番組詳細
TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240713 > エピソード: 1331081
エピソード情報
放送局 | 朝日放送 |
---|---|
プログラム名 | LIFE〜夢のカタチ〜 |
エピソード名 | 世界中で抹茶がブーム!抹茶を点てる茶筌の老舗がタイへ! |
カテゴリ | 教育教養 |
放送時間 | 2024-07-13 11:00:00 〜 2024-07-13 11:30:00 |
WireActionデータ更新時刻 | 2024-07-15 04:00:39 |
コーナー・トピック・パラグラフ
(オープニング)
[corner=11513161]
530年続く高山茶筌を世界へ 見習い夫婦の挑戦に密着
[topic=17550569]
詳細
[
11:00:00
-
11:02:39
]
159秒
詳細
近年世界的ブームとなっている抹茶。抹茶を滑らかに撹拌するために室町時代に発明されたのが茶筅。その一大産地が奈良県・生駒市にある。伝統工芸士谷村佳彦さんと息子の谷村圭一郎さん。国内生産9割以上のシェアを誇るご当地ブランド高山茶筌の担い手。コロナ禍で家業がピンチになったときに妻のゆみさんはカラフルな編糸にチャームがついたかわいい茶筅を販売する屋号をローマ字にした新ブランドを立ち上げた。茶筅を日常使いしてもらおうとSNSで茶筅で作る抹茶レシピを公開した。これまでにない商品を次々に発表したが、父の佳彦さんは反対した。海外では抹茶ブームが起こっており、そこに翠華園の茶筅があった。伝統を重んじる父と新機軸を模索する夫婦の思いが交錯する斜陽産業茶筅の新たな未来を切り開く職人夫婦に密着した。
近年世界的ブームとなっている抹茶。抹茶を滑らかに撹拌するために室町時代に発明されたのが茶筅。その一大産地が奈良県・生駒市にある。伝統工芸士谷村佳彦さんと息子の谷村圭一郎さん。国内生産9割以上のシェアを誇るご当地ブランド高山茶筌の担い手。コロナ禍で家業がピンチになったときに妻のゆみさんはカラフルな編糸にチャームがついたかわいい茶筅を販売する屋号をローマ字にした新ブランドを立ち上げた。茶筅を日常使いしてもらおうとSNSで茶筅で作る抹茶レシピを公開した。これまでにない商品を次々に発表したが、父の佳彦さんは反対した。海外では抹茶ブームが起こっており、そこに翠華園の茶筅があった。伝統を重んじる父と新機軸を模索する夫婦の思いが交錯する斜陽産業茶筅の新たな未来を切り開く職人夫婦に密着した。
オープニング
[topic=17550572]
詳細
[
11:02:39
-
11:02:47
]
8秒
詳細
オープニング映像。
オープニング映像。
(LIFE〜夢のカタチ〜)
[corner=11513164]
530年続く高山茶筌を世界へ 見習い夫婦の挑戦に密着
[topic=17550574]
詳細
[
11:02:47
-
11:07:05
]
258秒
詳細
茶道に欠かせない道具の一つ、茶筅。この茶筅の名産地の奈良県・生駒市の高山町に「翠華園 谷村彌三郎商店」がある。高山茶筌は室町時代を起源とする約530年の歴史を誇る伝統工芸品。茶筅づくりの技は一子相伝のものとされていて現在3代目当主で彌三郎を表号する谷村佳彦さんと修行中の息子圭一郎さんと妻のゆみさんが中心となり切り盛りしている。翠華園の茶筅を愛用している茶道家の岡本友輝さんが工房を訪れる。ここの茶筅の魅力について岡本さんは「長持ちします。新しい茶会とかで使うときは生き生きしていますね。」などと話した。翠華園の茶筅が長持ちする理由は国産の竹を使用すること。可能な限り裏山で育てている。毎年冬になると3年ほど成長した竹を切り出して釜茹でにする。これを2ヶ月間寒干しすることで硬く身がしまった艶のある竹ができる。材料だけで5年程かかり、悪い竹は割れるため中の繊維の良し悪しが分かるという。倉庫で2年寝かせ割れずに残った竹を厳選する。茶筅は玄竹と呼ばれる12cm弱の竹を小刀で割ったり細かく裂いたり大きく分けて8工程を手作業で行う。父と圭一郎さんが担当するのは味削りと呼ばれる重要な作業。茶筅作りにおいて味を左右するくらい重要な作業だという。茶筅作りに携わって5年で一通りの作業を経験した圭一郎さん。「技術を身に付けないと次の世代にパスできない」などと話した。国内シェア90%を誇る高山茶筌は茶道が花嫁道具と言われた1970年代には50軒以上の業作があったが需要は右肩下がりで現在は16軒にまで減少。家業を継いだ息子に対し父は「嬉しいんですけれども本人の人生ですからね」と話した。
