番組詳細

[ 10:05:00 - 10:05:14 ] 14秒 詳細
オープニング映像と挨拶。

[ 10:05:14 - 10:07:16 ] 122秒 詳細
G7サミットがイタリアで始まる。岸田総理大臣も現地に到着した。サミットの一部の会議にはウクライナ・ゼレンスキー大統領も出席する。ロシアの軍事侵攻が長期化し欧米で支援疲れも指摘される中、G7としてはウクライナへの支援を継続していく姿勢を強調したい考え。バイデン大統領は同盟国との首脳会議のためイタリアに入る。一番の議題はウクライナ。ホワイトハウスによると米国と同盟国はウクライナへの大規模支援の新たな計画を発表する準備をしているとのこと。消息筋によると、凍結されたロシアの資産から生じた利益をもとにウクライナに500億ドルが新たに融資されるかもしれない。税金ではなくロシアの資金を使ってウクライナを支援するという解決策。米国はロシア・プーチン大統領に米国や世界からのウクライナ支援は終わらないという強力なメッセージを送ることにもなるだろうとしている。首脳会議ではこの計画を巡る法律と財務面の細かい点を詰め週末までにはまとめたい考え。米国は、ロシアが軍事機構に資金を融通するのを難しくするための新たな制裁も発表する。ウクライナ・ゼレンスキー大統領もイタリアを訪れバイデン大統領と会談し13日には共同会見を行う予定。

[ 10:07:16 - 10:10:51 ] 215秒 詳細
米国は10年前、ウクライナ内務省傘下のアゾフ旅団の前身の民兵組織に対し人権侵害を理由に米国製の武器の供与を禁止した。これは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってからも続いていたがこの程、アゾフ旅団には人権侵害の証拠はないとし武器の供与を解禁した。一方、ヨーロッパ議会選挙ではロシア寄りの政党が議席を増やしたもののヨーロッパ委員会はウクライナ支援の姿勢は変わりはないとした。安全保障問題の専門家は「アゾフスターリ製鉄所の防衛に失敗したのはアメリカの武器の使用が認められなかったから。アゾフ旅団をウクライナが必要としていることから今回の解禁は極めて重要。アゾフ旅団はウクライナ国家親衛隊に編入され、正式にウクライナ軍の一部となった。ロシアはアゾフ旅団をネオナチの組織として描こうとしたが、事実ではないことが証明されている。ロシア軍はハルキウ州周辺で新たな前線を開いたが掌握できず、ベルゴロド州で部隊を増強している。これからはウクライナ軍が攻勢に転じるだろう。ロシア軍の進軍のスピードが鈍ったことでウクライナにとって状況を一転させるチャンスとなりロシア軍をウクライナ領内から撤退させようとしている」などとコメントした。

[ 10:10:51 - 10:15:57 ] 306秒 詳細
ウクライナ支援はG7での主要な議題となる。今回のサミットでは、ガザ情勢やAIの活用、気候変動や移民などについても幅広い協議が行われる見通しだが、注目はウクライナ支援を巡った課題。フランスは先日、ウクライナに供与した兵器でロシアの領土内への攻撃を容認すべきだとするのに続いて、ウクライナ軍の訓練のために教官をウクライナに派遣するための欧米による新たな枠組みを作ろうとしている。欧米側では新たな支援に踏み切ろうとする動きが出ている。今月6日、ノルマンディー上陸作戦から80年を記念する式典に合わせてマクロン大統領はゼレンスキー大統領をフランスに招いた。翌日には大統領府で首脳会談を行い、共同記者会見で新たな支援策を発表した。ウクライナ軍を訓練するため、フランスが主導する形で欧米がチームを組み、軍の教官をウクライナに派遣する。実際に教官を派遣する時期や派遣の規模は明らかにしなかったが、すでに賛同する国がいるとしている。この申し出に対しゼレンスキー大統領も兵士の訓練の効率化が図られるとして歓迎した。また、この他にもフランスが開発した戦闘機「ミラージュ2000」をウクライナに供与しパイロットの訓練を行うことも発表された。ウクライナが、ロシアによるミサイル攻撃に苦しむ中、制空権を巡る戦いで状況を改善できるか注目される。しかし仏国内では異論も出ている。先のヨーロッパ議会選挙の得票でトップに立った極右政党「国民連合」はこうしたマクロン大統領の方針に反対。国内の議会下院に当たる国民議会の解散に伴って行われる今月末からの議会選挙に向けて大統領の方針が紛争の拡大を招くとする訴えを強めていくとみられる。

