番組詳細

[ 08:01:30 - 08:02:32 ] 62秒 詳細
被災から間もなく1か月。大切な命が避難生活で失われるおそれがある。また自民党は派閥解消を宣言したが復活した過去があり今回はどうなるのか、政治責任や説明責任など政治資金規正法は改正されるのか。茂木派の佐藤正久参院議員が生出演し徹底討論する。最新の食物アレルギーに関する研究を取材した。

[ 08:02:32 - 08:03:12 ] 40秒 詳細
政治に関するオープニングトーク。野村氏が「国会が始まったが国民の政治に対する不信感は燻ったままである。そこで岩田公雄さんと岩田明子さんに厳しく評価していただく」と話した。

[ 08:03:12 - 08:04:13 ] 61秒 詳細
NNNと読売新聞が行った世論調査で安倍派など派閥の幹部らは国民に十分説明していると想うかと訪ねた所「思わない」が92％に達した。党は一昨日、中間とりまとめを決定したが国民の信頼は回復できるのだろうか。昨日通常国会が始まり、安倍派の幹部らが出席する一方で東京拘置所に勾留中の池田佳隆被告は欠席している。岸田首相は「政治とカネの問題を通じて国民は厳しい目を注いでいる」などと話した。政治責任に焦点が移る中、昨日ついにある人物が会見を開いた。

[ 08:06:25 - 08:08:41 ] 136秒 詳細
一昨日、自民党の茂木幹事長は「党内では責任を取るべきとの声が強い」と安倍派の一部幹部に伝え、離党や議員辞職を念頭に「自ら政治責任を判断」するよう求めたことが判明した。そんな中、裏金問題について初めて会見したのが安倍派5人衆の1人、松野前官房長官である。松野前官房長官は「国民に大きな政治不信を招いたことに心からお詫び申し上げる」などと話した。謝罪した一方で松野前官房長官は「事務総長在任中はパーティーの収支には関わっていなかった」と述べた。更に政治責任については「政治的責任が自分にないと言ったことはない。説明責任を果たしていくとともに自分に与えられた課題に取り組んでいく」などと話し、今後も自民党で議員を続ける考えを示した。また萩生田前政調会長は「役職が高くなるにつれ、自分自身で見る機会もなくなった」と話し、世耕前参院幹事長は「政治資金の管理については秘書に任せていた」などと話した。更に西村前経産相は「秘書に対しノルマ分を売れと伝えていた」と話した。東京地検に告発状を提出した神戸学院大学の上脇教授は「捜査が尽くされてないし中途半端に終っている。告発は続け、検察審議会の申し立てもする」などと話した。一方で略式起訴された議員は今週議員辞職した。

[ 08:10:41 - 08:13:56 ] 195秒 詳細
月曜日、谷川弥一前衆院議員が、会見を行った。政治資金収支報告書への不記載の理由聞かれ、迷惑がかかる人があるので言わないと述べた。わたしが悪いんですと何度も言う。派閥のパーティー券を多く売っていた動機については、力をつけたかったからだという。長崎県が抱えた課題を処理するためだという。大臣並のノルマのカネを集めてやろうと思ったという。衆議院議員当選7回。勉強とカネの力が必要だと感じていたという。8年前、ギャンブル依存症の問題をめぐり、内閣委員会で、時間が余ったので、般若心経を唱えた。大臣になれないと思ったとのこと。政治家になったら力のあるやつに好かれないといけないという。勉強はする必要はないとのこと。智に働けば角が立つ 情に棹させば流されるとい夏目漱石の「草枕」からの言葉を引用し、政界を語った。理知だけで割り切っていると他人と衝突し、他人の感情を気遣ったいると自分の足元をすくわれるという意味だ。派閥の歴史は、1955年の自民党結成の時代までさかのぼる。保守合同により自民党が結成された。自民党の派閥は、総裁を選ぶマシーンだという法政大学の教授。三角大福中と呼ばれる派閥のトップ5人を中心に政治が動いた。1988年のリクルート事件以降、政治とカネに厳しい視線が向けられた。1994年には派閥が解散した。しかし、その後、姿を変え復活。総裁を誰にするかというところでしれっと派閥に戻っていった。