茶道に欠かせない道具の一つ、茶筅。この茶筅の名産地の奈良県・生駒市の高山町に「翠華園 谷村彌三郎商店」がある。高山茶筌は室町時代を起源とする約530年の歴史を誇る伝統工芸品。茶筅づくりの技は一子相伝のものとされていて現在3代目当主で彌三郎を表号する谷村佳彦さんと修行中の息子圭一郎さんと妻のゆみさんが中心となり切り盛りしている。翠華園の茶筅を愛用している茶道家の岡本友輝さんが工房を訪れる。ここの茶筅の魅力について岡本さんは「長持ちします。新しい茶会とかで使うときは生き生きしていますね。」などと話した。翠華園の茶筅が長持ちする理由は国産の竹を使用すること。可能な限り裏山で育てている。毎年冬になると3年ほど成長した竹を切り出して釜茹でにする。これを2ヶ月間寒干しすることで硬く身がしまった艶のある竹ができる。材料だけで5年程かかり、悪い竹は割れるため中の繊維の良し悪しが分かるという。倉庫で2年寝かせ割れずに残った竹を厳選する。茶筅は玄竹と呼ばれる12cm弱の竹を小刀で割ったり細かく裂いたり大きく分けて8工程を手作業で行う。父と圭一郎さんが担当するのは味削りと呼ばれる重要な作業。茶筅作りにおいて味を左右するくらい重要な作業だという。茶筅作りに携わって5年で一通りの作業を経験した圭一郎さん。「技術を身に付けないと次の世代にパスできない」などと話した。国内シェア90%を誇る高山茶筌は茶道が花嫁道具と言われた1970年代には50軒以上の業作があったが需要は右肩下がりで現在は16軒にまで減少。家業を継いだ息子に対し父は「嬉しいんですけれども本人の人生ですからね」と話した。
[
11:07:05
-
11:12:30
]
325秒
詳細
1986年奈良県・高山町に生まれた圭一郎さん。バスケットボールが大好きだったことからアメリカの大学に進学。卒業後は神戸の大手スポーツメーカーに入社した。結婚し子どもも授かり全てが順風満帆だった時に家業を継ぐことにした理由について「周りの人たちに支えてもらった。恩返しも何もしていないし翠華園 谷村彌三郎商店は僕しか継ぐことができないので」などと話した。妻のゆみさんを説得し2020年に里帰りを果たすもゆみさんは不安を抱えていた。その不安を追い打ちをかけるようにコロナ禍の自粛生活が始まった。お茶会ができないことから茶筅の需要が激減した。育ち盛りの子どもが3人おり家族の生活を守るため、茶筅を後世に残すため夫婦の挑戦が始まった。茶筅の需要が減り続けるなか、新規開拓を目指して2人は日常に茶道に使う道具を取り入れてもらえたらいいなと思い新ブランドを立ち上げた。当時は父は反対だったが、SNSで発信したおしゃれ茶筅は大反響で海外からも発注が舞い込むようになった。伝統を守るための革新、今がその時だと圭一郎さんは語る。妻のゆみさんが思いついたのがガラス素材の片口茶碗。製作を頼まれた川北さんは「私たちなりに残していきたいみたいのを力説してくださって、そういう方向もやってみるか」などと話した。SNSで抹茶のレシピを公開したことから注文が沢山届くようになったなどと話す。
1986年奈良県・高山町に生まれた圭一郎さん。バスケットボールが大好きだったことからアメリカの大学に進学。卒業後は神戸の大手スポーツメーカーに入社した。結婚し子どもも授かり全てが順風満帆だった時に家業を継ぐことにした理由について「周りの人たちに支えてもらった。恩返しも何もしていないし翠華園 谷村彌三郎商店は僕しか継ぐことができないので」などと話した。妻のゆみさんを説得し2020年に里帰りを果たすもゆみさんは不安を抱えていた。その不安を追い打ちをかけるようにコロナ禍の自粛生活が始まった。お茶会ができないことから茶筅の需要が激減した。育ち盛りの子どもが3人おり家族の生活を守るため、茶筅を後世に残すため夫婦の挑戦が始まった。茶筅の需要が減り続けるなか、新規開拓を目指して2人は日常に茶道に使う道具を取り入れてもらえたらいいなと思い新ブランドを立ち上げた。当時は父は反対だったが、SNSで発信したおしゃれ茶筅は大反響で海外からも発注が舞い込むようになった。伝統を守るための革新、今がその時だと圭一郎さんは語る。妻のゆみさんが思いついたのがガラス素材の片口茶碗。製作を頼まれた川北さんは「私たちなりに残していきたいみたいのを力説してくださって、そういう方向もやってみるか」などと話した。SNSで抹茶のレシピを公開したことから注文が沢山届くようになったなどと話す。
[
11:12:30
-
11:17:42
]
312秒
詳細
