番組詳細

[ 05:20:30 - 05:22:29 ] 119秒 詳細
漆塗りのキャンプギアを生み出したのは長浜壇の5代目。伝統工芸漆塗りの生き残りにかける若き職人の挑戦に密着。

[ 05:22:29 - 05:22:36 ] 7秒 詳細
オープニング映像。

[ 05:22:36 - 05:24:21 ] 105秒 詳細
長浜市で仏壇仏具の製造修復を手掛けるカネイ中川仏壇。その5代目が中川喜裕さん。4代目の父中川正さんと伝統の仏壇を手掛けている。長浜壇は曳山が原点と言われている。

[ 05:24:21 - 05:27:13 ] 172秒 詳細
中川さんは100以上ある部材に漆塗りなどの修復を施した。下地の漆を塗り表面を研磨し黒漆は表面を美しく仕上げるために不純物をこしてから塗り始めていた。いま新しく仏壇を作る依頼は多くはない。あるのは危機感で長浜の職人も減っているため仏壇を長浜の職人で完成させるのが難しくなっているという。

[ 05:27:13 - 05:29:17 ] 124秒 詳細
漆の文化と技が消えることのないよう始めたのが漆塗りの技術をいかしたキャンプギア。漆は耐水性や抗菌性が高く軽くて丈夫。アウトドアにぴったりだという。キャンプイベントや学校でのワークイベントなど漆の魅力を伝える活動にも力を注いでいる。

[ 05:29:17 - 05:33:35 ] 258秒 詳細
中川喜裕さんの夢と原点はとにかく伝統の技を残したい。家業を継ぐことを決めた中川さんは大学卒業後名古屋の仏具店などで修行。7年前に実家に戻ってきた。しかし職人の数が減るなどしていった。そこで中川さんはアウトドアナイフのハンドルに無料で漆を塗る活動をSNSで発信した。漆の魅力を多くの人に知ってもらいたいがための行動は大きな反響をよんだ。

[ 05:33:35 - 05:37:26 ] 231秒 詳細
中川さんが大いに影響を受けている人物が漆塗り職人の渡邊嘉久さん。漆文化の継承や発信に力を注いでいる。渡邊さんの滋賀に漆の木を増やす活動に参加している中川さん。余呉町は漆の木がかつて多く生えていたという場所。現在日本で使われている漆のほとんどが輸入品で国産の漆は1割未満。漆の木の植林も始めている。

[ 05:37:26 - 05:37:44 ] 18秒 詳細
まだまだ止まらない漆への思い。

[ 05:39:44 - 05:41:55 ] 131秒 詳細
中川さんがいま一番力を入れているのがアウトドアイベント。和紙や刃物など日本の伝統工芸や産業を中心にキャンプ場に集めてのアウトドアイベントを11月に開きたいと考えていた。中川さんは茨城県にある日本茶の店とのコラボ商品を制作することになった。テーマはキャンプでも楽しめる抹茶茶碗。中川さんはさっそく試作をした。内側に黒い漆を塗るなどした。

[ 05:41:55 - 05:42:00 ] 5秒 詳細
キャンプで使える茶碗を披露。

[ 05:44:00 - 05:45:16 ] 76秒 詳細
中川さんはコラボ商品の試作品を見てもらった。外側は木目をいかし内側は漆の粉を使い茶筅の傷をつきにくく抹茶の色が映えるよう仕上げた。大島さんは「すごいわ」などと話した。

[ 05:45:16 - 05:48:20 ] 184秒 詳細
進行中のプロジェクトがもう1つ。全国から集まった古い木のおもちゃ。小児科の子どもたちなどに漆塗りの積み木を寄付しようという。NICUで働く看護師から誕生日を迎える乳児のために木のオーナメントに漆を塗って貰えないかという相談であった。中川さんはNICUや小児科の子どもたちに漆を塗った木のおもちゃを届けた。中川さんは「現代にあった形で漆の魅力だったり漆の感動っていうのを伝える」などと話した。

[ 05:48:20 - 05:48:30 ] 10秒 詳細
エンディング映像。