[ 08:13:56 - 08:18:04 ] 248秒 詳細
フューチャーアナリティクスの佐藤ゆかり前衆院議員は、当初は無派閥。2009年の衆院選で落選した。2010年の参院選に比例代表で当選。選挙地盤が弱かったため、山東昭子参院議員に相談したという。全国の票を掘り起こしたとのこと。山東昭子氏が所属している高村派にはいってほしいと要請があったという。半ばそれが条件として、派閥に入ったという。自民党が政権復帰したあとにも派閥の力を実感したという。ただちに希望する分野での公務に政務官としてつくことができたとのこと。経済産業政務官は誰もがやりたい。そこにねじ込んでいくのが派閥の力だという。予算委員会でNHKの中継がある集中審議のときに、だれが登板するかという役回りを決めるときも、派閥の力学で決まるという。お金と人事、選挙応援が派閥の8割方だ。残り2割が政策になる。中間とりまとめでは、人事とカネ機能の撤廃が注目される。閣僚・党役員人事に関与するのは禁止。政治資金パーティーは禁止。氷代・餅代の配布の廃止など。派閥の全面解消については盛り込まず、政策集団として存続することを容認している。政治資金規正法の厳罰化をやらなければいけないと法政大学の教授はいう。会計責任者だけでなく使用者の政治家にも連座制の適用を導入することが必要だ。佐藤ゆかり氏は、派閥をなくす議論は、表面的な議論に終わるという。3人集まれば派閥はできる。総裁選に向けた議員同士のお金のやりとり、買収行為は禁止できないという。自民党本部だけではガバナンスはきかないとのこと。政党法の創設、政治資金規正法の改正、公職選挙法の改正、この3つがセットで必要になる。派閥解散と法の整備がセットで必要になる。

[ 08:18:04 - 08:22:25 ] 261秒 詳細
政治家の責任について佐藤正久さんに聞く。佐藤正久さんは茂木派に所属している。安倍派の幹部が責任を取らないという選択肢はないはずだ。安倍派のキックバックは誰が主導したのか、一切説明がない。茂木敏充幹事長は、安倍派に対して、政治的な責任を取らなければ自民党が持たないという言い方をしている。塩谷立座長自身が決断するのか、誰かが引導を渡すのか。5人に及ぶのか。安倍派の中から、5人が責任をとるべきだという声が上がっている。茂木敏充幹事長が安倍派に言ったことを、岸田総理は聞いていなかったという。党の刷新本部でヒアリングを行って、解明をして処分をすべきだと岸田総理は言っている。スタンスのズレがある。世論からどう見られているかの、処分となるという。多くの国民は、裏金に対して何につかたのかを知りたいと思っている。有権者はこのままでは済まないだろう。調査をすべきだ。

[ 08:22:25 - 08:31:42 ] 557秒 詳細
おととい自民党は政治刷新本部で中間とりまとめを決定。派閥から人事とカネの機能を無くすが、政策集団として存続することを容認した。法令違反があった場合、一定期間の活動休止や解散を求めるとしている。佐藤正久は「政策集団は必要だと思う。これをお金を受けられる政治団体に登録するのが問題。閣僚人事は総理が決めると思うが、人事委員会で評価してポストを与えていくと思う」と話す。岩田公雄は「過去にも派閥解消があったがいつの間にか復活していた。政策集団がどういう位置づけなのかはっきりしておかないとまた過去に戻ることになる」と話した。これまでは岸田首相を麻生派、茂木派が支える三頭政治だった。ここへの影響について平本典昭は「注目は茂木派で小渕選対委員長と青木参院議員、ほか参議院幹部3人が退会した。茂木派は元々小渕派と呼ばれ、小渕恵三元首相がトップ、青木幹雄元官房長官が幹部を務めていた」と話す。森山派は解散したことについて岩田明子は「森山さんとして三頭で人事のやりすぎだとの思いがあったのでは。立件がなかったが解散したことは大きい。存続する2派閥へ世論の圧力が強まる」と話した。

[ 08:31:42 - 08:41:00 ] 558秒 詳細
政治資金の在り方についての解説。今回の政治資金による一連の問題でこれまでにわかっている裏金化された金額は安倍派で5年間「6億円」規模、二階派で「2億円」を超える規模とされている。今後不信感を抱かないような取り組みは行われるのか。中間とりまとめで示された内容として「国会議員が関係する団体の収入は銀行振込を基本とする」や「収支報告書についてはオンライン提出する」などとなっている。佐藤議員は「途中で中抜きやキックバックを行うためにはオンラインは馴染まない。茂木派の場合は派閥の口座にそれぞれ議員の口座が紐づいていて、そこでパー券の出し入れが明確になるので不正が起きない状況だった」などと話した。野村氏は「政治資金規制法の改正について議論がないのはこれから野党と議論することになる」などと話した。連座制を導入すれば公職選挙法と同じように会計責任者が有罪となった場合には議員自身が失職するという。こういった意見が多いことについて佐藤議員は「政治家は責任を取らなくていいというのは通用しない。今後野党と与党の協議の中で強化する方向に行く」などと話した。平本氏は「政策活動費は党から議員に対して渡すお金で、政党側がいくら渡したか公表が必要だが、受け取った議員側は報告義務が無い。茂木幹事長は一昨年、自民党から9億円受け取ったものがある」などと話した。政策活動費の公表について佐藤議員は「公開しなければ同じように権力による不正は起きやすい」などと話した。献金の抜け穴について佐藤議員は「企業や個人にも寄付する権利はある。大事なのはそのお金をどのように使ったかなどの透明化が重要である」などと話した。現在政治家に求められることについて平本氏は「連座制の導入がどうなるかが重要。岸田総理は国民の信頼回復が大事だと言っているが、政治家はなにか問題が起きるとすぐ秘書の所為にするのでその不安をどう払拭するか、野党の批判・追及に加えて提案し、岸田総理も与党としてリードして形にしてほしい」などと話した。

