番組詳細

[ 19:00:00 - 19:00:09 ] 9秒 詳細
オープニング映像。

[ 19:00:09 - 19:09:04 ] 535秒 詳細
能登半島地震発生からきょうで3週間。石川県珠洲市蛸島町の蛸島漁港では寒ブリが水揚げされていた。きょうから漁が再開されたという。七尾駅はきょうから羽咋駅との間で運行が再開された。珠洲市ではきょうからすべての小中学校が再開した。一方、輪島港は約200隻の船が出港できないまま。白米千枚田もあちこちがひび割れている。今回の地震で石川県内で233人が死亡した。うち114人の死因が公表され、このうち100人は家屋の倒壊が原因となっている。応急危険度判定の結果、石川県内で1万2615棟、富山県で619棟、新潟県で212棟、福井県で6棟が「危険」と判定された。輪島市では19日から「り災証明書」の受け付けが窓口で始まった。半壊などの住宅は、修理費用の一部を行政が負担する応急修理制度が適用されるが、原則耐震補強は認められていない。石川県ではこれまでに15人が災害関連死の疑いで亡くなった。被災地ではあすからこの冬1番の強い寒気による天気の悪化が懸念されている。低体温症に注意が必要。国土交通省と気象庁は警報級の大雪が予想されるとして緊急発表を行った。

[ 19:09:04 - 19:10:28 ] 84秒 詳細
石川県・輪島市から中継。朝市通り前では地震で大規模な火災が発生し現場には今も規制線が貼られ立ち入る事が出来なかった。焼け崩れた建物は手付かずのままで今日の夕方には現場を訪れる人の姿が見られた。朝市通りの工房で長年働いていた男性は「絶望的な気持ちだ」と話し涙をこぼしている。この現場だけで無く市内では倒壊した建物や傾いた電柱の多くがそのまま残っている。これまでに調査された建物のうち半数以上が危険と判定され甚大な被害が明らかになり避難生活の長期化は避けられないという。明日から寒さが厳しくなり大雪が予想されるが市内では避難所だけで無く水が使えない自宅に留まる人や車中泊をしている人も見られる。被災した人達の健康を守っていくのが重要な課題になっているという。

[ 19:10:28 - 19:14:37 ] 249秒 詳細
能登半島地震の3週間後について。石川県の災害対策本部会議では「当初軽症としていた5歳児の溶体が急変して亡くなった」などと話している。人々が寄り添い助け合う姿もあり、料理人の新出洋さんは「毎日来てくれる子供達に温かい美味しい物を提供したい」などとコメント。 珠洲市の直小学校の道端専次校長は「困っている人や悩んでいる人がいたら、お互いに声かけて、みんなでこれから元気にやってこう」などと語っている。

[ 19:14:37 - 19:17:14 ] 157秒 詳細
NHKとLINEヤフー研究所が能登半島地震の被災地で平常時と比べて、より多く検索されている特徴的な言葉を分析。元日から一昨日までの20日間に検索された言葉を表にし、対象としたのは輪島市と珠洲市などだった。LINEヤフーが個人を識別しない形で集計した検索のビッグデータを元にしている。道路で検索頻度が高いのは「のと里山海道」で金沢市と能登半島を結ぶ自動車専用道路だった。一部は今も通行止めになっている為、最新の情報を求める動きと見られている。発災後1週間に多く検索された言葉は「断水」で今日午後の時点でも約48000個余りで続いている。次の1週間にはトイレや風呂と銭湯などが上位に上がっており各地で入浴支援が行われるなどとして検索の言葉もニーズを反映して変化している。発災から2週間が経つとコインランドリーが上がり洗濯のニーズが高く今は避難所の洗濯を引き受ける民間の支援も始まっている。今日午後2時の時点で市や町が設ける避難所は320か所で11000人余りが避難している。別の市や町からの避難者を受け入れる広域避難所や被災者を一時的に受け入れる1.5次避難所。旅館やホテルなどの2次避難所にも避難していて全体では15378人となっている。

