番組詳細

[ 13:31:00 - 13:33:20 ] 140秒 詳細
今回は価値観、倫理観、イデオロギー、人間性を判断する“心のリトマス試験紙”企画。「死刑制度は維持すべきか廃止すべきか」「AIがもたらす未来はユートピアかディストピアか」「デザイナーベビーを認めるか否か」「すべての人に清廉潔白を求めるホワイト社会は生きやすいか生きにくいか」。今回は東京都知事選挙で小池百合子知事、石丸伸二氏、蓮舫氏、田母神俊雄氏に次ぐ5位の15万票を集めたAIエンジニア・安野貴博氏がスタジオに登場。

[ 13:33:20 - 13:34:00 ] 40秒 詳細
オープニング映像が流れて挨拶をした。

[ 13:34:00 - 13:36:40 ] 160秒 詳細
安野貴博氏によると、2024年になってきて色んなAIツールが日本語を読み書きできるようになりつつあるという。泉房穂氏は安野氏に注目して新橋での演説を傍聴していたという。一方で安野氏は選挙戦について、自分自身のマニフェストを学習させた「AIあんの」というAIを用意して24時間ずっとYoutubeライブをさせ続けて、コメントをつけて質問をできるようにして、それに対して全部に回答をし続けるということをしていたという。

[ 13:36:40 - 13:38:10 ] 90秒 詳細
人命に係る議論の中で賛否が分かれる「死刑制度」の是非について。「人を殺したものは死を持って償うべき」「遺族の心情を考えれば必要」「犯罪抑止になる」等の存続論、「国家による殺人行為」「えん罪だった場合取り返しがつかない」「生涯にわたって罪を償うべき」等の廃止論がある。世界的には死刑廃止が国際的な潮流。国際人権団体「アムネスティインターナショナル」によると、2023年末までに112ヶ国が死刑を廃止し、10年以上執行なしなど事実上の廃止国を含めると144ヶ国に上る。死刑存続、執行している国は日本、中国、北朝鮮、イランなど55ヶ国。OECD加盟国38ヶ国の死刑存続＆執行国は日本と米国のみ。

[ 13:38:10 - 13:39:55 ] 105秒 詳細
日本での最後の死刑執行は2022年7月26日、秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大元死刑囚で、執行を命じたのは当時の古川禎久法務大臣。それから2年以上執行はされていないが、その空白の背景には古川氏の後任・葉梨康弘元法務大臣が「法務大臣は死刑の判子を押すときだけニュースになる地味な役職」等と失言し更迭されたことに加え、死刑が確定していた“袴田事件”袴田巌氏の再審開始も影響しているとの見方もある。再審は既に結審しており、9月26日に静岡地裁で判決言い渡しの予定。既に死刑執行済みの“飯塚事件”では久間三千年元死刑囚の2度の再審請求が福岡地裁に棄却されており、“和歌山毒物カレー事件”では林真須美死刑囚が和歌山地裁に3回目の再審請求を行っている。また、死刑を巡っては2024年4月には「死刑執行を直前に伝える現在の運用は憲法違反」として、死刑囚2人が当日告知を受け入れる義務がないことの確認や慰謝料を国に求めた裁判で、大阪地裁は「死刑確定者に執行時期を事前に知る権利は保証されていない」などとして原告の訴えを退けている。

[ 13:39:55 - 13:50:20 ] 625秒 詳細
テーマ「死刑制度は維持すべきか廃止すべきか」。《廃止すべき》大野氏「冤罪の可能性が否定できない」、泉氏「いかなる理由であれそれが国家でも人を殺すべきではない」、山口もえ氏「執行のやり方に異議あり。刑務官に負担が大きい執行方法でよいのか？」。《維持すべき》大空氏「相対的応酬刑論。刑務官の存在を知った上で賛否を議論すべき。遺族がいない被害者もいるため遺族感情だけを重視すべきでない」、安野氏「現時点の世論。定期的に国民で議論をして変わったタイミングで廃止することは継続的に検討すべき」、竹田氏「死をもってしか償えないことがある。そもそも何のために死刑はあるのか。どんな凶悪犯でも必ず裁判にかける日本に対し、フランスは警察官のその場の判断で銃の執行までしてしまう。この違いはあまりにも大きい」、丸田氏「服役中でも“新たな罪”でご遺族を苦しめる。犯人が生き続けることで遺族に与える苦痛も。遺族感情は尊重されるべき」、山口真由氏「社会が決して受け入れられない凶悪な犯罪がある」等と話した。

