番組詳細

[ 11:00:03 - 11:03:40 ] 217秒 詳細
兵庫・加西市。北条鉄道の法華口駅に降り立つと素敵な駅舎が出迎えてくれる。そんな駅舎に去年10月「今屋のハンバーガー兵庫」がオープンした。ホットドッグのようなスタイルでクリスピーな食感が特徴。SNSをきっかけに今世界から注目されている福岡市にある西公園「今屋のハンバーガー」店主の今崎勝美さんが考案したこのハンバーガーが福岡で愛され続けて50年。いまやソウルフードになっている。久語幸紀さんはこのハンバーガーに衝撃を受け、今崎さんのもとで修行。暖簾分けを許された。そんなハンバーガーを求めて小さな駅舎の店は連日大盛況。久語幸紀さんは「師匠の味を残すことしか考えてない」などと話した。師匠の味を広めたいと奮闘する久語幸紀さんに密着。

[ 11:03:40 - 11:03:49 ] 9秒 詳細
オープニング映像。

[ 11:03:49 - 11:09:34 ] 345秒 詳細
去年10月北条鉄道の法華口駅にがオープンした「今屋のハンバーガー兵庫」。1人で店を切り盛りする久語幸紀さん。どれだけ忙しくても作り置きはせず注文を受けてからハンバーガーを作る。ハンバーガーは全部で12種類。すべて師匠のメニューを再現し手作りしている。1番人気のミックスエッグは600円。その他、フランクエッグチーズやエッグバーガーチーズも人気メニュー。朝9時、開店2時間前に久語さんは準備を始める。最初にやるのはコッペパンのチェック。続いてキャベツの仕込みに取り掛かる。キャベツは千切りにし、柔らかくするため塩で揉んでいる。ハンバーグは秘伝のレシピ。そして要となるのが門外不出のケチャップソース。師匠と同じ材料を使って同じ時間炊いても味が若干変わってくるという。次の一手間は、切ったキャベツとミンチをニンニクで炒めること。久語さんは「このキャベツだけでもお客さんは美味しいと言ってくれる」などと話した。

[ 11:09:34 - 11:13:36 ] 242秒 詳細
久語さんは1971年に神戸市で生まれた。高校卒業後は眼鏡店に勤務。26歳で結婚し33歳で出産。飲食店で働いた経験はなかった。YouTubeをみたら「今屋のハンバーガー」が流れてきた。いつか食べに行きたいと思っていた。息子の受験祈願で福岡に行った時に「今屋のハンバーガー」を食べた。このとき、師匠に「お姉ちゃん兵庫でお店やってみん」と言われ、始めることにしたという。2週間、師匠の元で修行し、去年10月に「今屋のハンバーガー兵庫」をオープンさせた。営業終わりの楽しみは駅に置いてあるご意見ノートを見ることだった。店を閉めたら久語さんは主婦の顔に変わる。お店を始めることについて夫の要さんは「びっくりしたけどやりたいんだったらやればいい。しんどくなったら辞めたらいい」などと話した。息子の要さんは「今まで食べたハンバーガーの中で一番美味しい」などと話した。修行してから1年、久語幸紀さんは師匠に会いに行くことにした。

[ 11:13:36 - 11:17:27 ] 231秒 詳細
とある休日、師匠に自分のハンバーガーを食べてもらうため久語幸紀さんは師匠の元を訪れた。この日、師匠の店はオープン前から大行列。久語幸紀さん手伝うことになった。1時間半並んだ、男性は「めっちゃおいしい」などと話した。ハンバーガーは14時に完売となった。お店が終わってから久語幸紀さんは師匠に自分のハンバーガーを食べてもらった。

[ 11:17:27 - 11:17:32 ] 5秒 詳細
ハンバーガーを食べた師匠の評価は？

[ 11:19:12 - 11:20:11 ] 59秒 詳細
お店が終わってから久語幸紀さんは師匠に自分のハンバーガーを食べてもらった。師匠は「ハンバーグはふわっとしておいしい。ソースが強いから他の具材の味がしないようになる。70点くらい。合格に入ります、上等です。ソースの味を薄めたら美味しくなる」などと話した。

[ 11:20:11 - 11:23:28 ] 197秒 詳細
法華口駅に戻った久語幸紀さんはさっそくソースの改善に取り掛かった。師匠のアドバイスに従い弱火でじっくり煮込んだ。1時間半後、ようやく納得のソースが完成。その後、久語さんはパンを作ってくれてる「みるく村808」を訪れた。久語さんは師匠のハンバーガーを食べたときパンの違いに気付いたという。店主はパンの気泡に注目。翌日、依頼したパンが届いた。この日、福岡のお客さんが、兵庫まで来てくれた。

[ 11:23:28 - 11:23:36 ] 8秒 詳細
師匠の味へ一歩前進 お客さんの評価は？

[ 11:25:06 - 11:26:50 ] 104秒 詳細
福岡のお客さんが、兵庫まで来てくれた。お客さんは「めっちゃ美味しい。味が一緒」などと話した。ある日、北条鉄道の沿線で「第10回桜まつり」が開かれた。「今まで食べたハンバーガーの中で一番美味しい」などの声が上がり過去最高本数を売り上げ完売となった。久語幸紀は「これからもまだまだ師匠の味を沢山の人に知ってもらいたい」などと話した。