[ 19:17:14 - 19:20:00 ] 166秒 詳細
より安全な地域への「2次避難」が勧められているが、様々な事情で移動できない人達がいる。輪島市の避難所で生活する70代女性は「書類は急いで出したが、その先に進んでくれない」などと話した。女性は90代のおじが体調を崩し看病のため、入院先の近くに移ろうと金沢市内への2次避難の申込をしたという。しかし2週間近く経った今日になっても2次避難先は示されないままだということで、要請側の調整に時間がかかっているとみられる。また2次避難の選択を受けず、自主避難所の運営を続ける人もいる。輪島市の藤山さんは経営する幼稚園に近くに住む人達が避難してきた。幼い子供を抱える保護者などがいることから、避難者への対応を優先している。更に重度の障がい者などを2次避難が難しい人をどう支えるかが課題となっている。知的障害者など約40人が生活するも生活環境が変わると精神的に負担となる人もいることから「2次避難はしない」としている。職員の半数余りは自宅が壊れるなどしながらも避難所から出勤していて、体調を崩して入院する人や地域を離れるため退職する人も出ているという。

[ 19:20:00 - 19:22:07 ] 127秒 詳細
石川県内では6つの市と町ほぼ全域で断水となっている。このうち輪島市では浄水場からの水を貯める排水池に繋がるパイプに被害が出たことから、浄水場から直接仮設の水道管で水を送る応急対策をとり、今月17日から試験的に水を流して漏水か所の調査にあたっている。災害による水道被害に詳しい金沢大学の宮島名誉教授は「浄水場など一番上流部が壊れていてどうしようもない状況である。下流は水が来ないと漏水調査できないため、まだ時間が必要」などと話した。兵庫・養父では地元の運送会社が所有する移動式ランドリーで珠洲市へ向かった。七尾市の能登島でボランティアとして支援に入った男性は道路が寸断されていて、物資が届きにくい状況が続いていると訴えている。ボランティアの須田さんは「物資とともに今後様々な形でのボランティアが必要になってくる」などと話した。

[ 19:22:07 - 19:23:18 ] 71秒 詳細
珠洲市から中継。市内の4割が全壊しているものとみられている。奥にある住宅は大きく壊れているが、以前手つかずのままになっている。珠洲市では被災者に対して2次避難を呼びかけているほか、2000戸余りの仮設住宅を市内に建設するなどしたいとしている。市民からは「今後の生活の見通しが立たないので市外に移りたい」という声が上がる一方で「古くからの顔馴染と一緒に過ごしたい」との声もあったという。全国平均を大きく上回る52％余りの高齢化率となっている珠洲市は住民の多様なニーズを踏まえながら、地域のつながりをどう維持していくかの難しい問題に直面している。能登半島地震についてはこの後も詳しくお伝えするという。

[ 19:23:18 - 19:25:00 ] 102秒 詳細
気象庁の岸本所長は「寒気の流れ込む持続時間が少し長いのが今回の特徴」と話した。国土交通省と気象庁の緊急発表によると特に明日夜から明後日にかけて雪雲が発達し、北陸や山陰などで降雪量が増える見込みであるという。普段雪の少ない東海や近畿、九州などの平地でも大雪の恐れがあり、明後日夕方までの24時間降雪量は新潟県で100cmなどと予想されている。北陸・北日本では海上を中心に雪を伴う強風で大しけの見込みで、交通への影響などに注意が必要。国土交通省によると一昨年12月には大雪で車が立ち往生し、通行止め解除までに38時間かかった事もあり、不要不急の外出を控えることなどを呼びかけている。

[ 19:25:00 - 19:27:14 ] 134秒 詳細
先週、岸田派解散の意向を示した岸田総理は自民党の政治刷新本部の会合に出席した。派閥ごとの対応と党の再発防止策構築両方が重要になると考えを示した。会合では中間とりまとめに向けた論点が示された。論点は派閥の収支報告書に外部監査を導入する他、会計責任者が逮捕・起訴の場合に議員処分するなどコンプライアンスを徹底するとしている。派閥についてはカネと人事から完全に決別し真の政策集団とするとして政治資金パーティーを全面禁止し閣僚人事など働きかけを禁止するとともに政治資金規正法違反など明らかになった場合党が審査し解散や一定期間の活動休止を求められるようにするとしている。政治資金の透明化などを図るため各党と真摯な協議を行い、政治資金規正法改正などの法整備を進めるとしている。本部はあすも中間とりまとめに向け議論を行う。

