番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20230915 > エピソード: 1262035

エピソード情報

放送局 NHK総合大阪
プログラム名 時論公論
エピソード名 ニューロダイバーシティ 発達障害の人が活躍できる社会を
カテゴリ 時事解説
放送時間 2023-09-15 23:35:00 〜 2023-09-15 23:45:00
WireActionデータ更新時刻 2023-09-16 01:27:12

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=10810425]
オープニング [topic=16528709] 詳細
[ 23:35:00 - 23:35:11 ] 11秒 詳細
オープニング映像。

(時論公論) [corner=10810426]
ニューロダイバーシティ 発達障害の人が活躍できる社会を [topic=16528710] 詳細
[ 23:35:11 - 23:40:33 ] 322秒 詳細
発達障害は、脳の働き方の違いで行動や情緒面に影響が出る状態のこと。ASDやADHDなど、診断されている人だけでも約140万人。診断されていない人を含めれば更に多いとされる。人口減少に伴う働き手の減少で、発達障害の人が持つ強みに目を向ける企業が増加。例えば自閉スペクトラム症なら注意力などが高く情報処理にも長けていて仕事でも技術を発揮しうるなど、こうした強みを会社の戦力と捉える動きがIT業界では特に顕著。IT業界では国内で2030年に最大79万人ほどが不足するという推計もあり、特に海外ではマイクロソフトなど大手が発達障害者を積極的に採用。企業は面接ではなく能力重視の採用に転換し、過去に不採用だった人が能力を認められ採用されるケースも。日本の大手リコーでも、自閉症の永田雅大さんが活躍し、新製品の開発に大きく貢献。こうしたニューロダイバーシティを重要な成長戦略に位置づける企業も多数。
[ 23:40:33 - 23:44:37 ] 244秒 詳細
高度な能力を持つ発達障害者を積極的に採用するなど、広がりを見せるニューロダイバーシティ。一方で高度な能力を持たない発達障害者も存在。発達障害者の中にはストレスで体調を崩したり感情の起伏が激しい人などもいる。そうした人たちに最適な環境を考えていくこと、それを上司や周囲の社員が理解しサポートすることが求められる。中小企業では社員が少なくサポートする余裕がないとも思われるが、社員が少ないからこそ理解を広めやすいという声も。東京都はモデル事業として、発達障害者をトライアル雇用する中小企業を募集し、助成金を支給する授業を今月からスタート。今は3つの会社が参加。発達障害者が働きやすい環境は、高齢者など他の社員が働きやすい環境にも繋がりうる。