番組詳細

[ 07:45:00 - 07:46:08 ] 68秒 詳細
オープニング映像。今日は北海道神宮の秋から冬を伝える。

[ 07:46:08 - 07:53:55 ] 467秒 詳細
北海道札幌市にある広大な緑地を持つ北海道神宮。明治のはじめに開かれ市民の心の拠り所となってきた。花の名所として知られ、春には桜が咲き誇り10月には美しい紅葉を見せる。また市民の寄付などで植えられた木も多い。多彩な植物は生き物に恵みをもたらす。イチイの木にはヒヨドリやエゾリスが実を求め訪れる。そして北海道神宮の森には天然の木も多くの残されている。樹齢400年を超えるカシワの木、そこから落ちる実は秋のオシドリの主食になっている。深まる秋、朝の気温は0℃近くまで下がる。木からは水分が白く立ち上る。日が昇ると生き物は動き出す。ゴジュウカラは木に食べ物を隠し冬に備える。エゾリスも落ち葉の下にエサを隠す。実りの秋は厳しい冬に備える時期でもある。またリスは巣の中に木の皮を持ち込み、寒さに備える。秋に続いて訪れる厳しい冬、境内は銀世界となる。

[ 07:53:55 - 07:59:00 ] 305秒 詳細
参拝者が訪れる境内、生き物のエサになるものはほとんどないがアサダの木にカワラヒワが現れ木の実を食べる。またエゾリスも境内で食べ物を探す。またヤマガラはリスの食べ残しをついばむ。ハシブトガラスはリスを威嚇しエサを手に入れる。厳しい季節を生き抜くためには逞しさも必要になる。アカゲラは木の皮の中で越冬する虫を探す。またキツツキが開けた穴はエゾリスのねぐらとなる。様々な森の恵みに支えられる生き物。都会に佇む森は今日も命を見守っている。