番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240217 > エピソード: 1297410

エピソード情報

放送局 毎日放送
プログラム名 TOKIOテラス
エピソード名 【国分太一◆ITで動物の声を聞き、牛も畜産農家も24時間見守る】
カテゴリ 時事解説
放送時間 2024-02-17 06:00:00 〜 2024-02-17 06:30:00
WireActionデータ更新時刻 2024-02-18 05:24:07

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=11167830]
可能性を秘める「スタートアップ企業」に注目! [topic=17045767] 詳細
[ 06:00:00 - 06:00:15 ] 15秒 詳細
今日のスタートアップはITで動物の声を聞き日本の食卓を守るスタートアップ。

(TOKIOテラス) [corner=11167890]
動物の声を聞き!日本の食卓を守るスタートアップ [topic=17045830] 詳細
[ 06:00:15 - 06:07:18 ] 423秒 詳細
スタッフが訪れたのは静岡県富士宮市。本社は東京都内にあるデザミス。なぜ静岡県の牧場に呼ばれたのかというと、乳製品や牛肉を救うスタートアップだから。デザミスが開発したのが24時間牛を見守るU-motion。この中に2種類のセンサーが搭載されている。気圧センサーで牛が起きているか寝ているかを測定し、加速度センサーで牛の動くスピードを測定し、センサーの情報を受信機がリアルタイムに集める。取得したデータからAIがグラフを作成。デザミス広報の菊池遼介さんは牛の行動は6つに分類されるといい、採食、動態、反すう、起立、横臥というデータが取れるという。牛に病気の疑いがある時はアラートで教えてくれる仕組み。AIを使って24時間365日牛を見守るデザミスのサービス。現在日本全国の約20万頭の牛にU-motionが導入されている。450頭の乳牛を育てている朝霧メイプルファームもその一つ。朝霧メイプルファームの丸山純さんは、酪農って拘束時間が長い仕事で、1日12時間とか長ければ14時間15時間も結構あるといい、1日3回搾乳、1回3時間ぐらいで合計9時間やるという。こうした長時間の世話の合間に見守りも行わなければいけなかったが、U-motionを使えばAiが牛の病気を発見してくれる。さらに繁殖で重要な発情発見を機械がやってくれるという。U-motionは牛の発情もAIが自動検知。また子どもが生まれるタイミングもアラートで教えてくれる畜産業界の時短労働を可能にした。開発したのはデザミス 代表取締役CEOの清家浩二さん。前職はパナソニックの系列会社で牧場の換気扇など畜産関連の機器を販売していたといい多くの農家と関わる中で知ったのが日本の畜産業界が抱える問題だという。乳牛の飼育農家は約20年で2万戸も減少している。清家さんは人だけで改善するのは難しいと色んなところから聞いて、ITを使って解決できればと考えたという。
[ 06:07:18 - 06:10:22 ] 184秒 詳細
そんな思いから2016年にデザミスを創業。しかし清家代表が知る限りうしの病気を検知するシステムは当時なかったという。そこで牛の行動データをノートに書いて集めるという地道な作業から開発をスタート。地道な研究の結果、牛の基本的な6種類の行動をセンサーが測定し、データを元にAIがうしの病気や発情を発見するシステムを開発した。これまで熟練の農家しか気づけなかった牛の病気をITを使えば経験のない若い世代でも発見することが出来る。朝霧メイプルファームの城樂七海さんは、自分じゃ見つけきれないものをアラートとかで拾ってもらっている、すごく画期的なシステムだと思う、と話していた。IT技術で畜産業界に変革を起こしたデザミス。その技術は海外の牧場にも導入されている。清家さんは、インドネシアであったりオーストラリア・ベトナム、今年は東南アジアを中心に展開をしていこうかと思っている、世界の畜産のデータカンパニーになりたい、などと語っていた。
日本の食卓を守る!畜産系スタートアップ [topic=17045856] 詳細
[ 06:10:22 - 06:14:33 ] 251秒 詳細
デザミスの清家浩二は実際のU-motionを持ってきて見せた。国分は風邪のはじまりを教えてくれる、人間も欲しいなどとコメント。前田春香は地元が北海道別海町という牛の頭数が人口の約7倍の酪農王国だといい、これすごく助かるんだろうなと話した。清家浩二は別海町では約20軒ぐらいのユーザーさんがいると話していた。デザミスのU-motionを清家代表が開発を思い立ったキッカケが前職でのある出来事だった。前職のパナソニック環境エンジニアリングでは牛舎の換気設備をやっていた、営業で畜産農家を訪れたのがスタートだという。様々な棒状を訪れた清家代表が目にしたのが多くの牛が病気でしんでいるという現実だった。和牛農家で牛が起立困難になることがあり、朝行くと死んでいるケースがちょこちょこ起きていたといい、農家は生き物だからしょうがないという感覚で諦めていたが、大きなロスコストになる、これを改善する何かが見つかればと話した。そんな思いから2016年にデザミスを創業。現在は約20万頭の牛の導入されているU-motionだが全国の農家に広がるまでには多くの苦労があった。
[ 06:14:33 - 06:18:32 ] 239秒 詳細
デバイス開発の裏側は超アナログ。清家代表はセンサーはハードウェアでセンサーを2つ入れればある程度出来上がるが、センシングした内容が本当に牛がエサを食べているのか寝ているのか、牛と照らし合わせなきゃいけないという作業がいる、現場に行って朝から晩まで牛が立っている寝ているというのを正の数をノートに書きながらしていたという。清家代表はNTTテクノクロスと言う協力会社がセンサーを開発・提供してくれたと説明した。大手企業の協力もあり創業から約1年で開発に成功。しかし、ITってわかんねぇ。何も変わらない現実という苦労があった。コストもそこそこ安かったので導入してもらったが、使い方が悪ければ何も変わらない話になるという。半年間は新規ユーザーをストップし既に導入している農家のアフターケアの集中したという。
日本の食卓を守る!畜産系スタートアップ [topic=17045866] 詳細
[ 06:18:32 - 06:19:19 ] 47秒 詳細
AIが牛の病気や発情を教えてくれるU-motionを開発したデザミス。そんな清家代表の一家が日比谷公園での散歩。散歩中に生まれたデザミスの新たなサービスが2つある。