[ 19:27:14 - 19:30:19 ] 185秒 詳細
自民党の派閥を巡っては先週、岸田派の他にも安倍派、二階派が解散した。残る3つの派閥のうち、第2派閥の麻生を率いる麻生副総裁は現時点で解散するつもりはないと首相に伝えている他、茂木派や森山派は中間とりまとめなど踏まえ判断する方針である。党内では派閥の全廃を求める動きがある。有志議員の議連を発足し初会合に派閥所属の議員含め13人が出席した。野党は批判を強めている。今日は萩生田前政調会長が記者会見を行い、ノルマを超えて集めた収入など2700万円余りを政治資金収支報告書に記載していなかったことを明らかにした。現時点で議員辞職の考えはないとしている。高木前国対委員長はおととしまでの5年間で派閥から1019万円のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していなかったとコメントした。政治資金規正法違反で虚偽記載の罪で略式起訴された谷川弥一衆院議員はきょう議員辞職願を提出した。派閥から指示があったかは答えなかった。

[ 19:30:19 - 19:32:29 ] 130秒 詳細
政労使会議が去年11月以来の開催で経済界からは経団連の十倉会長ら、労働界からの連合の芳野会長らが出席した。岸田総理は所得増と成長の好循環による新たな経済へ移行するチャンスをつかみ取るためには物価上昇を上回る構造的な賃上げを実現しなければならないなどと述べた。中小・小規模企業の賃上げも不可欠だとし人件費にあたる労務費の価格転嫁対策に全力で取り組む考えを示し、関係省庁に連絡会議を設置しフォローアップしていくと説明した。賃上げを地方にも波及させるため地方版政労使会議の開催を積極的に進めるよう関係閣僚に指示した。

[ 19:32:29 - 19:34:14 ] 105秒 詳細
日銀はきょうから2日間の日程で金融政策決定会合を行っている。消費者物価指数の上昇率は1年9か月連続で2％を上回っている。日銀の植田総裁は政策転換の判断のポイントについて「春の賃金改定、賃金の動きがサービス価格にどう反映されていくか、この2点を見ている」と話している。今月の日銀支店長会議では「中小企業を中心に賃上げの広がりや水準は不確実性が高い」という報告もあがっている。今回の会合では、賃上げの動向や能登半島地震の経済影響などが議論されているとみられる。また今回は3年間の物価見通しを公表するため、原油など輸入価格下落の影響や、企業の価格転嫁状況、金融市場の動きも点検するとみられる。

[ 19:34:14 - 19:39:14 ] 300秒 詳細
石川県志賀町の志賀原子力発電所では外部から電気を受ける系統が一部使えなくなるなどの影響が続いている。志賀原発は2011年から1号機と2号機共に運転を停止しているが、使用済み燃料プールの冷却などのため電源が欠かせない。北陸電力は「安全上重要な設備の電源は確保されている」としている。完全復旧には半年以上かかる見通し。北陸電力は津波について2日午前に「水位監視も有意な変化は確認されず」としていたが、同日夜に「3mの水位上昇を確認されていた」と訂正された。このような訂正が繰り返される状況に原子力規制委員会は改善を求めている。原子力規制委の会合では、複合災害が起きた場合の住民避難が課題として挙がった。国の指針では原発から半径5kmから30km以内の住民は屋内退避を行い、放射線量が一定値を超えた場合に避難を開始するとしている。志賀原発では半径30km以内に約6万世帯15万人が住んでいる。今回の地震では1万棟を超える住宅が被災したため、屋内退避が難しい状況にあった。モニタリングポストも一部でデータが得られておらず、その多くは輪島市と穴水町に集中している。通信が途絶えた影響でデータが送れなくなったことが主な原因だという。現在データが得られないのは1か所まで復旧している。元日の地震後、原発30km以内の国道や県道では20カ所余で5日以上通れない状態が続いた。また避難計画では、原発北側の輪島市・珠洲市などに避難する想定だが、その地域にはより大きな被害が出ている。