[ 08:41:00 - 08:50:14 ] 554秒 詳細
石川県能登町の小学校では始業式が行われ、大谷翔平から寄贈されたグローブが届けられた。珠洲市では郵便物の引き渡し業務が再開され、約3週間遅れで年賀状が届けられた。輪島市では停電解消に向けた作業が進められているが、石川県内では依然約3700戸で停電が続いている。北陸電力はアクセスが困難な場所等の一部地域を除き今月中の復旧を目指している。一方で断水は約4万5000戸で続き深刻な問題となっている。七尾市では用水路から水を運んで暮らしており、水道の仮復旧は早いところで来月末、地域によっては4月以降になる見込みとなっている。自身も被災して一時はやめることも検討したという被災地の銭湯は地域の人のためにと営業の再開を決断したという。ほぼ全域で断水が続く珠洲市では無料で利用可能な移動式ランドリーの支援がされた。避難所では現在も1万人以上が避難生活をしており、感染対策が取れなかったり偏った食事・運動不足から感染症拡大のリスクが懸念されている。石川県内では236人が死亡し、そのうち15人は災害関連死である。歯科医師は口の中の衛生状態が悪化することで発症する誤えん性肺炎を懸念しており、高齢者は嚥下力が低下して誤って唾液を気管に送り込んでしまい感染源となるため、災害関連死の原因として誤えん性肺炎が多くなる等と話している。誤えん性肺炎は命に関わる恐れがあるため石川県の歯科医師会は避難所で巡回指導を行っている。

[ 08:50:14 - 08:52:56 ] 162秒 詳細
政府は被災者支援パッケージをまとめ、生活の再建に向けては2次避難を促進するために自治体が宿泊施設等に払う宿泊料の上限を7000円から1万円に引き上げ、被害施設の修理や伝統産業の事業継続に金銭面での支援を惜しまず、インフラ設備の災害復旧を今後も進める等とした。また政府は北陸応援割を展開し、3月から4月に石川・富山・福井・新潟に旅行すると宿泊費の50パーセントにあたる1泊あたり最大2万円を補助する内容である。石川県の馳知事は能登には来ないでほしいが石川県には来てほしい等と話している。岩田明子は断水は深刻であるためインフラ復旧や避難所の衛生管理を1日も早くやることが重要等と話した。被災地のボランティアは県の特設サイトで受け付けている。

[ 08:52:56 - 08:53:28 ] 32秒 詳細
”半世紀逃走”の桐島容疑者（70）か。

[ 08:55:58 - 08:58:09 ] 131秒 詳細
重要指名手配されている東アジア反日武装戦線の桐島聡容疑者は約50年が経過し現在70歳となった今、桐島聡容疑者を名乗る男が現れた。1974年に三菱重工ビル前で爆弾が爆発し8人が死亡・380人が重軽傷を負った事件が発生し、この事件を引き起こしたのは東アジア反日武装戦線とされ、そのメンバーとされる桐島聡容疑者は警視庁に指名手配された。桐島聡容疑者は指名手配されてから50年近く逃走を続け、神奈川県内の病院で別の名前で入院していた桐島聡容疑者を名乗る男は死ぬときくらいは本名で死にたいと話しており、男は約1年前に末期の胃がんを診断されていた。桐島聡容疑者の指紋やDNAは残っておらず、本人確認に時間がかかると見られている。

[ 08:58:09 - 08:58:32 ] 23秒 詳細
岩田公雄は入院に必要な健康保険証は他人名義のものなのか偽名による物なのか、故人で全てやれたとは思わない等と話した。