CM [corner=11167920]

(TOKIOテラス) [corner=11167921]
日本の食卓を守る!畜産系スタートアップ [topic=17045869] 詳細
[ 06:22:19 - 06:24:59 ] 160秒 詳細
IT技術で畜産農家に変革を起こしたデザミス。清家代表が散歩中に思いついた新たなサービスが2つあるという。清家代表はビッグデータ利用して獣医師向けの遠隔診療のアプリをリリースしたという。遠隔診療を可能にしたのがデザミスが蓄積してきたビッグデータ。獣医師の池田哲平さんは、農家さんが気付けないところをU-motionが検知して知らせてくれる、早く診察ができる、と話していた。さらに散歩中に生まれたサービスがもう一つある。それが、U-Cashというサービス。今まで畜産農家さんの経営の中身って一般の銀行さんからすると見づらいというところがあって、たとえば牛を担保にしてお金の貸付が出来る、そうなれば資金調達の幅が広がる、お金が入ればもっと色々なものに投資ができる、U-Cashもこの業界に非常に役に立つツールだと話していた。
日本の食卓を守る!畜産系スタートアップ [topic=17045871] 詳細
[ 06:24:59 - 06:25:34 ] 35秒 詳細
清家代表は、農家さんに話す時にそんなことできるの?という驚きが僕のモチベーションになっているという。国分は凄いビジネスと出会いましたね、運命ですよねと語っていた。

CM [corner=11167925]

(エンディング) [corner=11167928]
次回予告 [topic=17045873] 詳細
[ 06:28:34 - 06:29:00 ] 26秒 詳細
「TOKIOテラス」の次回予告。