[ 10:15:57 - 10:21:44 ] 347秒 詳細
ロシア・プーチン大統領もけん制を強めている。今回の教官を派遣する計画などに対して「派遣された教官は攻撃対象になりうる」という見方を示した。元フランス空軍大将・パロメロス氏は「フランス側では教官が攻撃対象になる可能性は織り込み済み」だとしたうえで、今回のG7では今後の支援の揺るぎない継続を合意すべきだと指摘した。教官の派遣では、兵器の扱い方・地雷除去など複数の訓練が検討されているという。フランスの地雷除去訓練では20kgほどある防護服を着て、地雷探知気を使いながら訓練用の地雷の場所を探し、教官の指導のもと丁寧に掘り出す。ウクライナではロシアによる軍事侵攻で、国土の1／4ほどに相当する面積で地雷が埋められている可能性があり、地雷の除去が急務となっている。指導にあたっている教官は、地雷を探知して無力化するには幾つもの地雷の種類に対応する必要があるため訓練には2ヶ月ほどかけるのだと言う。フランス軍は世界各地で地雷除去の実績があり、その技術は高いという。フランスがこのタイミングで打ち出したのは、アメリカの支援停滞の可能性があるから。今月8日、マクロン大統領はバイデン大統領とも首脳会談を行い米仏の結束は確認したが、秋の大統領選挙でトランプ氏が返り咲けば、アメリカの支援は停止される。また国民連合はロシアに近いとされていて、ウクライナ支援にも消極的だ。マクロン大統領はウクライナ支援で国民連合との差をつけたい考えもあるという。G7での合意は、米独が軍の教官を派遣する事を後ろ向きに考えていることから、簡単ではなさそうだ。一方でG7は新たな基金を作りウクライナを支援するという。G7後の15・16日にはスイスでウクライナ提唱の和平案の実現を目指す平和サミットも行われる。

[ 10:21:44 - 10:24:10 ] 146秒 詳細
中東情勢について。ガザ地区では、12日もイスラエル軍の空爆などが行われたとみられる。こうした中、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘について国連人権理事会の調査委員会は「双方が戦争犯罪を犯した」とする報告書をまとめた。一方、停戦と人質解放に向けた新たな提案を巡って米国・ブリンケン国務長官はハマス側から回答がありハマス側は、提案に多くの変更を求めてきたと明らかにした。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラはイスラエルにロケット弾を発射した。イスラエルとハマスに対して戦争犯罪を犯したと非難する国連の報告書と一致するように状況は激しさを増している。報告書は処罰を伴わないが将来、イスラエルとハマスの指導者の告発に役立つ。米国・ブリンケン国務長官は双方がバイデン大統領が提案する停戦案を受け入れるように呼びかけている。国務長官はイスラエルはすでに受け入れ、ハマスは変更を要請したとした。ヒズボラはイスラエルによって殺害された指揮官の死を報復するとしている。

