番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240612 > エピソード: 1324039

エピソード情報

放送局 関西テレビ
プログラム名 ザ・ドキュメント
エピソード名 もやい 福島に吹く風
カテゴリ 教育教養
放送時間 2024-06-12 04:29:00 〜 2024-06-12 05:25:00
WireActionデータ更新時刻 2024-06-12 07:20:48

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=11439418]
オープニング [topic=17439713] 詳細
[ 04:29:00 - 04:29:10 ] 10秒 詳細
オープニング映像。

(ザ・ドキュメント) [corner=11439419]
もやい 福島に吹く風 [topic=17439714] 詳細
[ 04:29:10 - 04:35:05 ] 355秒 詳細
福島をアートで伝える“もやい展”。もやいは荒縄の結びのことで、人と人がつながる未来を目指している。名付け親は写真家の中筋純さん。福島県にかよい、かわり続けるマチを記録してきたという。“もやい展”では稼げないので、ときどき入る撮影業で生計を立てている。純さんの家のいっかくには楓の丸木がつまれていた。東日本大震災の原発事故で避難しやむなく土地を手放すことにした家のあるじが最後に伐採を決めた楓だという。
[ 04:35:05 - 04:42:10 ] 425秒 詳細
純さんは楓を、彫刻家の安藤栄作さんのもとへ持っていった。安藤さんも原発事故のあと福島から避難した住民のひとり。この楓をつかって作品をつくるという。純さんは楓のふるさとへ向かい、楓を里帰りさせた。楓のあるじ、堀川さん夫妻は家だけを除染しても意味がないと、家の解体に応じたという…。純さんは静岡に避難している堀川夫妻のもとへ。栄作さんの手により、楓が美しい作品に生まれ変わったことを報告した。

CM [corner=11439420]

(ザ・ドキュメント) [corner=11439421]
もやい 福島に吹く風 [topic=17439715] 詳細
[ 04:43:10 - 04:52:48 ] 578秒 詳細
朗読家の井上美和子さん。“もやい展”で、福島であった出来事を朗読した。美和子さんは家族で綾部市に避難。11年が経ったという。原発事故まで住んでいた家は南相馬市にあり、年に数回草刈りにかえるという。美和子さんは20代のころ東京電力の関連企業につとめていて、「原発は危険」という声はきこえないふりをしていた。そのコトを反省し「やれることをやろう」と考え、原発に関する活動や、福島での出来事を朗読で伝える活動を行っているという。

CM [corner=11439422]

(ザ・ドキュメント) [corner=11439423]
もやい 福島に吹く風 [topic=17439716] 詳細
[ 04:54:18 - 05:02:42 ] 504秒 詳細
純さんを福島に導いたのは、ウクライナにあるチェルノブイリ原発の存在だった…。カメラを向けたのは、放射能汚染で住むことを禁じられてなお自分のふるさとで生きる人々だった。純さんは家族でよく無人島に遊びに行ったそうで、島でみた廃墟の記憶がのちのライフワークとなる。日本の廃墟を撮りつくし、チェルノブイリに向かったという。

CM [corner=11439424]

(ザ・ドキュメント) [corner=11439425]
もやい 福島に吹く風 [topic=17439717] 詳細
[ 05:04:12 - 05:10:20 ] 368秒 詳細
ウクライナ人アーティストのマリコ・ゲルマンさん。チェルノブイリ原発事故で胎児被ばく。甲状腺障害を患った。手術で甲状腺を摘出し、甲状腺ホルモンをおぎなう薬をのむ生活をおくっている。マリコの主治医は、「チェルノブイリ原発事故後、放射性ヨウ素が放出されました。発育中の体は甲状腺で放射性ヨウ素をたくさん吸収するため、子供が一番被害を受けた」などと語った。日本では、原発事故当時子供だった原告6人が「甲状腺がんになったのは被ばくの影響」として東京電力を提訴。「甲状腺がんと放射線被ばくの関連は認められない」とされ、ほとんどの患者が今も沈黙している…。
[ 05:10:20 - 05:15:08 ] 288秒 詳細
マリコさんは純さんと共に作品をつくることになった。マリコさんが飲んでいる薬のカラをガラスブロックに入れる。純さんは、「社会に認められずに疾患を持ちながら苦しんでいる人がいっぱいいると、世の中の人に知ってほしい」などと語った。マリコさんは、侵攻に苦しむふるさとウクライナの現状にも光をあてたいと考えているという。純さんはツテをたどって、小児甲状腺がんになった福島出身の患者たちから飲んでいる薬のカラを取り寄せていた。りょうさん(仮名)は、直接マリコさんのもとを訪れ薬のカラを渡した。「原発事故があったときは子供だった。無条件に大人のいうことを信じ、自分で考えようとしなかった」と自分をせめるりょうさん。マリコさんは「あなたは悪くありません」と励ました。

CM [corner=11439426]

(ザ・ドキュメント) [corner=11439427]
もやい 福島に吹く風 [topic=17439718] 詳細
[ 05:16:43 - 05:23:00 ] 377秒 詳細
井上美和子さんの娘・七夏さんは、福島でのできごとを朗読で伝えた。純さんは浪江町の人々と「俺たちの伝承館」を構想中。