[ 19:39:14 - 19:42:30 ] 196秒 詳細
国土地理院の解析では今回の地震で能登半島の2300か所以上で土砂が崩落した。静岡大学防災総合センター・牛山教授は土砂が崩落した場所を空中写真などで詳しく分析。分析したのは珠洲市や輪島市など白の線の範囲。土砂災害で被害を受けた建物は少なくとも34か所に上った。そこに黄色で示した住人の命などに危害が生じる恐れがある土砂災害警戒区域を重ねる。赤の◯85％に当たる箇所が区域内だったことが分かった。このうち珠洲市仁江町の現場では裏山が崩れて複数人が死亡。また、輪島市市ノ瀬町では大規模な土砂崩れで複数の住宅が流失する被害が出た。この地区の男性がきょう撮影した映像。広範囲に土砂が流れ込んでいる。当時、家族5人で家にいたところ、立っていられないような激しい揺れに襲われたため、揺れがおさまると急いで避難し無事だった。自宅が土砂災害警戒区域にあることを踏まえ、予め大きな揺れを感じたらすぐ山の斜面から離れると家族で決めていたという。土砂災害警戒区域は元々大雨のリスクを把握するためのものだが、牛山教授は今回の分析結果から地震でも生かせるとしている。

[ 19:42:30 - 19:44:54 ] 144秒 詳細
能登半島地震から3週間が経った。東京大学地震研究所・佐竹教授が解説。最初の地震のマグニチュードが大きかったことで広範囲で揺れが続いている。半島に沿うような場所で地震が起きているようにも見えるが、この辺りには7枚の断層がある。地震は徐々に減ってきているが警戒はまだ必要だという。今回の地震によってどの断層が動いたかどの断層から津波が発生したか解析した。するとずれ動いていない断層もある。

[ 19:44:54 - 19:48:58 ] 244秒 詳細
一方でずれ動いていない断層もあり、今後津波が発生するような滑りが発生する可能性があるとのこと。これらの断層の付近で地震が発生すると1日の地震の揺れや津波とは異なるパターンの津波が来るとのこと。また今回の被害で一番大きかったのは家屋の倒壊であるため、耐震化を図ることや揺れを感じた場合に津波警報を待たずに避難することなどが重要などと話された。

[ 19:48:58 - 19:49:36 ] 38秒 詳細
愛子さまは大学卒業後の4月から日本赤十字社で嘱託職員として勤務することが内定した。日本赤十字社は全国各地に病院・血液センター、看護師などの養成施設を持つ認可法人で全国に6万人余りの職員がいて皇后さまが名誉総裁を務めている。愛子さまは学習院大学文学部日本語日本文学科の4年生で3月に卒業される。

[ 19:49:36 - 19:50:12 ] 36秒 詳細
一昨日、月面への着陸に成功したSLIM。JAXAは太陽電池で発電出来ていないことからバッテリーを回路から切り離し電源を切ったと明らかにした。太陽電池は上を向く計画だったが機体が傾き西を向いているとみられ太陽光が西から当たれば発電の可能性もある。

[ 19:50:12 - 19:50:43 ] 31秒 詳細
2026年度からブロッコリーが指定野菜に加わることになった。価格下落の際、大規模生産者への補助金が手厚くなり安定供給に繋がることが期待される。農林水産省はキャベツ、ダイコンなど現在14品目の野菜を指定野菜に位置づけていて追加は半世紀ぶり。

[ 19:50:43 - 19:51:43 ] 60秒 詳細
初場所で霧島は正代と対戦した。霧島が勝った。

[ 19:51:43 - 19:52:03 ] 20秒 詳細
中入後の勝敗を伝えた。島津海が王鵬に勝って白星先行。朝乃山と北勝富士が今日から休場。石川県出身の新入幕大の里は明生との対戦。

[ 19:52:03 - 19:52:47 ] 44秒 詳細
新入幕の大の里が勝ち越しをかけた明生との一番に臨み、9日目にして勝ち越しを決めた。

[ 19:52:47 - 19:54:12 ] 85秒 詳細
小平奈緒さんがイ・サンファさんとともに会場を訪れた。小平さんに憧れる16歳の笹渕和花がスピードスケート女子500mに出場し、銅メダルを獲得した。表彰式では小平さんから声をかけられ笑顔をみせていた。

[ 19:54:12 - 19:56:41 ] 149秒 詳細
全国の気象情報が伝えられた。