[ 13:50:20 - 13:50:27 ] 7秒 詳細
CMのあと…：「法規制なんて無理！？『毒』にも『薬』にもなるAIの進化」。

[ 13:53:12 - 13:55:13 ] 121秒 詳細
死刑制度について。泉氏は「死刑制度を残すのであれば慎重な運用が必用」、山口氏は「量刑の幅を海外みたいに大きくしても良いと思う」、丸田氏は「コストをかけてまで犯罪者を生かすのかということも議論が必要」、竹田氏は「凶悪犯罪については仇討ちの制度を作る」などとそれぞれ述べた。

[ 13:55:13 - 13:57:08 ] 115秒 詳細
8月17日、「日本マクドナルド」が公式Xに生成AIで制作された“ポップな女性が次々と登場する”動画を投稿。SNS上には賛否いずれのコメントもあった。生成AIで制作された広告は年々増加しており、5月には衣料品販売チェーン「しまむら」が生成AIで制作されたファッションモデルを起用。しまむらの企画室はその理由について、産経新聞の取材に対し「人間のモデルを起用すると撮影から広告までに時間がかかり、スピード感で課題があった」と回答している。またAIモデルなら不祥事を起こすリスクもない。

[ 13:57:08 - 13:58:04 ] 56秒 詳細
AI技術の進化により、人間の業務をAIに置き換えることで企業には「効率化、生産性向上」、「労働力不足解消」、「人件費削減」、「危険な作業の負担軽減」、「データ分析による市場ニーズ把握」、「自動通訳によるスムーズなコミュニケーション」等多くのメリットがある。一方で「ディープフェイクによる偽情報拡散」、「生成AIによる著作権侵害」、「高度なフィッシング詐欺」、「AIを活用したサイバー攻撃」、「自動運転技術の武器への転用」などAIを悪用した事件も多発している。一番の問題点は、様々なAIの問題点に法整備が追いついていないこと。

[ 13:58:04 - 14:00:03 ] 119秒 詳細
政府は「AIによる兵器開発や自動サイバー攻撃といった安全保障への脅威」、「偽情報の生成・拡散」、「差別や偏見の助長といった人権侵害」の抑制の為、AIの法規制を検討する有識者会議「AI制度研究会」を創設した。8月2日に初会合を実施し、岸田総理は法規制の検討を要請。海外の事例も参考にしながら法整備を進める考えを示した。アメリカでは安全保障の観点から、AIの開発事業者に報告義務を課している。EUは5月に成立させたAI法で、重大リスクのある分野でのAI使用を禁止している。6月14日のG7サミットでは、参加したローマ教皇フランシスコがAIの危険性について「本来人間がすべき判断までAIが肩代わりすれば、事実上（AIが）人間を支配するリスクが有る」と指摘し、「我々が機械任せにして自分のことを決められる力を失えば、人類は希望のない未来に追い込まれるだろう」と警告している。

[ 14:00:03 - 14:05:04 ] 301秒 詳細
AIがもたらす未来がユートピアかディストピアかについて。山口氏は「AIが誕生して技術革新が止められない以上はユートピアを目指していくしかない」、安野氏は「AIの進化に法整備が追いつくのはかなりチャレンジだと思う」、大空氏は「人間の知能を超越したAIが生まれてしまったら人間はもうどうすることもできないのではないか」、山口氏は「生きがいがない社会になっていくのが怖い」などとそれぞれ話した。

