番組詳細
TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240504 > エピソード: 1315173
エピソード情報
放送局 | NHK総合大阪 |
---|---|
プログラム名 | NHK地域局発 |
エピソード名 | あわとく #普通ってなに? 広がる学校以外の選択肢 |
カテゴリ | 一般実用 |
放送時間 | 2024-05-04 16:00:00 〜 2024-05-04 16:27:00 |
WireActionデータ更新時刻 | 2024-05-04 19:16:27 |
コーナー・トピック・パラグラフ
あわとく# 普通ってなに? 広がる学校以外の選択肢
[corner=11348464]
なぜ学校に行くの?ある少女の場合
[topic=17305502]
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16:00:00
-
16:02:31
]
151秒
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今、学校に行かない子どもが増えている。取材した女の子は半年以上、ほとんど学校に通っていなかった。一度体調を崩し休んだことをきっかけに行かなくなったという。幼稚園には楽しく通っていたが小学校に入りテストや宿題などの結果を周りと比べてしまい行きたくないと感じてしまった。徳島県内の不登校の子どもは1500人を上回りその数は増え続けている。私たちは学校とどう向き合うべきか。広がる学びの選択肢について考える。
今、学校に行かない子どもが増えている。取材した女の子は半年以上、ほとんど学校に通っていなかった。一度体調を崩し休んだことをきっかけに行かなくなったという。幼稚園には楽しく通っていたが小学校に入りテストや宿題などの結果を周りと比べてしまい行きたくないと感じてしまった。徳島県内の不登校の子どもは1500人を上回りその数は増え続けている。私たちは学校とどう向き合うべきか。広がる学びの選択肢について考える。
徳島でも急増する不登校
[topic=17305503]
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16:02:31
-
16:03:46
]
75秒
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徳島県内の不登校の児童・生徒は最新の調査で小学生が477人、中学生が1088人と過去最多となった。ここでいう不登校というのは30日以上、特別な事情なく学校を休んでいる子供のことを差す。保健室登校などは含まれない。不登校という言葉の認識を考えさせてくれた1人の少女との出逢いが会ったという。
徳島県内の不登校の児童・生徒は最新の調査で小学生が477人、中学生が1088人と過去最多となった。ここでいう不登校というのは30日以上、特別な事情なく学校を休んでいる子供のことを差す。保健室登校などは含まれない。不登校という言葉の認識を考えさせてくれた1人の少女との出逢いが会ったという。
「不登校」に違和感 学校に行かない選択肢
[topic=17305504]
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16:03:46
-
16:05:40
]
114秒
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徳島・阿南市のフリースペース「にじいろ広場」は学校に行かない子どもたちが自由に過ごせる場所。ここではそれぞれの気持ちに寄り添うことを大切にしている。ある女の子は不登校という言葉に違和感を覚えたという。女の子は「登校するのも学校にいくっていう選択肢だし、学校にいかないっていうのも選択肢だっていうのに、優劣をつけられている。理由を話したら、やっぱり自分はクズだなっていう感じになって、それでまた落ちこんだ」などと話した。
徳島・阿南市のフリースペース「にじいろ広場」は学校に行かない子どもたちが自由に過ごせる場所。ここではそれぞれの気持ちに寄り添うことを大切にしている。ある女の子は不登校という言葉に違和感を覚えたという。女の子は「登校するのも学校にいくっていう選択肢だし、学校にいかないっていうのも選択肢だっていうのに、優劣をつけられている。理由を話したら、やっぱり自分はクズだなっていう感じになって、それでまた落ちこんだ」などと話した。
「不登校」に違和感 学校に行かない選択肢/その居場所は?
