番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20230318 > エピソード: 1220026

エピソード情報

放送局 朝日放送
プログラム名 池上彰のニュースそうだったのか!!
エピソード名 昭和を知ると「今」が見えてくる!SP
カテゴリ 時事解説
放送時間 2023-03-18 20:00:00 〜 2023-03-18 20:54:00
WireActionデータ更新時刻 2023-03-19 07:35:54

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=10381704]
オープニング [topic=15897122] 詳細
[ 20:00:00 - 20:00:49 ] 49秒 詳細
オープニング映像。
オープニングトーク [topic=15897123] 詳細
[ 20:00:49 - 20:01:49 ] 60秒 詳細
今回はZ世代のゲストを交え、昭和の日本について紹介。

池上彰のニュース解説 [corner=10381705]
昭和を知るとそうだったのか!! [topic=15897124] 詳細
[ 20:01:49 - 20:11:10 ] 561秒 詳細
最初は昭和の生活から。位置情報アプリを利用して待ち合わせができるようになった令和だが、昭和の待ち合わせは事前に細かな打ち合わせが必須。どうしても会えない場合は駅に設置されていた伝言板にメッセージを残していた。この伝言板は年末年始限定で復活している。現在は各自で電話を持っているのが当たり前だが、昭和の電話は一家に一台。恋人に電話をかけると家族が出ることも多かった。昭和の時代には公衆電話も活躍したが、昭和28年から40年代の半ばまでは1回10円で話し放題だった。しかし、長電話に苦情が殺到し昭和45年から3分までに制限された。昭和57年にはテレホンカードが登場し、当時の人々は財布にテレホンカードを入れていたという。また、緊急の電話ができない時には電気通信を使った緊急の手紙・電報を打っていたのも昭和ならでは。電報は電話を通じてメッセージを申込み、印刷された手紙を職員が直接手渡しするというシステムだった。電報はピーク時に9500万通も送られたが、今年1月には定文電報のサービスが廃止されている。昭和に流行していたのが知らない人と手紙をやり取りする文通。当時の雑誌には住所氏名を乗せた文通相手募集のコーナーがあり、現在のSNSのような役割を持っていた。そして、昭和に活躍した公衆電話は令和になってもWi-Fiスポットとして活躍中。さらに、災害時には通常の電話よりも繋がりやすくなるなど大きなメリットがあるため使い方を覚えておくのもオススメ。
[ 20:11:10 - 20:20:41 ] 571秒 詳細
現在はスマホやネットで天気予報を知ることができるが、昭和世代は「177」に電話することで天気予報を確かめていた。ちなみに、よく似た番号の「117」は正確な時間を知ることができる時報。また、ネットがない時代に活躍したのが百科事典。これは訪問販売のセールスマンが売り込んでいたもので、昭和の家庭には1セット揃っていたという。この他には図書館などで地道に調べ物をするしかなかったのだ。昭和には当然ながらネット販売もなかったため、買い物では専門店を巡るのが主流。こうした専門店の中でも酒屋は新規出店に厳しい決まりが定められていたが、アメリカの後押しで規制が緩和され現在のようにコンビニやスーパーでも酒を買えるようになったという。

CM [corner=10381706]

池上彰のニュース解説 [corner=10381707]
昭和を知るとそうだったのか!! [topic=15897125] 詳細
[ 20:22:41 - 20:26:15 ] 214秒 詳細
続いては昭和の教育について。令和では先生に叱られることはほとんど無くなったが、昭和の学校は徹底的なスパルタ式。しつけのための体罰は当たり前、部活中の水飲み禁止など、とにかく厳しい指導が行われていた。一方で、令和の小学生は46.5%が学習塾に通っており、英語やプログラミングなど習い事の数も増加。これに加え、共働き家庭が増加したこともあって令和の小学生は日々多くの習い事をするようになっている。
[ 20:26:15 - 20:31:07 ] 292秒 詳細
色々なことがゆるかった昭和、タバコはどこでも吸うことができた。ゴミに関する意識もゆるく、電車では床ににゴミを捨てていくのは当たり前。マナーが悪かった訳ではなく、当時は「ゴミは床に置く」というルールだったのだという。また、家のゴミも分別をすることは少なく、学校や自宅の焼却炉でゴミを燃やすことが多かった。

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池上彰のニュース解説 [corner=10381709]
昭和を知るとそうだったのか!! [topic=15897126] 詳細
[ 20:33:22 - 20:36:33 ] 191秒 詳細
令和となった現在、ゴミは分別してリサイクルするのが主流。日本のリサイクル率は30ヶ国中で26位となっている。リサイクル率が低い背景には、焼却率が高いことや生ゴミの分別が行われていないといった理由がある。
[ 20:36:33 - 20:40:10 ] 217秒 詳細
続いては昭和の女性について。昭和の働く女性は結婚を機に退職し、専業主婦となるのが一般的。昭和において女性に与えられていたのは雑用ばかりで、25歳から30歳で定年となる企業も多く女性が長く働けない仕組みだった。当時の女性社員は男性社員の花嫁候補として採用されていた面が強く、多くが20代で結婚し退職していたという。当時に比べ令和となった現在は女性の働く環境も改善されたが、日本における女性国会議員の割合は先進国内でも最低レベルだ。

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(提供) [corner=10381711]
提供 [topic=15897127] 詳細

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池上彰のニュース解説 [corner=10381713]
昭和を知るとそうだったのか!! [topic=15897128] 詳細
[ 20:42:15 - 20:47:00 ] 285秒 詳細
続いては父親のイメージについて。令和の父親は友人のような関係であることも多いが、昭和は頑固親父が多く様々なことが父親優先。しかし、そんな父親も家庭の外では多くの苦労を重ねていた。通勤では電車の窓が割れるほどの満員電車に乗り込み、時にはストライキで電車が止まってしまい歩いて会社に向かうことも。当時、電車を運行していた国鉄は国営であったことに胡座をかいて37兆円もの借金を抱えており、これが契機となって1987年に民営化されてJRになった。しかし、この借金は現在も返済できておらず完済は2058年になるとみられている。

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池上彰のニュース解説 [corner=10381715]
昭和を知るとそうだったのか!! [topic=15897129] 詳細
[ 20:49:30 - 20:53:40 ] 250秒 詳細
最後は昭和の働き方。仕事よりもプライベートを優先するのが令和の常識だが、昭和は働けば働くほど給料が上がったため、仕事が生活の中心だった。仕事の進め方も現在とは違い、メールがなかったため新聞記者は伝書鳩を利用して速報を伝えていた。そんな昭和の働き方の中でも、バブル崩壊後に廃止されていた社員旅行は徐々に復活している。コロナ禍で社員同士の話す機会が減ったことなどが復活の大きな理由だという。