[ 14:07:49 - 14:17:20 ] 571秒 詳細
AIがもたらす未来はユートピアかディストピアか。AIエンジニア＆SF作家・安野貴博「AIは1つのツールだと思っていて、それをもとに人類社会がよい未来を手繰り寄せられるのか、悪い未来を手繰り寄せられるのか」とスタジオコメント。産婦人科医＆タレント・丸田佳奈「ユートピア・ただしデジタル大臣が政治家でいいの？」などコメント。山口真由は「ウェイモとテスラは自動運転について対照的な考えを持っている。どちらか正しいのか」などコメント。山口真由の質問について安野は「現状テスラが出した最新の自動運転のアルゴリズム。これは確かにデータをたくさん集めていたおかげですごいブレイクスルーを起こしている。意味があった可能性がある。でもそれまでの事故は多かった。そこをどう見るのかというのは非常に悩ましい。たとえばこのテスラのアルゴリズムが今後広がっていくことによって、今後の失われる人命が下がる可能性がある」などコメント。大空幸星は「今問題になっているのはガバナンスコードを持っていないようなスタートアップ企業がAIが成長している市場だからといって参入してくる。たとえばELIZAは自殺に追い込んだことがある。そういった問題がある中で、メンタルヘルスに問題を抱えている人がAIに相談できると、いけいけスタートアップが世界中に出ている。そこはELIZAの件が起きたことをどう考えるかというと、まさにイーロン・マスク的な考え方で今は成長しなければいけない。とりあえず前に進むべきでしょうという、絶対にリスクをわかっていて無視する。ガバナンスコードがある人が無視することと、まったくない新規参入者が無視することでは違う。一番影響受けているのが日本の自治体。要は隣の市よりもユニークなことをやろうと、じゃないと勝ち残れないからという発想が首長はものすごく強くて。行政の相談は全部AIにしようと言っている首長が多い。ELIZAのことなんか知らずに。」などコメント。救命優先順位の問題について安野は「救命の優先順位を決めるというときにその中身が開示されていない状況というのはあまりよくないのでは」などコメント。作家・竹田恒泰「ディストピア・AIの進化は人類の終焉を意味する」などコメント。日本チャップリン協会会長・大野裕之「ディストピア・人間の新しいアイデアを抹殺する可能性もある。AIが発展し過ぎると、人間が新しい問いを立てることが少し阻害されるような気がしている」などコメント。将来残る職業についてAIエンジニア＆SF作家・安野貴博は「人間がやっていると思うことに対して価値を持つような仕事」とスタジオコメント。

[ 14:17:20 - 14:17:28 ] 8秒 詳細
遺伝子改変の問題点とは？デザイナーベビーの賛否を問う！！

[ 14:20:13 - 14:24:28 ] 255秒 詳細
障害者らに対する強制不妊手術を進めた旧優生保護法について最高裁大法廷は7月3日、憲法違反として国の賠償責任を認める判決を出した。1952年の法改正で対象者を遺伝性ではない障害者に拡大し1996年に廃止されたが、手術が行われた男女は約25000人にのぼる。そのうち約16500人が強制的なものだった。一方、妊婦の血液でダウン症など胎児の染色体異常を調べる新型出生前診断が国内で導入されてからことしで11年が経過した。2014年の発表で、検査を受けた7740人中で142人が陽性と判定されそのうち113人が羊水検査などで確定診断を受け97％が人口妊娠中絶を選んだという。受精卵の段階で遺伝子操作などを行うことによって、親が望む外見や体力知力などを持つ子どもを生み出す技術にも注目が集まっている。2018年、フー・ジェンクイ氏が世界初の遺伝子編集ベビーを誕生させた。

[ 14:24:28 - 14:32:00 ] 452秒 詳細
山口真由は、体外受精も初期は激烈な批判がきていたが今は多くのひとが子どもを持つことに役立っている、一切禁止はどうなのかなどと話した。大空幸星は、マジョリティとマイノリティの概念がなくなった状態ならいいと思うがおそらく無理なので難しいと思うなどとコメントした。泉房穂は、社会が障害があってもなくても暮らしやすかったら寛容になると思うなどと話した。山口もえは、絶対反対で色んな人がいるから人間なんだと思っている、生まれた子どもが違ったらどうするのなどと話した。山口真由は、親が持っている遺伝的なものを子どもに行くのを妨げられるかもしれない、治療としての可能性があると思うなどとコメントした。丸田佳奈は、今の社会に適合する一時的なもので変異を施して子孫に受け継がれるというリスクがあるなどとコメントした。

[ 14:32:00 - 14:32:05 ] 5秒 詳細
CMのあと…心に手を当てて問う…。果たして自分は”精錬潔白”か？

[ 14:34:50 - 14:36:47 ] 117秒 詳細
デザイナーベビーの可否について、丸田は、ターゲットとしていないところに変異が起こってしまう可能性もあるし、変異を施した人同士で生殖した場合にどうなるかわからないリスクもあるなどと話した。山口は、映画「ガタカ」を挙げ、遺伝子操作で生まれた完璧な人々の中に、操作されていない人間らしい人が入っていくのを見て、優秀で完璧であることがすべてなのか考えさせられるなどと話した。

