番組詳細

[ 21:00:00 - 21:01:32 ] 92秒 詳細
1989年、時価総額ランキングで世界第4位にあった富士銀行。その行員が客を殺害した。

[ 21:01:47 - 21:10:03 ] 496秒 詳細
事件の2年3か月前、富士銀行行員の岡藤輝光は家族と埼玉県に引っ越してきた。今まで内勤だったが初めて営業を命ぜられた。取引先の新規開拓も大事な業務だった。融資希望の客を見つけるため必死だったが、異動から2か月たっても新規開拓できずにいた。事件の2年1か月前、初めての感触のいい客と手形割引から付き合いが始まり、運転資金を融資してほしいと相談された。会社の資産状況を調べると他行から限度額いっぱいまで借りていた。保証人か担保を用意しないといけないと言われたが岡藤ははっきりと断れなかった。

[ 21:10:03 - 21:19:21 ] 558秒 詳細
1966年、岡藤輝光は九州で生まれた。実家は地元で酒店を経営、父親は長距離トラックの運転手もやって息子を育てた。就職活動を始めたのはバブル真っ只中、当時時価総額世界4位の富士銀行への就職は彼の大学からは難しいと思われたが、ラグビー部の先輩のつてでエリート企業に就職した。融資を頼み込まれてその後も上司に掛け合ったが結果は同じだった。岡藤は4000万円ほど預金している夫婦に投資信託を勧めて定期預金から約1000万円を引き出して一時的に建設関連会社に貸すことにした。社長は3か月後に全額を返済すると約束した。利息分を引いた約993万円を建設関連会社の口座に入金、差額の7万円はウソの信託の利息として夫婦に渡した。返済期日、全額返済されて不正融資だが誰も傷つくことなく終わった。その後、仕事にも慣れ順調な生活を送っていた。事件の1年1か月前、社長にまた融資を頼まれた。新しい支店長には経営状態が良くないので取引は考えた方がいいと言われた。

[ 21:19:21 - 21:21:21 ] 120秒 詳細
長谷川は行きの電車賃だけでライブに来て会場でお金借りて帰っていたという。渡辺はM-1優勝して返してもらったという。アンミカは銀行で暗証番号を言っちゃうお年寄りが多いと言った。

[ 21:21:21 - 21:22:04 ] 43秒 詳細
再び建設関連会社から融資を頼まれた岡藤は社長が銀行に乗り込んで前回の不正融資がバレたらと考えた。

[ 21:24:04 - 21:31:32 ] 448秒 詳細
一度うまく行った不正融資を知らない社長に再び金を貸してくれと頼まれた岡藤はまた同じ手を使ってしまった。今回の2000マネンはふた月に分けて1000万円ずつ返済されることになった。いつ不正が発覚するかわからない不安の中、運送会社からの融資依頼があった。会議では銀行・信用保証会社の審査が通れば融資可能となったが、申請を後回しにしてしまった。そんな時、建設関連会社からのさらなる融資依頼があった。改めて建設関連会社の資産状況を調べると借入限度額に余裕が出来ていた。しかし、社長はすぐに現金が必要だということで融資がおりる1～2か月の間だけ借りるつもりでまたも老夫婦に頼んだ。正規の融資の申請に動いたが、社長はなかな資料を出してくれなかった。事件の7か月前、運送会社の申請を忘れていたこと言えず、建設関連会社からの返金1000万円を持って老夫婦を訪ね、運送会社の融資に充てようと考えた。

[ 21:34:02 - 21:38:28 ] 266秒 詳細
夫婦の夫は若い頃、生命保険会社で働いていたが病気で視力が低下し全盲になると言われたため、マッサージ店を開業した。妻も洋裁をして家計を支えた。その後、バブル期の地上げで土地と家を売ることになり、その価値は1億円ほどだった。その半分ほどを使い埼玉の土地と家を買い、自宅兼マッサージ店を開業し、残りは老後の蓄えとして富士銀行に預金していた。岡藤の前任者は常連客になるほど親密に接していたので岡藤も信頼された。事件の5か月前、運送会社に老夫婦の金から1700万円が貸し出された。1700万円は信用保証付きの正規の融資で返済しようと思っていたが、岡藤は申請手続きの進捗をたずねられ、その場しのぎで融資が必要なくなったとウソをついて手続きの進めようがなかった。その後、建設関連会社から1000万円の返金があり、それを夫婦に返済し残りは2700万円となった。正規での融資だと思っている社長は長期分割返済のつもりだったので老夫婦には返済を1か月後まで待ってもらうことになった。

[ 21:38:43 - 21:41:44 ] 181秒 詳細
岡藤は社長に頼み込んで200万円用意でき、老夫婦に頼み込んで引き続き運用してもらうことになった。返せるあてはないが時だけが過ぎ、返済期日にさらに2日間だけ返済を待ってもらった。

[ 21:43:29 - 21:46:54 ] 205秒 詳細
4回もの不正融資を行った岡藤は異動が確定し引き継ぎが必要になった。担当が代わったら全てが発覚する。岡藤は用意したひもで老夫婦を絞殺し、不正融資の証拠を回収、物盗りの犯行に見せかけるため1万円を抜き取った。その後、証拠隠滅を企みガスレンジを点火しガスの元栓を開けて立ち去ったが火事にはならなかった。2日後、マッサージを受けに来た前任者が遺体を発見した。警察が老夫婦の交流関係をあたると出入りのあった人物の1人として岡藤が浮上した。

[ 21:46:54 - 21:49:43 ] 169秒 詳細
強盗を装うためにお金を盗んだり火をつけたが当時の刑事は強盗ではないと気づいたという。強盗であれば目の見えない主人を殺害する理由がない。また、絞殺の痕が強かったので殺意が相当あると考えられた。強く絞めていることから手に傷があるのではないかと推理した。銀行を調べていた刑事が岡藤を見たら絆創膏をしていたという。

[ 21:49:43 - 21:50:04 ] 21秒 詳細
銀行の客だった夫婦の預金で不正融資をし殺害したの岡藤は警察に同行させられた。

[ 21:52:04 - 21:52:09 ] 5秒 詳細
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[ 21:52:09 - 21:52:14 ] 5秒 詳細
上田と女が吠える夜の番組宣伝。