新ブランドの商品を納品するため京都・嵐山にある日本茶スタンド八十八良葉舎を訪れた。店主の丸山さんはお茶の文化を多くの人に知ってほしいと茶筅でお茶を点てて抹茶ドリンクを提供。気軽にお茶会気分が楽しめると評判。決して安くない翠華園の茶筅。こだわる理由について「伝統的なものを今風にアレンジして新しいやり方で挑戦していることに共鳴した。味が変わるのももちろんなんですけど、点てやすいっていうのがなによりも代えがたい。」などと話した。国際日本茶協会からの以来で訪れた茶筅の歴史を伝えるイベントに参加するため翠華園に多くの外国人観光客が訪れた。圭一郎さんの息子さんは「大人になったらやってみたい」などと話した。イベントの最後は茶筅を使ってお茶を点てる。お客さんは「ここの茶筅はお茶を点てやすいし軽い感じがします。」などと話した。タイで抹茶専門店のカフェを営むナムさんとオンラインで打ち合わせをした。ナムさんはなぜ翠華園の茶筅を使うのかについてかわいいデザインと丈夫で抹茶を点てやすいことから愛用しているという。彼女の口コミをきっかけに翠華園の茶筅がタイで大ブームとなっている。夫婦で開発した新スタイルの茶筅が異国の地でどう使われているのか。新商品を携えタイに向かった。
新ブランドの商品を納品するため京都・嵐山にある日本茶スタンド八十八良葉舎を訪れた。店主の丸山さんはお茶の文化を多くの人に知ってほしいと茶筅でお茶を点てて抹茶ドリンクを提供。気軽にお茶会気分が楽しめると評判。決して安くない翠華園の茶筅。こだわる理由について「伝統的なものを今風にアレンジして新しいやり方で挑戦していることに共鳴した。味が変わるのももちろんなんですけど、点てやすいっていうのがなによりも代えがたい。」などと話した。国際日本茶協会からの以来で訪れた茶筅の歴史を伝えるイベントに参加するため翠華園に多くの外国人観光客が訪れた。圭一郎さんの息子さんは「大人になったらやってみたい」などと話した。イベントの最後は茶筅を使ってお茶を点てる。お客さんは「ここの茶筅はお茶を点てやすいし軽い感じがします。」などと話した。タイで抹茶専門店のカフェを営むナムさんとオンラインで打ち合わせをした。ナムさんはなぜ翠華園の茶筅を使うのかについてかわいいデザインと丈夫で抹茶を点てやすいことから愛用しているという。彼女の口コミをきっかけに翠華園の茶筅がタイで大ブームとなっている。夫婦で開発した新スタイルの茶筅が異国の地でどう使われているのか。新商品を携えタイに向かった。
提供
[topic=17550581]
詳細
CM
[corner=11513180]
(LIFE〜夢のカタチ〜)
[corner=11513182]
530年続く高山茶筌を世界へ タイで「SUIKAEN」の評価は!?
[topic=17550584]
詳細
[
11:19:21
-
11:22:46
]
205秒
詳細
谷村ゆみはSUIKAENがタイでどのような使われ方をしているのか調べるためバンコクを訪れた。Chaya&Coでは茶筅で立てた抹茶ドリンクが販売されている。この日Chaya&Coには谷村ゆみが訪れると聞いて多くのSUIKAENファンが集まった。タイでは健康志向から茶筅で茶を立てる日常が浸透しつつあるという。タイで人気の抹茶カフェのMTCHは翠華園の茶筅で茶をたてている。
谷村ゆみはSUIKAENがタイでどのような使われ方をしているのか調べるためバンコクを訪れた。Chaya&Coでは茶筅で立てた抹茶ドリンクが販売されている。この日Chaya&Coには谷村ゆみが訪れると聞いて多くのSUIKAENファンが集まった。タイでは健康志向から茶筅で茶を立てる日常が浸透しつつあるという。タイで人気の抹茶カフェのMTCHは翠華園の茶筅で茶をたてている。
CM
[corner=11513185]
(LIFE〜夢のカタチ〜)
[corner=11513187]
530年続く高山茶筌を世界へ タイで「SUIKAEN」の評価は!?
[topic=17550591]
詳細
[
11:24:16
-
11:25:20
]
64秒
詳細
SUIKAENの茶筅を使った抹茶ラテを飲んで谷村ゆみは新しいブランドを立ち上げて良かったのかと思ったこともあったが、新ブランドしてなかったら飲むことも会うこともなかった人達がいっぱいいるためタイに来てよかったと思った等と話している。
SUIKAENの茶筅を使った抹茶ラテを飲んで谷村ゆみは新しいブランドを立ち上げて良かったのかと思ったこともあったが、新ブランドしてなかったら飲むことも会うこともなかった人達がいっぱいいるためタイに来てよかったと思った等と話している。
530年続く高山茶筌を世界へ 見習い夫婦の挑戦に密着
[topic=17550592]
詳細
[
11:25:20
-
11:26:51
]
91秒
詳細
谷村ゆみはタイから帰り、家族等に茶筅は大事に使われていてどうしたら長持ちするのか等質問されたと報告した。
谷村ゆみはタイから帰り、家族等に茶筅は大事に使われていてどうしたら長持ちするのか等質問されたと報告した。
(エンディング)
[corner=11513188]
提供
[topic=17550594]
詳細