[ 14:36:47 - 14:40:39 ] 232秒 詳細
やす子に対して、SNSで不適切投稿をした問題で、フワちゃんが先月11日、活動休止を発表した。フワちゃんは、やす子の「生きてるだけで偉いので皆優勝」などとの投稿を引用し、「おまえは偉くないので死んでくださーい」などと投稿した。投稿はすぐに削除されたが、スクリーンショットが拡散され、ネットで大炎上した。フワちゃんのラジオ番組は急きょ放送中止となり、出演していたスマートフォンのCMが非公開になるなど波紋を広げた。和田アキ子は、自身がMCを務める番組で、パリ五輪陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花について、「トドみたい」と発言したことをめぐり炎上した。先月18日の放送で、和田アキ子は、不適切な発言だったなどと謝罪した。フリーアナウンサーの川口ゆりは、Xに、「夏場の男性の匂いなどが苦手、多くの男性は1日数回シャワーを浴びるなどしてほしい」などと投稿して炎上した。所属事務所は、異性を侮辱する発言と捉えられる内容だったなどとして、先月10日付けで契約解除を発表した。評論家の岡田斗司夫は、全ての人に清廉潔白を求めることをホワイト化と呼び、そうした社会を「ホワイト社会」と命名した。2030～2040年に実現し、清潔さを求めるあまりに、結果として、社会が魔女狩りなどの不安定な方向に進むことが予想されるとしている。

[ 14:40:39 - 14:46:24 ] 345秒 詳細
ホワイト社会は、生きやすいか、生きづらいかというテーマについてトーク。山口もえは、失敗したことのない人なんていないのに、誰かが何かを失敗したときの世論は厳しすぎるなどと話した。山口真由は、キャンセルカルチャーは極端で、問題を起こした人を社会的に抹殺しようとする、意見をぶつけ合うことで生まれるものもある、全く傷つかない社会はいいのかなどと話した。安野は、SNSは、発言が一気に拡散されたり、一度炎上すると情報が残り続けたりする、人間社会はそれに慣れている最中だなどと話した。大空は、SNSとは、小さなコミュニティの集合体であり、連帯意識が強まっているなどと話した。丸田は、バッシングを煽っているのはマスコミ、煽るための記事が多すぎるなどと話した。

[ 14:46:24 - 14:46:31 ] 7秒 詳細
新紙幣発行による弊害！？竹田恒泰が生きづらいと感じたコト。

[ 14:49:16 - 14:53:14 ] 238秒 詳細
竹田はホワイト社会を”生きづらい”として「白河の清きに魚も棲みかねてもとの濁りの田沼恋しき」という歌を用いて「なんでも白ければいいっていうんじゃなくて、グレーはなきゃいけないし、ブラック部分も必要悪である」などとコメント。泉は「政治家や公職など税金を扱う人はホワイトであるべきだけど、民間は当事者同士が納得しているのに世論が叩きすぎるのはどうなのか。世論も一部が強烈に声を上げている、ノイジー・マイノリティ」などとコメントした。大空は「ホワイトは大前提だが、ホワイト社会は減点方式で加点がない。かつてをブラック社会だとすると、善行が加点されていくが今はそれがない」などとした。安野は「一度失敗した人が社会復帰するすべがなさすぎる」などとし、大空は「政治家は民意というプロセスを経たら何をやってもいいけど、それ以外はどうするか」などと話した。

[ 14:53:14 - 14:53:24 ] 10秒 詳細
あなたは大丈夫？誹謗中傷をする人間の心理とは…

[ 14:56:09 - 14:58:45 ] 156秒 詳細
大空は「この前誹謗中傷加害者の分析をした。すると誹謗中傷は本人が誹謗中傷したという認識がない人が半数以上に上る。やってる本人はアドバイスしてると思っている。そういう人たちに誹謗中傷している事実を伝えると、反省する人と反省しない人に二分化される。反省していない人が恐れるのは逮捕されること」、前明石市長・泉房穂は「匿名がいいのか悪いのか、難しい」などとコメントした。

[ 14:58:45 - 14:58:50 ] 5秒 詳細
エンディング映像。

[ 14:58:50 - 14:58:55 ] 5秒 詳細
今日午後6時から見逃し配信中。

[ 14:58:55 - 14:59:00 ] 5秒 詳細
「2024 ANAオープンゴルフトーナメント」の番組宣伝。