番組詳細

[ 18:00:05 - 18:00:19 ] 14秒 詳細
オープニング映像。

[ 18:00:19 - 18:02:00 ] 101秒 詳細
世界遺産イタリア・ドロミーティの麓にある場所が今回の世界遺産「コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘」。

[ 18:02:00 - 18:07:37 ] 337秒 詳細
コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘はコネリアーノとヴァルドッビアーデネの間にある丘の事を指している。この辺りは古代ローマ時代からブドウ栽培が盛んになっていた。畑の多くは日当たりの良い南斜面に作られ高低差はおよそ500m、最大傾斜は72度となっている。プロセッコの丘でぶどう作りが始まったのは17世紀の頃で急斜面が多いため産業が発達せず苦心して丘を開梱しブドウ畑にしてきた。秋になるとブドウが実り収穫を行う。傾斜地のためひとつあたりの畑は小さいが平地で行うより5倍ほどの労力がかかると言われている。

[ 18:07:37 - 18:11:32 ] 235秒 詳細
コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘は東西30kmの丘が平行に並んでいる。岩肌は礫岩で出来ていることからこの辺りは元々浅い海となっていて泥岩と礫岩の層が交互に作られ地層が斜めに隆起しアルプス山脈が出来、そのうちに雨で泥岩の層は削られ礫岩の層が丘として残ったとされる。そして南斜面で日当たり、水はけが良く、ミネラルが豊富な土壌となりブドウ畑には好都合だった。

[ 18:11:32 - 18:11:45 ] 13秒 詳細
ブドウ畑が崩れない秘密。

[ 18:13:15 - 18:17:53 ] 278秒 詳細
標高差500mを埋め尽くすブドウ畑だが段々畑でよくみられる石垣が存在しない。プロセッコDOGG保護協会のディエゴ・トマスィさんによるとチリオーニと呼ばれる草と土で築いた畑で幅80cmほどの道で区切っている。また、礫岩が耐久性に優れているため石垣を作る必要がなかったという。

[ 18:17:53 - 18:22:15 ] 262秒 詳細
ぶどう畑とスパークリングワインが世界遺産として登録されているのは「シャンパーニュ地方の丘陵とメゾンとカーヴ」が代表的である。コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘はシャンパーニュのように広大な畑は作れないが斜面に小規模のワイナリーがありそれが組み合わさり空から見るとモザイクのように見えるようになっている。中世の時代各農家に与えられた土地の範囲では丈や森を管理していて時代が変わっても複雑なため大規模な農地整備は行われずモザイクな土地が残された。

[ 18:23:45 - 18:24:00 ] 15秒 詳細
世界遺産の次回予告。

[ 18:24:00 - 18:27:45 ] 225秒 詳細
イタリア北部は第一次世界大戦の激戦地の一つでワインの故郷もことごとく破壊された。その一つがヴァルドッビアーデネだった。その後ワイン造りを復活させるためプロセッコ友愛会が結成された。小さなワイナリーを競わせ品質を高めあってきた。地道な努力は実を結び世界的スパークリングワインとなった。コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘は急斜面に続くぶどう畑は人が作った絶景を理由に世界遺産に登録された。

[ 18:27:55 - 18:28:00 ] 5秒 詳細
ベスコングルメの番組宣伝。