[ 10:24:10 - 10:27:03 ] 173秒 詳細
米国・ブリンケン国務長官はアルジャジーラとのインタビューでイスラエルとハマスとの間に複数の埋められる溝があり、米国はエジプトとカタールとともにその溝を埋められるよう努力していることを話した。また、ブリンケン長官は現在の合意案は恒久的な停戦を達成するための最も効果的な手段であると話した。さらに、この合意案は地域における永続的な真の平和とパレスチナ国家の樹立という米国が達成しようとしている目標に関して、多くの可能性への扉を開くものであると述べた。それに先立ちカタール・タミム首長は首都ドーハでブリンケン長官と会談し仲介について協議した。また、ガザ地区および占領下のパレスチナ領土における情勢の進展に加えて、戦闘休止に達し人道援助の流れを確保するために、進行中の仲介について意見を交わした。それに関連しブリンケン長官はカタール首長と戦闘休止・人質全員の解放・ガザ地区での戦闘終結を巡る合意案について話し合ったと述べた。

[ 10:27:03 - 10:29:08 ] 125秒 詳細
過激派組織IS（イスラミックステート）とつながりがある疑いで中央アジア・タジキスタン出身の8人がニューヨークなどで拘束された。米国南部の国境から審査を受けて入国したが、そのあとに、当局がISとつながりがある可能性を疑わせる情報を見つけ拘束したという。FBI（連邦捜査局）は以前に国境管理の脆弱性について警告していた。海外の密入国組織の一部あっせん業者が、ISとつながりがあり非常に懸念されている。ここへきて、国土安全保障省の監察官は移民の入国審査について懸念を指摘している。去年までの6年間の亡命申請を分析し、米国国籍以外の人や一部、亡命希望者の審査の際に技術、手続き・連携が完全に効果的ではなかったと結論づけた。入国が認められた2万人以上がその後の審査で要注意とされ、600人以上は国家安全保障上の懸念の可能性があることが分かった。ISとのつながりが疑われる8人について情報筋は、起訴に足る十分な証拠はないとしているが全員、強制送還されるとみられる。

[ 10:29:08 - 10:33:08 ] 240秒 詳細
米国やヨーロッパでも見られる過激派組織ISにつながる動き。特にフランスでは来月からオリンピックが始まるのを前にテロへの警戒が高まっている。IS台頭から10年。2014年6月10日イラク北部の主要都市モスルに突如大規模な攻撃を行った。戦闘員たちはその後イラクからシリアにまたがる広い範囲を武力で支配するようになり、新たな国を打ち立てたとの主張を始めた。当時イラクに対する国際社会の関与は低下していた。米国のブッシュ政権は2003年にイラク戦争を強行し、オバマ政権のもとで2011年末にすべての米軍を撤退させていた。しかしイラクの国造りに大きな課題を残したまま出ていった形。また当時シリアでは激しい内戦となっていたが、米国はアサド政権が化学兵器を使用したと断定しながらも介入せず混迷が深まっていた。中東ではその後米国主導の有志連合やロシアなどが軍事介入しISは弱体化した。現状懸念されるのはアフガニスタン、西アフリカ。このうちアフガニスタンでは2015年に東部を拠点に設立された地域組織ISIS−Kが活動を活発化させている。この組織は3月にモスクワ郊外であったテロへの関与が疑われている。アフガニスタンについても米国のバイデン政権は2021年8月に米軍を撤退させている。西アフリカのマリやブルキナファソ、ニジェールなどでISとつながりのある過激派によるテロや攻撃が相次ぎ多くの市民が犠牲になっている。

[ 10:33:08 - 10:37:26 ] 258秒 詳細
ヨーロッパ議会選挙で極右政党に大敗し議会下院を解散したフランス・マクロン大統領が12日記者会見を行った。今月末に1回目の投票が、来月7日に決選投票が行われる国政選挙に向けては右派共和党の総裁が極右政党「国民連合」との選挙協力を発表するなど政治的な動きが激しくなる中、マクロン大統領は結集して極右勢力などに対抗することを呼びかけた。その他領土の等級を廃止しニューカレドニアの選挙制度改革を一時中止し協議の余地を残しつつ失業保険改革を続行することなどを発表した。有権者を納得させるために支持者たちに残された時間は18日間。

