1つ仕上げるのに1ヵ月かかるのだという。ギリシャから石川県に移り住んできたマリオスさん。食卓にある水差しは八木さんに直してもらったもので、お父さんが結婚祝いにくれたものだという。娘さんが壊してしまった水差し、時を同じくしてお父さんの訃報が伝えられた。形見になってしまった水差し、八木さんは水差しの修理の際に、とってを頑丈に、柄がしっかり見えるように継ぎ目の線は極力細くした。
[ 08:34:18 - 08:44:45 ] 627秒 詳細
高校を卒業後に漆器作りを学んだ八木さん。20歳で山中漆器の職人として働いた。その5年後、展示会で割れた器の話を聞き、金継ぎをして渡した。新しいものを渡すよりも喜んでくれた経験を通して、八木さんは金継ぎ専門の職人となった。しかし職人仲間の中には「何をしているんだ」とあまり良い感情を持たない人もいた。そんな中20代から様々なことを教えてくれた大岡靖治さんは八木さんに期待を寄せているという。器に漆で絵を描くまき絵職人である大岡さんは繊細な線の描き方を八木さんに伝授する。山中漆器自体の需要が減る中、大岡さんは自分の技術を八木さんの金継ぎに活かしてほしいと考えている。そんなある日、文字をなるべく邪魔をせず、可能ならば使用できるように修理してほしいという湯呑が八木さんのもとに届く。依頼した岡田さん夫妻は新婚旅行でこの湯呑を購入したのだという。壊れてしまった湯呑を持ち帰った娘さんが八木さんに依頼した。そこには今まで近づきにくかった親御さんとの関係を近いものにするきっかけになればと考えたのだという。
[ 08:44:45 - 08:49:25 ] 280秒 詳細
八木さんは早速岡田さんの湯呑の修理を開始する。新婚旅行で巡ったという場所に関してはなるべく残せるように、最後の金の化粧のあとにある“おせっかい”をしたという。修理が終わった湯呑が岡田さんに届けられる。八木さんは文字が見えるように、金の上から改めて黒い漆で文字をなぞった。