[topic=17305505]
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16:05:40
-
16:10:24
]
284秒
詳細
子どもから学校に行かないと言われたら大人は、理由ばかりが気になってしまう。しかし「どうして学校に行かないの?」という言葉が子どもたちを傷つけていた。近年学校に行かない子どもの増加を受けて文部科学省では「学校に通うことが全てではない」ということを示している。吉井健治は「子どもが学校に行かない、行けない事で率直に心が傷んだ。居場所を見つけて通うことによって新しい自分を獲得していくことができるので、学校に行かないことも選択肢と考えてよいのではないかと思う。居場所を作るのは大人側の責任」などと話した。その場としてあるのが、教育支援センターと民間のフリースクール。教育支援センターは学校復帰や自立を目的に活動している。フリースクールは学校に通う子ども達が通う民間の学びの場。子どもたちには安心して過ごせる居場所が大事になってくる。
子どもから学校に行かないと言われたら大人は、理由ばかりが気になってしまう。しかし「どうして学校に行かないの?」という言葉が子どもたちを傷つけていた。近年学校に行かない子どもの増加を受けて文部科学省では「学校に通うことが全てではない」ということを示している。吉井健治は「子どもが学校に行かない、行けない事で率直に心が傷んだ。居場所を見つけて通うことによって新しい自分を獲得していくことができるので、学校に行かないことも選択肢と考えてよいのではないかと思う。居場所を作るのは大人側の責任」などと話した。その場としてあるのが、教育支援センターと民間のフリースクール。教育支援センターは学校復帰や自立を目的に活動している。フリースクールは学校に通う子ども達が通う民間の学びの場。子どもたちには安心して過ごせる居場所が大事になってくる。
子どもたちの選択 フリースクール なぜ選んだ
[topic=17305506]
詳細
[
16:10:24
-
16:17:02
]
398秒
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徳島・阿南市のフリースクール「べんざいてんのお家」は教科書や時間割はなく、各々がやりたいことをして過ごす。ここではやることを決めるのは子どもたち自身。この日は大掃除をどうするかみんなで話し合った。フリースクールは今、都市部以外にも増えている。那賀町にある「まんなかの学校」は週1回活動していて、公立の小学校に通いながら来る子どももいる。大切にしているのは地域との繋がりだった。この日は地元の人達と一緒に近くに山菜を取りにいった。代表の藤園麻里さん、ここを立ち上げたのは自分の子どもが学校と合わなかったことがきっかけだった。「森の学校みっけ」は神山町の森の中を教室としている。子どもの好奇心を大切にしながら自然の中で様々な体験をし学んでいってほしいと考えている。開校して2年、不登校だからではなく、理念に共感し、ここに入学、転校してくる子もいる。
徳島・阿南市のフリースクール「べんざいてんのお家」は教科書や時間割はなく、各々がやりたいことをして過ごす。ここではやることを決めるのは子どもたち自身。この日は大掃除をどうするかみんなで話し合った。フリースクールは今、都市部以外にも増えている。那賀町にある「まんなかの学校」は週1回活動していて、公立の小学校に通いながら来る子どももいる。大切にしているのは地域との繋がりだった。この日は地元の人達と一緒に近くに山菜を取りにいった。代表の藤園麻里さん、ここを立ち上げたのは自分の子どもが学校と合わなかったことがきっかけだった。「森の学校みっけ」は神山町の森の中を教室としている。子どもの好奇心を大切にしながら自然の中で様々な体験をし学んでいってほしいと考えている。開校して2年、不登校だからではなく、理念に共感し、ここに入学、転校してくる子もいる。
子どもたちの選択 フリースクール なぜ選んだ/増えるフリースクール 課題は?
[topic=17305507]
詳細
[
16:17:02
-
16:19:07
]
125秒
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フリースクールに通う子どもたちは地域の小学校に籍を置きながら、通っている。学校長が認めれば出席としてカウントされるケースもある。フリースクールの課題はお金の事。家庭が負担するフリースクールの利用料金は全国平均で月に3万3000円で利用できる補助金ない。徳島県も子どもの孤立対策への援助は検討しているがフリースクールへの具体的な支援はまだ決まっていない。もう1つの課題は作るのに特別な資格や基準がないことだった。長野県では昨年フリースクールの認証制度を導入し財政支援を行うという方針を打ち出していま検討が進んでいる。
フリースクールに通う子どもたちは地域の小学校に籍を置きながら、通っている。学校長が認めれば出席としてカウントされるケースもある。フリースクールの課題はお金の事。家庭が負担するフリースクールの利用料金は全国平均で月に3万3000円で利用できる補助金ない。徳島県も子どもの孤立対策への援助は検討しているがフリースクールへの具体的な支援はまだ決まっていない。もう1つの課題は作るのに特別な資格や基準がないことだった。長野県では昨年フリースクールの認証制度を導入し財政支援を行うという方針を打ち出していま検討が進んでいる。
フリースクールを選んだ子どもたち その未来は?
[topic=17305508]
詳細
[
16:19:07
-
16:23:26
]
259秒
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阿南市にある「TOEC 自由な学校」。小学生約30人が不登校だからではなく、ここを選んで通っている。大切にしているのが対話。自分の気持ちを周りに伝えることで相手の気持ち共感する力も育ててほしいと考えている。ことし高校を卒業した5人に、フリースクールで過ごした6年間がどう影響したのかを聞いた。勉強やルールなど戸惑うこともあったと語る5人、この春、大学や専門学校に進んだ。ある女性は「自分から動ける力がついた。TOECに行ってなかったら今の自分はない」などと話した。
阿南市にある「TOEC 自由な学校」。小学生約30人が不登校だからではなく、ここを選んで通っている。大切にしているのが対話。自分の気持ちを周りに伝えることで相手の気持ち共感する力も育ててほしいと考えている。ことし高校を卒業した5人に、フリースクールで過ごした6年間がどう影響したのかを聞いた。勉強やルールなど戸惑うこともあったと語る5人、この春、大学や専門学校に進んだ。ある女性は「自分から動ける力がついた。TOECに行ってなかったら今の自分はない」などと話した。
子どもたちの選択をどう確保していくか
[topic=17305509]
詳細
[
16:23:26
-
16:25:00
]
94秒
詳細
吉井健治は「学びは学校の教科書やドリルだけではないと思う。遊んでるように見えても力がつく。いろんな立場の大人が連携して、子ども真ん中で作っていくことが大事」などと話した。
吉井健治は「学びは学校の教科書やドリルだけではないと思う。遊んでるように見えても力がつく。いろんな立場の大人が連携して、子ども真ん中で作っていくことが大事」などと話した。