[ 10:37:26 - 10:40:06 ] 160秒 詳細
フランス議会下院の選挙では極右政党「国民連合」が先のヨーロッパ議会選挙で躍進したことを受けて、今度はどこまで支持を伸ばすかが最大の焦点となる。フランスのメディアからは国民議会でも極右が支持を伸ばし仮に極右の首相が誕生するようなことになったとしても、マクロン大統領は最終的には自分に有利になると考えているのではという分析が実は出ている。フランスでは2027年に大統領選挙が予定。過去2回の2017年と2022年の選挙ではいずれもマクロン氏と今の国民連合を率いるマリーヌ・ルペン氏の戦いとなりいずれもマクロン氏が勝利している。ただ2027年に向けてルペン氏は勢いを増してくることをマクロン氏側は警戒している。

[ 10:40:06 - 10:44:20 ] 254秒 詳細
中国から輸入されるEV（電気自動車）についてEU（ヨーロッパ連合）は最大で38．1％の関税を上乗せする方針を発表した。中国政府からの不公平な補助金を受けヨーロッパの企業に損害を与えるおそれがあるというのが理由。しかし、このEUの方針に大手自動車メーカーを抱えるドイツは、及び腰のよう。中国製のEV（電気自動車）は品質も良く比較的安価でドイツで人気が上がっている。EU（ヨーロッパ連合）の執行機関、ヨーロッパ委員会はこの傾向にブレーキをかけ高い制裁関税をかける方針で特にBYD、吉利自動車、フォルクスワーゲンのパートナー、上海自動車には最大38．1％の関税を上乗せするとしている。中国政府は報復措置を取るとしていてこれは自動車産業国ドイツに大きな影響を与える可能性がある。BMW、アウディ、ベンツに言及。中国外務省報道官のコメント。ブリュッセルの映像。

[ 10:44:20 - 10:46:40 ] 140秒 詳細
メキシコ南部でギャングが3日間にわたって町を襲撃し4000人以上の住民が身の安全を守るため近くの町に避難した。メキシコ南部の町ティラでギャングたちが3日間にわたり町を襲撃し住宅に火をつけるなどしたため4000人以上の住民が避難を余儀なくされた。メキシコで、いかに暴力が横行しているかを示す最新の例であり新しく選ばれた大統領に変化の期待がかかっている。シェインバウム次期大統領は現大統領の政策を続けると宣言したが暴力を間近で見ている人たちはそれ以上の手腕を期待している。

[ 10:46:40 - 10:50:02 ] 202秒 詳細
香港政府は英国に逃れた民主活動家6人について国家の安全を脅かす活動を続けているとして香港のパスポートを無効にするなどの措置をとった。クラウドファンディングに寄付するなど6人への経済的支援も禁じるとしている。

[ 10:50:02 - 10:52:27 ] 145秒 詳細
世界的な人気音楽グループBTSの最年長メンバー、JINさんが、韓国軍での1年半にわたる兵役を終えて除隊した。南北の軍事境界線に近い、軍の施設から出てきたJINさんを今も兵役に就いている他のメンバーたちが出迎えた。メンバーの中でJINさんが最初の除隊となり今後の活動にファンの期待が高まっている。

[ 10:52:27 - 10:52:48 ] 21秒 詳細
「イタリアG7サミット ウクライナ支援継続 強調へ」など。

[ 10:52:48 - 10:53:03 ] 15秒 詳細
「キャッチ！世界のトップニュース」の番組宣伝。「＠nyc 発達障害のある人たちが働くカフェ」。

[ 10:53:03 - 10:54:00 ] 57秒 詳細
今年で12回目となる「ダナン国際花火大会」。8か国のチームによる競演が7月13日まで毎週末開催される。初日は地元ベトナムとフランス。観光地の夜を彩るパフォーマンスは人々を大いに楽しませた。