[ 08:58:32 - 09:02:42 ] 250秒 詳細
広島大学の堀内教授は卵アレルギーの人も食べられる卵の研究をしている。去年、食物アレルギーの原因となる特定のたんぱく質が含まれない卵を開発し実用化に向けた研究を行っている。消費者庁の調査では食物アレルギーの原因となる食べ物の1位は鶏卵で食物アレルギー全体の3割強を占める。アレルギーの原因は鶏卵に含まれるたんぱく質で体内の免疫機能が異物と認識しかゆみや咳などの症状が出る。ほとんどのたんぱく質は加熱でアレルギーが出なくなるがオボムコイドというたんぱく質は加熱の効果がなく加工食品でもアレルギーを起こす原因となる。堀内教授らはゲノム編集技術を使いオボムコイドを作る遺伝子が働かないニワトリを育てることに成功した。ニワトリの精子や卵子の基になる細胞にアレルギー物質を作れなくするゲノム編集を加える。そうして出来た細胞を卵に入れて孵化させ成長したオスとメスとを何度かかけあわせるとアレルギー物質が少ない卵ができる。現在アレルギー物質を持たないニワトリは100羽を超える。ゲノム編集したニワトリの子どもはオボムコイドが遺伝子から消える。見比べても普通の卵と差はない。

[ 09:02:42 - 09:05:17 ] 155秒 詳細
カキはビタミンやミネラルが豊富で栄養価が高いことでも知られている。オイスターバーなど運営する企業が10年をかけ「あたらないカキ」の開発に成功した。研究・生産は沖縄の久米島で行っている。深さ200m以上の海洋深層水が利用できるからだという。食中毒は牡蠣が海中に漂うウイルスを取り込むことで起こる。そのウイルスのいない海洋深層水を使って養殖している。独自で育てたプランクトンを餌として与えることで安心な牡蠣を育てられる。牡蠣の完全陸上養殖は世界初の技術だという。「あたらないカキ」はエサの配合で甘みを強めたり渋みを足したり味のコントロールができる。「あたらないカキ」の価格は1個1000円前後と割高となる。

[ 09:05:17 - 09:07:33 ] 136秒 詳細
滋賀県立大学では魚の骨を柔らかくする研究が行われている。きっかけは子ども達の魚嫌いの理由だった。魚にリンをなくしたエサを与えることで骨を柔らかくしている。実験では50種類以上のエサを調合し骨への影響を調査した。骨を食べることでカルシウムをプラスで取ることができる。最終目標はサンマを頭から丸かぶりできるようにすることだという。

[ 09:07:33 - 09:10:35 ] 182秒 詳細
新牛乳「A2ミルク」が注目されている。ホリ乳業は北陸3県を中心に乳製品を扱い創業90年を超える。来月から稼働する新工場で「A2ミルク」の製造を始める。牛乳を飲んでお腹を壊す原因はベータカゼインというたんぱく質を消化・吸収できずに炎症を起こすことだという。乳牛の遺伝子の中にあるベータカゼインにはA1型とA2型の2つのタイプがありA1型の遺伝子の牛から取った牛乳が消化不良を起こすとされる。A2型の遺伝子の牛からだけ取った牛乳はお腹が痛くならない。「A2ミルク」の製造で注意が必要なのが牛が交わらないことと牛乳が混ざらないことだという。ホリ牧場ではA1型とA2型は厩舎を分離して飼育している。また耳のタグで個体を識別している。日本の乳牛の3分の2はA1型の遺伝子を持つ牛となっている。「A2ミルク」発売は来月中旬の予定で1日2000Lの生産を目指している。

[ 09:10:35 - 09:11:05 ] 30秒 詳細
岩田さんは「安心して食材を口にできるのは嬉しいことだと思う」などと話した。

[ 09:11:05 - 09:11:19 ] 14秒 詳細
土日は荒天おさまる。来週から2月、春の訪れが早まる。

[ 09:13:49 - 09:17:42 ] 233秒 詳細
石川県珠洲市の様子と、全国の気象情報を伝えた。

[ 09:17:42 - 09:17:47 ] 5秒 詳細
来週は気温3月並みのところも。

[ 09:20:32 - 09:21:44 ] 72秒 詳細
全国の気象情報を伝えた。

[ 09:21:44 - 09:23:15 ] 91秒 詳細
能登半島地震からまもなく1か月。きょうから災害ボランティアの受け入れが始まった。石川県志賀町で45人程度、穴水町で15人程度、七尾市で20人程度。災害廃棄物の片づけ・運搬を担うという。先ほど9時すぎに七尾市災害ボランティアセンターにボランティアが到着した。岩田公雄は「高齢者はがれきの処理はできないので若い人が入ってくれると頼もしいと思う」と話す。水道の復旧について政府は4月にしか使えなかった予算を前倒しで使うことを決めている。

[ 09:23:15 - 09:23:30 ] 15秒 詳細
ウェークアップの番組宣伝。能登半島地震から1か月。