番組詳細

[ 02:00:00 - 02:02:43 ] 163秒 詳細
熊本・南阿蘇エリアには絶景が自慢のローカル鉄道・南阿蘇鉄道がある。上白石萌歌が以前出演したCMも南鉄の駅が舞台になっていた。そんな南鉄は熊本地震で被災し、路線の半分以上が7年間不通となる危機に陥った。それがこの夏ついに全線での運転を再開した。南阿蘇鉄道の過去から未来へのキセキをたどる。

[ 02:02:43 - 02:08:05 ] 322秒 詳細
南阿蘇鉄道は10駅をつなぐ全長17.7kmの小さなローカル鉄道。起点となる高森駅はことし3月に新駅舎が完成した。南鉄の社長を務める高森町の草村町長は高森駅の魅力は景観で、特に夕日が一番映えると話した。1928年に開通した南鉄の前身・国鉄高森線。当時の南阿蘇は交通インフラが整っておらず、鉄道は地域の生活を支える貴重な存在だった。1981年には国鉄が高森線を廃線対象に指定したが、住民たちからも寄付を募り1986年に第三セクター・南阿蘇鉄道が開業した。

[ 02:08:05 - 02:11:45 ] 220秒 詳細
開業まもない南阿蘇鉄道が観光鉄道として全国にさきがけて取り入れたのがトロッコ列車。毎年、春から秋にかけて運行されている。一番のみどころは第一白川橋梁の絶景で、車掌さんの沿線ガイドも人気。中松駅の南鉄にはカフェや古本屋さんがあるなどユニークで個性的な駅舎が多くあり、沿線には駅から歩いて行ける観光地がいくつもある。

[ 02:14:30 - 02:20:19 ] 349秒 詳細
南阿蘇鉄道は熊本地震で被災し橋梁の架替えが必要になり全線運休を余儀なくされた。地震から3ヶ月半後高森～中松間で運転再開したが全線復旧には約70億円かかる。社長は国に支援を求め国が復旧費を支援し2年後復旧工事が始まり第一白川橋梁は5年かけ元のデザインのまま架け替えた。立野駅近くにある和菓子店は半壊しライフラインは寸断され廃業も考えた。しかし、1か月後にはまんじゅうづくりを再開。ことし2月不通区間のレールがつながり、新型車両を導入した。

[ 02:23:04 - 02:28:32 ] 328秒 詳細
7月15日南阿蘇鉄道が全線再開する。午前5時半1番電車が発車した。終点立野駅のホームには和菓子店の店主が乗客に記念まんじゅうを配布した。高森駅では式典が開催され駅周辺も賑わった。全線再開したことで立野駅からJR線への乗り入れも開始した。